東シナ海に広がり、漁船が浮かぶ穏やかな海が見えるいちき串木野市は、鹿児島市内から車で約40分。そこには新鮮な魚介が購入でき味わえる「市来えびす市場」があります。
地元の人はもちろん各地から訪れる人で連日賑わうお店です。朝9時のオープンと同時にお客さんが続々と来店。人気の野菜がある時期は8時過ぎからから並ぶ人もいるそう。店内には、野菜や惣菜、お弁当など充実の品数で選ぶ楽しさがあります。
市来港・戸崎港で水揚げされた魚介!活気に満ちた鮮魚コーナー
「市来えびす市場」は市来町漁業協同組合直営で、鮮魚コーナーはとくに活気に満ちています。つぎつぎと注文がはいり、魚を捌いていくテンポは、見ていて気持ちがいいほど。
地元の魚介はもちろん、養殖や旬のもので〝鮮度〟をみて仕入れるため、いつ来ても安定した品数とさまざまな種類の魚介が楽しめるのが「市来えびす市場」の魅力です。
魚は締めた日を含め2日のものしか販売しないという、とにかく鮮度は徹底しています。この日は4月下旬。店頭には、奇麗なピンク色で甘みのある真鯛や、プリプリの食感で脂がのった首折れサバ、月見貝や真ツブ貝などがずらりとならんでいました。イケスには、伊勢エビや甲貝、養殖の鯛やかんぱちも。午前中の売れ行き次第では、昼頃に戸崎港に仕入れにいくこともあるといいます。
1尾買うと無料で〝三枚おろし〟と〝皮引き〟をしてくれます。刺身も有料で対応してくれるため、捌くのが不安な人にも嬉しいサービスがあります。また、魚食普及を推進するため、捌き方教室なども行っています。
新鮮な魚介類をその場で食べられる「えびす食堂」
えびす市場の中には、獲れたての新鮮な魚介や地元の食材を使った定食が食べられます。
この日の海鮮丼は、弾力ある食感で甘みのある真鯛や、やわらかで旨みの強い月見貝。その他にもマグロ・カツオ・かんぱち・白鯛・タコ・イカ・アルゼンチンタカ海老の9種でボリューム満点です。ご飯は酸味の少ない優しい酢飯で、刺身との相性も抜群。小鉢にサラダ、茶碗蒸、味噌汁が付いてきます。
その他の定食は、刺身やにぎり寿司、天丼、魚フライなども。もちろんお子さまランチもあります。青い海と空が眺めながら食べられる「えびす食堂」の定食を味わってみてください。
毎月14日は魚(いよ)の日として、新鮮な魚介類がさらに安くお得に購入できます。近くには、温泉施設や公園などもあり、家族にもお勧めのスポットです。潮風を感じながら海岸の散策や、穏やかな海を見ながらのドライブも最高!
ぜひ、いちき串木野市の「市来えびす市場」におでかけしてみて。
市来えびす市場
- 住所
- 鹿児島県いちき串木野市湊町1-99
- 電話番号
- 0996-21-5082
- 営業時間
-
9:00~17:30
◆えびす食堂
平日11:00~14:30(L.O.14:00)
土・日・祝日11:00~15:00(L.O.14:30) - 定休日
-
毎月第2・4水曜日
※ただし8月と12月は除く。年末年始(12月31日~1月4日)
◆えびす食堂
毎週水曜日
※年末年始(12月31日~1月4日) - 可能な支払い方法
- 現金のみ
- 駐車場
- 有
- @ichiki.ebisuichiba