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「quiet.」「Rim.」の、日々の暮らしに寄り添うアンティークや現行品の雑貨たち

2024.11.27 LIFE

＃伊集院周辺＃⽇置市

#アンティーク #アクセサリー #特別な贈り物 #生活雑貨 #器

鹿児島中央駅から車で約20分、日置市伊集院町の長閑な住宅地に「quiet.（クワイエット）」と「Rim.（リム）」があります。倉庫を店舗とする「quiet.」は、ヴィンテージの器や雑貨、キッチン用品、オリジナルアクセサリー、衣服が並びます。その隣にある小さな建物が、主に窯元の器を扱う「Rim.」です。

「quiet.」は2013年に鹿児島中央駅近くにオープンしました。店名の「クワイエット（quiet）」は、そのときに浮かんだ言葉で、〝静かな〟〝ひっそりとした〟という意味があります。元のビルが老朽化に伴い取り壊されることになり、2017年に現在の場所に移転。その名の通り静かにひっそりと佇んでいます。

経年の変化を楽しむ。長く使いつづけたくなる「quiet.」の雑貨

古いものに惹かれ、味のあるものが好きな店主の島田和文さんと実香子さんご夫婦。古くても日常使いしやすいものや、自身が使って良かったものを中心に選んでいます。そのため、アンティークはもちろん、これから使っていくことで風合いの変化が楽しめる現行品や海外のものをセレクトしています。

◆使い心地の良い食器や、風合いが生まれるキッチン用品

食器はフランスのアンティークや、イギリスのメーカーの業務用食器なども揃っています。美しい白磁の食器は、世界のホテルやレストラン、カフェで使用される「WilMAX」です。
鉄釜やバットなどが並ぶキッチン用品の中には、島田さんが長年愛用している鍋やフライパンもあります。アルミ製品を作り続けて75年以上、日本の企業「アカオアルミ」の調理器具は、無駄のないシンプルなデザインで、耐久性にも優れ、長く使うと味がでるといいます。

◆オリジナルのメッセージが刻めるアクセサリー

和文さんが作る指輪やバングルは、主に真鍮を使い、なかにはシルバーもあります。真鍮は使い続けるほど、落ち着いた色に変化していくのが魅力です。
オーダーでの注文は受けていませんが、指輪は1号から24号までと幅広いサイズがあり、オリジナルメッセージの刻印が可能です。
自分用にはもちろん、大切な人へのプレゼントにもおすすめ。

◆素朴な美しさのある布製品

柔らかいインド綿で、ヴィンテージ感のある染めが施された服など、現行品はもちろん、実香子さんが作る布製品も販売しています。長く在庫として保管されていた状態の良い服を仕入れ、リメイクしています。専門の人にお願いして染め直しをすることも。その中にはヴィンテージのケープもありました。
リメイクだけでなく、エプロンや、エプロンドレスを製作することもあります。Instagramの投稿で紹介しているので、チェックしてみてください。

手に取りやすく、気軽に毎日使いたくなる器専門「Rim.」

アンティークの器は繊細で、日常使いするには少し気を使う人がいると知った島田さんは、主に窯元の器を揃えるお店「Rim.（リム）」を2022年にオープンしました。「リム」とは、平皿の一段立ち上がった縁のこと。リムがあることで余白ができ、料理を美しく見せるという審美性と、持ちやすさという実用性を兼ね備えています。