「糸と波」マクラメのワークショップと愛着もてる雑貨のお店

「糸と波」マクラメのワークショップと愛着もてる雑貨のお店
TRIP
#いちき串⽊野市
#アクセサリー #ハンドメイド #ワークショップ #ファッション #体験 #生活雑貨

鹿児島市内より車で約50分、いちき串木野市にマクラメのワークショップができる「糸と波」があります。
大きなユーカリの木があるアプローチからデッキにあがり店内へ。
音楽がゆったりと流れる空間には、マクラメで作られたタペストリーなどが飾られ、カゴバッグや器などの雑貨も並んでいます。

マクラメで作るタペストリーの風合いと魅力

元々アクセサリー作家である店主のチロさんが、マクラメと出会ったのは、海外雑誌に載っていたタペストリーの写真。「海辺の小屋に飾られた大きなタペストリーは、ずいぶんと年期があり、ほつれや変色がありました。それがとてもカッコよくて。その迫力に魅了されずっと忘れられなかった」とマクラメを始めたきっかけを話してくれました。

▲6年前に制作したタペストリー

「糸と波」の店内にも、2mの流木に編まれた大きなタペストリーが飾られています。
窓から入る陽の光がタペストリーを照らし、時間の経過とともに移ろう放射状の影が美しいと言います。編む紐の温もりや、年月を重ねるほどに編み目が緩んでくる、その自然にできる風合いもまたマクラメの魅力です。

手だけで編む、マクラメワークショップ「プラントハンガー」

「マクラメ編み」は、かぎ針や編み棒などの道具を使わず、手だけで結び目を作り、それを組み合わせて模様を作るハンドクラフトです。さまざまな編み方がある中で〝平結び〟のみで作る「プラントハンガー」のワークショップを体験することができます。
制作途中、少し難しい所もありますが、そのぶん完成したときの喜びは大きく、自分の手で作ったからこその体験ができます。

専用の紐だけでなく、ロープや綿、麻など、伸縮性のない紐であれば作ることができるマクラメ。編み方を覚えると自宅でも気軽に楽しめるのも嬉しいです。

▲細い紐を一緒に編み、そこにビーズなどの装飾も楽しめます
▲装飾で雰囲気が変わりますね
▲同じサイズの「プラントハンガー」、用途の幅広さがわかります

プラントハンガーは観葉植物を飾るものですが、瓶を入れてドライフラワーを飾ったり、口の広い入れ物やカゴを入れて使うこともできます。
入れた物にフィットし柔軟に使うことができるのは、マクラメで作るプラントハンガーの面白いところです。
ワークショップは約3時間で、ひとり4,000円です。最初に初級のプラントハンガー作りを体験したら、ぜひタペストリー作りにも挑戦してみてください。旅の思い出にもお勧めですよ。

マクラメの小物や、世界各国の雑貨やカゴバッグ

▲キーチャーム
▲ハットタイ

店内には、さまざまなマクラメの作品が購入できます。 アクセサリーのような「キーチャーム」や、帽子をオシャレに飾る「ハットタイ」などが。
皮の作家さんと共同制作の「ボトルホルダー」や、容量700 mlのプラボトルに柔軟にフィットするパラシュートコードの「マクラメボトルホルダー」もあります。

▲持ち手がマクラメの「ボトルホルダー」
▲パラシュートコードの「マクラメボトルホルダー」

◆チロさんが好きな、愛着の湧く雑貨たち

イベントに参加するときなど、その魅力を必ず伝えているというほど、カゴバッグが好きなチロさん。カゴバックは夏だけのイメージがありますが、ファーや厚手の布をかけると冬でもオシャレに使えます。
「糸と波」にあるカゴバッグは、同じ形状であってもそれぞれの個性がある物や、編み終わりが一段高くなっているカゴバッグなど、人の手で作られているからこその温かみが感じられる物ばかりです。

▲カゴバッグはマクラメとの相性も抜群

その他にも、海が好きだというチロさんセレクトの青色の器や、作家さんと作っている「水引のピアス」も。どれも個性があり愛着の湧く物ばかり。

▲青色の器や、生活雑貨
▲水引のピアス、左右で色やデザインが異なる物も
▲閉めるときにちょっとコツのいるインドの弁当箱
▲一枚の板を削って作るインドネシアの鍋敷き

店主のチロさん自身が作り手だからこそ、〝物〟が持つ個性や魅力を大切にしているのだと感じました。どの商品についても丁寧にその面白さを教えてくれます。

暮らしの雑貨とワークショップのお店「糸と波」で素敵な時間を。ぜひInstagramで予約して、体験してみて。

INFORMATION

糸と波

住所
鹿児島県いちき串木野市東塩田町179
営業時間
※Instagramをチェックしてみて
定休日
※Instagramをチェックしてみて
可能なお支払い方法
現金、paypayのみ
駐車用
Instagram
@itotonami
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2024年06月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※可能な支払い方法にある電子マネーにはQRコード決済も含みます。

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