桜島ターミナルや鹿児島水族館近くの防災カフェ

鹿児島駅から徒歩約10分、桜島フェリーのターミナルからは約4分の場所にある、「cafe+zakka CHABANA 茶花」(以下、「茶花」)。店主の吉永さんが北海道で6年間営んでいた古民家カフェが、2024年1月末に鹿児島で再オープンしました。

災害ボランティアの経験をもつ吉永さん。カフェでは、〝防災を暮らしに取り込む〟をテーマに、いざという時に役立つ暮らし方のアドバイスや、鹿児島のお土産としてもおすすめの食品をとりそろえ、不定期で防災にまつわるイベントも開催しています。
店内には、「フードコーディネーター」でもある吉永さんが、作り手や生産者から直接仕入れたものが並びます。どれも、日常的に使いながら、もしもの時にも役立つものばかり。
保存食にもなるおやつや、アウトドアシーンでも活躍する照明や食器など、「暮らしの中の防災」が身近に感じられるものがそろいます。


同じ空間にはテーブル席が並び、鹿児島ならではの食材を使った、ランチメニューとカフェメニューを提供。オープンから閉店まで、時間を問わずに楽しめるのが魅力です。
鹿児島らしさ満点!彩り豊かな「桜島の恵み かんぱち丼」

人気メニューは、2024年に開催された「JR九州 駅長対抗ご当地丼選手権」で決勝にも進んだ、数量限定の「桜島の恵み かんぱち丼」。選手権のために特別に作ったメニューが、店内でも楽しめます。
桜島と錦江湾をイメージした盛り付けが印象的な一品。錦江湾で育った新鮮なかんぱちを、鹿児島県産の小松菜とかつお節をしょうゆで和えたものと一緒にいただきます。桜島大根とニンジンのなますもトッピングされ、見た目や食材から鹿児島らしさがたっぷり感じられる一品です。


脂ののったかんぱちは、口に入れた瞬間にふんわりと甘みが広がります。切り身で小松菜を巻いて、ご飯と一緒に食べたり、なますをのせて爽やかに味わったりと、いろいろな楽しみ方ができるのも魅力です。
◆季節のサラダと選べるドリンクがついた「スペシャルセット」

今回は、サラダとドリンクの付いた「スペシャルセット」でいただきました。
この日のサラダには、トマトやレタスなどに加えて、生で食べられるサラダかぼちゃが。甘酸っぱい自家製ニンジンドレッシングが、素材本来の味を引き立てます。

ドリンクは、「バナナシェイク」をセレクトしました。
完熟バナナを使用しているため、濃厚な味わいが感じられます。それでいて後味はさっぱりしていて、食後でも重たくならない絶妙なバランス。バナナ好きにはたまらない一杯です。
バナナの果肉感たっぷりな「バナナチーズケーキ」も

フルーツパフェやケーキ、ソフトクリームなど、カフェメニューも充実。今回は、人気の「バナナチーズケーキ」とドリンクのセットを紹介します。

ベイクドタイプのチーズケーキで、バナナの風味とチーズのコクが見事にマッチ。なめらかな舌触りの生地に、時折感じる果肉の食感がアクセントになっています。

ドリンクは、知覧心茶堂の「知覧紅茶 ハートペコー」をいただきました。
ポットで提供され、2~3杯楽しめるたっぷりサイズ。渋みが少なくまろやかな和紅茶は、ほのかにフルーティーな香りが特徴です。
料理やスイーツに使われている食材の一部は、物販コーナーでも販売しています。気になった商品を購入して、自宅で楽しめるのもうれしいポイント。


また、店内はバリアフリーになっているため、車いすやベビーカーもそのまま入店可能。幅広い世代にやさしいつくりになっています。貸し切りにも対応しているので、誕生日会や小規模な懇親会にもぴったり。詳細は、店舗のInstagramまたは電話で問い合わせてみてください。
おいしいごはんを食べながら、自然と防災意識も高まっていく。「茶花」で過ごす時間は、穏やかで豊かなひとときになるはずです。ぜひ、立ち寄ってみてください。
cafe+zakka CHABANA 茶花
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市易居町12-21 ポートピアHAKU1階
- 電話番号
- 050-8883-7180
- 営業時間
-
10:00~18:00
※第2、第4金曜日は~20:00 - 定休日
-
月、火曜日(祝祭日はOPEN)
※不定休有。詳しくはInstagramの投稿をチェックして - 可能な支払い方法
- 現金・クレジットカード・電子マネー(QRコード決済)
- 駐車場
-
有(店舗前2台)
そのほか、近隣にコインパーキングや県営駐車場有 - @cafe_zakka_chabana
- ホームページ
- https://chabana.jp/