鹿児島中央駅から大学の最寄り駅・坂之上駅までJR指宿枕崎線で約20分。坂之上駅と鹿児島国際大学を往復するスクールバスに乗車すること約5分で、高台にある坂之上キャンパスに到着します。車で行くなら、お客さま駐車場の案内に沿って指定の駐車スペースの利用を。学内にあるカフェレストランは一般の人も自由に利用できます。今回は、4つのカフェレストランを紹介します。

①まちの洋食屋さんの雰囲気「Peach Pit」

カフェレストラン「Peach Pit（ピーチピット）」は、ユーカリ会館の2階にあります。
今年で11年目になるレストランで、お冷やから料理までフルサービス。食器も陶製で、店内は〝まちの洋食屋さん〟の雰囲気です。

フードメニュー、デザート、ドリンクとも充実し、「一番出るのは日替わりですが、学生はカレー系、オムライス、女性はパスタの注文が多いです。バーガー系もありますよ」とオーナーの伊牟田さん。女子会と思われる楽しそうな声が聞こえる中で、今回は特製オムライスを撮影させてもらいました。

撮影後、試食させてもらった特製オムライスは、シメジ、玉ネギ、ベーコンを炒め、ケチャップソースで味付けしたライスを、ふんわり優しく玉子で包んだ一品。デミグラスソースが味を引き立て、幸せを感じる一皿でした。

②図書館Gaya Café

鹿児島国際大学図書館の4階にある「図書館Gaya Café（ガヤカフェ）」では、坂之上駅近くにあるGaya Coffeeの自家焙煎コーヒーと食事が楽しめます。ガヤコーヒーの特徴は、生豆を水洗いしてから焙煎しているところ。深煎りがメインで、苦みと甘みのバランスの良さ、風味の良さは一度飲むとトリコになります。

さて、券売機で食券を求めて着席するスタイルですが、この券売機にはやたらと付箋が貼ってあります。代表の草宮さんは、「カフェのこだわりを分かってほしくて」とペタペタ貼った経緯を気さくに話してくれました。時間が許すなら、ぜひ読んでみてください。

何にしようか迷っていると、「24種のスパイスを使ったカレーなどいかが」と勧めてもらいました。程よいスパイス感があり、鶏むね肉の皮をカリカリに揚げてトッピングしているところなどは、オリジナリティー豊か。さすが、〝おばちゃんチーム〟の知恵が生かされています。
ここで作っているお弁当は、次に紹介する「森のGaya Café」でも販売しています。

③森のGaya Café

さきほどの「図書館Gaya Café」から7号館を目指して歩いていくと、「森のGaya Café」があります。森林浴しながらのんびりできる空間が広がっています。

サンドイッチやおにぎり、お弁当などの食事系、コーヒーやスイーツなどの喫茶系がぎゅっと凝縮された売店で買った後は、木々の間を抜ける風や木漏れ日に癒やされるひとときをどうぞ。では失礼して、タピオカドリンクで一休み。

④学生食堂Vina Vina

さて、鹿児島国際大学の学生食堂で約600席ある大食堂が「Vina Vina（ビナビナ）」。
建物が巻き貝（鹿児島で言うところのビナ）のように見えることから付いた名前です。食堂責任者の稲田さんは、焼きたてパンコーナーや総菜・弁当の充実ぶりもアピール。9時ごろから並び始め、11時ごろには全品ほぼそろいます。

近頃の注目は、生クリームたっぷり「ホイップチョコメロンパン」（230円）。
他に、「ラピュタパン」や「フレンチベーコンチーズ」（各200円）も人気。一緒に「わらび餅ドリンク」（400円）などといかが。（価格は5/30現在）

ランチには、留学生の要望で登場した「辛味噌ラーメン」530円もお勧め。

それぞれの特色ある鹿児島交際大学の4つのカフェレストラン。ぜひ訪れてみて。