南薩の景勝地で鹿児島県産ウナギや茶そばを堪能できる「薩摩うなぎ 銀しろ」

南薩の景勝地で鹿児島県産ウナギや茶そばを堪能できる「薩摩うなぎ 銀しろ」
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鹿児島市から車で1時間ほど、風光明媚な南九州市頴娃町に2024年4月にオープンした「薩摩うなぎ 銀しろ」。鹿児島の良質な温泉水と地下水で育てられた肉厚の〝うなぎ〟や、国産の抹茶を贅沢に使用した〝茶そば〟、笹の葉に包んだ蒸し立ての〝おこわ〟を堪能できるお店です。店舗は国道沿いにあり、白を基調としたのぼりや店頭幕も爽やかで、気軽に入りやすい雰囲気も魅力です。


▲店内はテーブル席、座敷席、カウンター席があります

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▲座敷席から見える開聞岳

ふっくら香ばしい蒲焼き。喉越し良い茶そばが評判

▲「銀しろ御膳 小」3600円

人気はうな丼と茶そばが両方味わえる「銀しろ御膳」(3600円〜)や「銀しろセット」(2400円〜)。この日は、見た目も豪華な「銀しろ御膳 小」をいただきました。うな丼と茶そばの他に、鶏刺し、肝の串焼き、茶碗蒸し、玉麩のお吸い物、漬物付き。うなぎの大きさで小と並(4300円)を選べます。

ウナギは指宿産をメインとした、鹿児島県産の特大ウナギを使用しています。一度蒸してから焼き上げる肉厚の蒲焼きは、ふっくら香ばしく、ご飯もどんどん進みます。
国産の抹茶を贅沢に使用した茶そばは、細めの麺でツルツルとした喉越し。温かいそばは抹茶の香りもより広がります。とろろのトッピングも+250円でできます。

旨みたっぷりの出汁は、枕崎の鰹節・昆布・干し椎茸から。茶そばの出汁は甘めに、お吸い物はすっきりとした味わいに仕上げています。わさびや柚子胡椒、ホールの山椒など薬味もいろいろ添えられているので、うな丼も茶そばも味変や香りを存分に楽しみながら味わえますよ。

鹿児島では珍しい手の平サイズの玉麩

手の平サイズの大きな玉麩に驚きました。食べる際は、玉麩の下側に箸で穴を開け、お出汁をたっぷり吸わせてからいただきます。お餅のようになったお麩は、優しい味わいで食べやすく絶品。単品でも注文できます。

「銀しろ」は鹿児島市で自営業を営む峯崎さんご夫妻がオーナー。玉麩は愛知県の老舗から仕入れています。奥さまが愛知出身です。「メニューには愛知に関係するものも加えたいと思っていました。鰻といえばお吸い物が付き物ですよね。これならちょっとした驚きや楽しさも味わえるなあと思って…」と、メニューに込めた思いや開店までの苦労を軽やかな笑顔で話してくれました。

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鶏刺しは肉の旨みの濃さが格別。知覧の「きくなが養鶏場」の刺身専用鶏を直接仕入れています。茶碗蒸しも具だくさん。地元野菜を使って作るお漬物や、出汁を取った後の昆布や干し椎茸で作る佃煮にも満たされます。
丁寧に処理をして作る「肝の串焼き」は苦味がなく、甘辛さがクセになる味わいです。テイクアウトもできるので、自宅での晩酌のお供に買って帰りたくなる一品ですよ!

笹の葉に包んだもちもちおこわは3種類

笹の葉で丁寧に包み、セイロで蒸して手作りする「おこわ」も看板メニュー。「鰻おこわ」「鶏牛蒡おこわ」「山菜栗おこわ」の3種類あります。笹の香りやもちっとした食感は幅広い世代に愛される味わいです。おそば単品におこわを注文する人も多いそう。

店内では冷凍販売もしています。真空パックされたおこわを電子レンジで2分ほど温めるだけ。手軽に自宅でも味わえます。


「銀しろ」は、オーナー夫妻やスタッフの明るく温かな人柄を随所に感じるお店です。お子さまメニューもあり、三世代で来店する家族連れも多数。お弁当も1個から受け付けています。近くには、人気の観光スポット「番所鼻自然公園」もあるので、お腹と心を満たしに、みんなで出かけてみて。

INFORMATION

うなぎとおこわと茶そばのお店「薩摩うなぎ 銀しろ」頴娃町店

住所
鹿児島県南九州市頴娃町御領6873
電話番号
0993-23-1821
営業時間
11:00~14:00
17:00~19:00(要予約)
定休日
月・火曜(祝日は営業)
可能な支払い方法
現金・クレジットカード・電子マネー
駐車場
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2024年08月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※可能な支払い方法にある電子マネーにはQRコード決済も含みます。

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