鹿児島市から、南に車で1時間ほどのところにある「あかつき舎」。ニチデン漬物の里をリニューアルし、2023年4月にカフェ&お買い物のお店としてオープンしました。
パッと目を引く赤い暖簾のかかったお店の後ろにある建物には、うっすらと書かれた「ニチデン漬物の里」の文字があり、名残を感じさせてくれます。
以前から販売されている、頴娃町の冬の風物詩である大根やぐらでつくられる「寒干し大根」を使ったお漬物。それだけでなく、「懐かしい」と「今の生活に馴染む」をコンセプトに、厳選された鹿児島の美味しいものを買うことができます。
お買い物だけでなく、ゆったりとした空間で、カフェ時間を満喫することも。
鹿児島の郷土の味が堪能できるランチとカフェメニュー
◆母の味を思い出させてくれる頴娃ならではの「サバ節そば」
あかつき舎のランチの名物は、「サバ節そば」です。
蕎麦の出汁と言えば、かつおと昆布の出汁を思い浮かべる方が多いかもしれません。頴娃や指宿などの南薩地方では、サバ節で出汁をとっていたそうです。
あかつき舎の裏にある漬物工場では、昔、賄いで『サバ節香るおそば』を出していたとのこと。カフェをオープンするにあたり、頴娃町ならではの味を提供しようと、当時働いていたスタッフを探し、『サバ節香るおそば』の作り方を聞いて、復刻をすることができました。
コクがある濃厚な出汁で、思わず飲み干してしまいます。「母の味を思い出す」と、食べに来る方も多いそう。
◆鹿児島の郷土菓子「ふくれ菓子」のデザート付き御膳
お店の人気メニューは、数量限定の「あかつき御膳」。サバ節そば、サバの炊き込みご飯、茶碗蒸し、漬物、デザート、ドリンクがついて1,250円(税別)です。ほぐされたサバの身が、そばにも炊き込みご飯にも入っていて、旨みがたっぷり!
デザートは、鹿児島の郷土菓子である「ふくれ菓子」。いま流行りのカヌレ型をしているので、新しい感覚で食べることができます。
味は4種類ありますが、どの味が出てくるかはお楽しみ!
ちょっと小腹が空いたときは、ふくれ菓子とアイス、ドリンク、お漬物がつく「ふくれセット」(税別600円)もおすすめです。一番人気の味は、地元のお茶を使った「知覧茶とレモン」。お茶とレモンのさっぱりとした味わいがたまりません!
お土産におすすめ! 鹿児島を感じられる人気商品をご紹介
あかつき舎の前は、漬物の里として漬物の販売を主としていました。現在は、漬物だけでなく、頴娃を含めた鹿児島の特産品がいろいろと販売されています。
◆昔から作り継がれ、食べ継がれてきたお漬物
昔から作り継がれ、食べ継がれてきたお漬物は、あかつき舎の裏の工場で作られています。頴娃ならではの「寒干し大根の漬物」など、種類が豊富です。
長期休みなどに頴娃に帰省された際に、まとめて買う方が多いほどだそう。お漬物好きの方は、ぜひ立ち寄ってみて!
◆水を加えて30秒かき混ぜたら完成する「水で出来るわらび餅粉」
あかつき舎を運営している会社である、「株式会社サナス」は、澱粉、コーンスターチの製造・加工販売をしている事業もしています。
本来、わらび餅は、水と熱を加え、30分ほど木べらなどでかき混ぜてつくるそう。「手軽にお家でも作ってほしい」という思いから、水を入れ30秒ほどスプーンでかき混ぜると完成できる「水で出来るわらび餅粉」をつくりました。
水以外に、ジュースやコーヒーなどを使用することで、自分好みの味のわらび餅を作ることができます。「粉茶」を混ぜて作ることで、お茶の味がするわらび餅ができるので、ぜひ作ってみて!
◆頴娃町の特産品である「知覧茶」と「さつまいも」
頴娃町ならではの商品の販売もされています。お土産品にぴったりです!
南九州市は、お茶の生産量が多く、頴娃町にもお茶農家さんがたくさんいらっしゃいます。あかつき舎では、「明光園」のお茶を販売しています。
お茶以外に、さつまいもの生産も盛んです。さつまいもを加工し、細切りスティックにした「OIMO PORIPORI」。パッケージの農家さんご夫婦のイラストにも注目です!
鹿児島の特産品以外に、厳選された九州の美味しいものも手に入るので、ドライブがてらにぶらりとおでかけしてみて。
カフェ&お買い物 あかつき舎(や)
- 住所
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鹿児島県南九州市頴娃町別府845
- 電話
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0993-38-1000
- 営業時間
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お買い物 10:00〜17:00/ランチ 11:30〜L.O.14:00/カフェ 11:30〜L.O.16:00
- 定休日
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第2・4水曜日
- 支払い方法
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現金・電子マネー(ペイペイのみ)
- 駐車場
-
有
- @akatsukiya1