吉永醸造所「ヨシビシ」、鹿児島の甘い醤油や麦味噌を、昔ながらの量り売りで購入できるお店

吉永醸造所「ヨシビシ」、鹿児島の甘い醤油や麦味噌を、昔ながらの量り売りで購入できるお店
LIFE
#⿅児島中央駅周辺
#甘酢 #麦味噌 #鹿児島の調味料 #醤油

鹿児島中央駅西口から鹿児島アリーナの方角に徒歩12分。“西田中ノ丁”交差点の近くに、重厚感ある建物と看板が見えてきます。鹿児島の甘口醤油と麦味噌を醸造販売する吉永醸造所「ヨシビシ」は、創業昭和3年より変わらない”量り売り”のお店です。

昔に使用していた道具やこれまで表彰された賞状などが飾られる店内には、醤油が入る大きなかめ壺や味噌樽が並び、お店の”顔”としてお客さんを迎えます。
醤油や味噌は、機械に頼らず製造過程ごとに”人の手”で状態を確認。管理できる範囲で、安定した品質の醤油や味噌を作ることを大切にしています。そんなヨシビシの”味”をもとめ、容器を持って買いに来る常連さんも多いとか。かめ壺の木蓋を開けたときのフワぁと立つ醤油の香りが、なんともいえない幸せな気持ちになります。

甘口醤油専門店ならではの技術で、甘さのなかにコクと深みを。お勧めの「ヨシビシ」を紹介

ヨシビシの醤油は、ただ甘いだけではなく「甘み」「旨み」「コク」のバランスがとれ、料理の素材を活かし引き立てる醤油です。鹿児島醤油が好きな人にも初めての人にも、使いやすいお勧め商品を紹介します。

お勧めNO.1! 天龍(てんりゅう)

天然醸造のもろみを使用。仕込み水に天然地下水を使うことでまろやかな味にしている、”コク”と”甘み”のバランスがとれた醤油です。さまざまな料理に幅広く使える定番商品で、刺身・かけ醤油・料理全般に使える万能タイプ。県外の人にも人気の醤油です。

▲ 天龍100ml 285円、300ml 492円、1L 848円

お勧めNO.2! 薩摩の雫(さつまのしずく)

諸味を仕込むとき、水の代わりに醤油で仕込む製法「再仕込み」。特有の”コク”と”香り”を逃さないよう、つきっきりで火入れの微調整をしながら小さな釜で作ります。鹿児島ならではのトロッとしたとろみが素材とよく絡む”コク”のある甘口醤油。刺身・冷奴・卵かけご飯などにお勧めです。

▲ 薩摩の雫 300ml 694円

お勧めNO.3! 万能甘酢 甘酢たれ

酸味を残しつつもやさしい甘みの万能酢は、幅広い世代に人気です。ヨシビシ自慢の鹿児島甘口醤油と醸造酢を使用し、ザラメで”コク”のある濃厚な甘みを引き出します。サラダのドレッシング・和え物・お鍋のつけダレ・炒め物などの味付けにもお勧めです。

▲ 万能甘酢 甘酢たれ 100ml 285円、300ml 544円、 500ml 856円

ヨシビシの麦味噌・合わせ味噌・麦赤味噌

味噌作りで最も大事にしているのが”麹”。みそ製造技能士1級である三代目が、室温や湿度など微妙な変化も徹底管理して作る“麹”を使用。製造工程はすべて人の手で仕込みます。

鹿児島の温暖な気候で熟成させた素朴でコクのあるどこか懐かしい「麦味噌」
ふんわりとした甘みの麦味噌に、上品な甘みの米味噌を合わせた「合わせ味噌」
麦味噌の発酵熟成期間の6倍、約半年間かけて発酵熟成させた「赤味噌」

3種類の味噌をぜひ一度味わってみてください。


売店で”量り売り”というお客さんと近い距離で接することが、「ヨシビシ」の商品を支え品質の向上にもつながっています。鹿児島市内の小学校に醤油と味噌を卸し、子どもたちが町探検で見学に来るなど、長年地元に貢献し、愛される「ヨシビシ」。
お店では、醤油の味見や料理の相談もできます。好きな味の醤油を見つけに、でかけてみてください。

▲醤油アイスも食べられます。
INFORMATION

有限会社吉永醸造店「ヨシビシ」

住所
鹿児島県鹿児島市西田2-2-3
電話
099-254-2663
営業時間
8:30~18:00
定休日
日曜、祝祭日、第2,4土曜日(年末年始、夏季休業あり)
駐車場
有(2台)
Instagram
@yoshibishi
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2024年03月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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