「陽窯」(ようよう)気持ちまで元気になる、カラフルでポップな器

「陽窯」(ようよう)気持ちまで元気になる、カラフルでポップな器
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鹿児島市内から車で約45分、鹿児島県日置市吹上町にある大汝牟遅神社近くに、窯元「陽窯」の工房があります。
門を入ると広々とした庭に白い犬が迎えてくれます。自宅の一角が作業場とギャラリースペースになっていて、ラジオと鳥のさえずりが聞こえる穏やかなところです。

大きな花や小さな花が咲くカラフルな器

学生時代はものづくりが好きで有田焼を学びに佐賀へ、その後、鹿児島県日置市にある沈壽官窯で12年勤めました。独立して22年以上が経ちます。とにかく作ることが楽しかったという陶芸家の黒田さんの作品は、カラフルでポップな色の器を多く見られます。
「ニュースなどを見ていても気持ちが落ち込む話題が多いように感じ、明るい器を作りたくなった」と落ち着いた表情で話してくれました。カラフルな器は、その場を元気にしてくれる発色で、若い人にも人気です。

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同じ色の組み合わせの器をたくさん作ることはあまりせず、その工程ごとで塗る色を決めています。 模様のあるところは、成形した素地の粘土の上に化粧土を塗り、表面を削り素地の色を見せる「掻き落とし」のときに色付けを。取手などは「素焼き」のあとに色付けをします。これらの色は本焼きをすると鮮やかに発色します。

焼き上がりで変わる色合いや模様「焼締め」の器

ギャラリーの並ぶ作品の中には、落ち着いた色の器も。釉薬は使わず焼成する「焼締め」(やきしめ)で作る器です。それぞれの器の色や模様は、セラミックでできたサヤ鉢に、わら・もみ殻・木炭を敷き詰めて焼くことで付いたもの。陶土は同じでも、わらの割合が多いと赤っぽく、木炭の割合が多いと黒っぽく焼けるなど、この器の魅力であり面白いところです。

イベントにも出店することもあるため、ギャラリーに行くときは、事前に電話で確認をおすすめします。明るい気持ちになる器を見に、ぜひおでかけしてみて。

「陽窯」の器、取扱店

※取扱店は、変更になる場合もあります。おでかけする前にお店に確認してみてね。

吹上浜渚のあま塩館
住所:鹿児島県日置市吹上町入来4949

吹上砂丘荘
住所:鹿児島県日置市吹上町今田1004-3

ひよし吉日
住所:鹿児島県日置市日吉町日置3511-3

創遊布楽 温温(ぬくぬく)
住所:鹿児島県日置市東市来町美山1913-8

INFORMATION

陽窯

住所
鹿児島県日置市吹上町中原2420-1
電話番号
099-296-3939
営業時間
10:00~17:00
定休日
不定休
可能な支払い方法
現金、payどん
駐車場
Instagram
@yoyo.kuroda


本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2024年05月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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