平和の大切さを伝える「ヒロシマ・アピールズ ポスター展」。マルヤガーデンズで開催

EVENT
#天⽂館周辺
#学ぶ #教育 #歴史 #家族・子ども #アート
開催日
2025年1月22日(水)~27日(月)
時間
10:00~20:00
※最終日は19:00まで
会場
マルヤガーデンズ 4階
ユナイトメントガーデン
参加費
入場料無料
問い合わせ先
主催:JAGDA鹿児島地区
[担当]JAGDA鹿児島地区代表幹事 住吉重彦
[Tel]090-5280-1890
[Mail]sumiyoshi.wish.0427@etude.ocn.ne.jp
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2025年1月22日(水)~27日(月)、戦争の凄惨さや平和の大切さを伝える「ヒロシマ・アピールズ ポスター展」が開催されます。
会場はマルヤガーデンズの4階「ユナイトメントガーデン」、入場は無料です。

祈りを、カタチに。

世界で初めて核兵器の被害を受けた広島では、市民が連帯し平和を祈る「ヒロシマの心」を発信し続けています。
その取り組みの一環として1983年に始まったのが、ポスターを通じて、戦争の凄惨さや平和の大切さを伝える「ヒロシマ・アピールズ」です。
このプロジェクトでは、JAGDA(日本グラフィックデザイン協会)、ヒロシマ平和創造基金、広島国際文化財団に指名された、JAGDAを代表するデザイナーが毎年1枚、ボランティアでポスターを制作し、「ヒロシマの心」を表現しています。

1983年から1990年にかけて毎年1点ずつ制作されたポスターは、広島市長への贈呈のほか、1985年にスイス・ジュネーブでの米ソ首脳会談前に開かれた原爆資料展や、1997年の欧州ヒロシマ展で紹介されるなど、海外でも反響を呼び、多くの人々に平和の大切さを伝えました。
また、戦後60年を迎えた2005年には制作が再開され、平和市長会議の加盟都市への寄贈、2016年のG7広島外相会合プレスセンターでの展示、2019年に広島を訪日したローマ教皇への寄贈などを通して、平和を希求する心を国内外に発信し続けています。

▲ヒロシマ・アピールズ2024「遺品が訴えるもの」デザイン:副田高行

今回のポスター展では、第1回「ヒロシマ・アピールズ」の作品で、「ラハティ国際ポスタービエンナーレ展」では最高賞を受賞した、故・亀倉雄策氏制作の「燃え落ちる蝶」から、副田高行氏による、2024年発表の最新作「遺品が訴えるもの」まで、全28作品が展示されます。

それぞれのポスターには、デザインや表現技法はもちろん、紙質や印刷の細部にまでこだわりが詰まっています。
ぜひ会場で、それぞれの作品に込められた深いメッセージを、直接ご体感ください。

ポスター展 主催者からのメッセージ
ちょうど被団協がノーベル平和賞を受賞しましたが、世の中はますます火薬の匂いが立ち込めています。
こういう中でデザイナーに何ができるのか。40年前、同じくこの問いかけから、広島の関係機関とJAGDAが手を携えてスタートしたのがこのポスター展でした。
1枚のポスターから、観覧者の心にも新たな問いかけの風が巻き起こることを願っています。

〝JAGDA〟とは?

1978年4月に発足したJAGDA(日本グラフィックデザイン協会)は、国際交流やデザイン事業発信、教育などデザインへの包括的な取り組みを積極的に行っている、全国のデザイナーたちの集まりです。現在は会員数が3,000名を超え、日本を代表するグラフィックデザインの組織となっています。
鹿児島地区には、現在12名の会員がおり、各々の職務の傍ら、これまでにもポスター展や講演会の開催などを通して、事業の啓蒙や地元デザイナーのスキル向上にも取り組んでいます。

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2025年01月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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