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【11/2オープン】「茶ノ花（ちゃのか）」自然派国産茶の専門店。紅茶や緑茶をスイーツと一緒に

2024.10.15 GOURMET

＃出⽔市

#紅茶 #和スイーツ #スイーツ #カフェ

400年以上続く歴史的な「出水麓武家屋敷群」。石垣に囲まれた町の一角に2024年11月2日にオープンするのは自然派国産茶の専門店「茶ノ花（ちゃのか）」。新たなチャレンジを始めるのは、地域おこし協力隊を卒業した川村洋太さんです。神奈川出身で、以前は紅茶メーカーに勤務。その後、「日々を通じておいしいお茶の魅力をさらに知りたい」と、九州五ヶ瀬の茶農家に2年間住みこみをして、釜炒り茶の歴史や工程を学んできました。

妻の故郷・出水にやってきたのは3年前、「若くて体力のあるうちに、お茶の産地に腰を据えて、学びながら、お茶の楽しみ方を伝えていきたい」と、地域おこし協力隊の仕事の傍ら、店舗の準備も進めてきました。「麓散策の途中に、九州のお茶と手作りお菓子を気軽に楽しめる場所にしたいと思っています。歴史ある出水麓で喫茶をすることは、新たな挑戦。地元の人たちと一緒に出水麓の観光をもっと盛り上げられたらうれしいです」と笑顔で話します。

大きな窓からは、出水麓の風情ある町並みをのんびりと眺めることができます。カウンター席はフルフラットになっていて、紅茶やお茶の入れ方をじっくりみることができます。おいしい入れ方なども教えてもらえますよ。

提供するお茶は厳選。茶農家さんのもとには必ず足を運び、お茶を育てる土地や人のことを知ることから始まります。仕入れた茶葉の加工を自ら行うことで、他にはない茶ノ花オリジナルの味わいに仕上げます。

おいしい淹れ方を聞いてみると、「茶葉の量と温度をしっかりと測ることが、おいしい紅茶やお茶を淹れるコツです。慣れたらもっと気軽に楽しめるようになりますよ」と川村さん。スイーツセットの紅茶は、それぞれのメニューに合う種類を選んでくれるのもうれしいところ。ポットで提供されるので、たっぷりいただけますよ。

お勧めの「自家製チーズケーキと紅茶」は900円。ケーキはオリジナルで、お茶と砂糖を使って発酵させる「コンブチャ」という発酵ドリンクを使って、まずはチーズを作ります。そのチーズとクリームチーズをブレンドさせると、さっぱりながらフルーティーな味わいに仕上がります。「濃厚リッチなタイプのケーキではないですが、紅茶との相性はとてもよいです。ぜひ味わってください」

その他、お茶を使った手作り寒天をベースに、白玉やあんこをトッピングした「あんみつ」400円。熱々の紅茶とアイスクリームを合わせた「ティー・アフォガード」400円なども提供します。スイーツとお茶のマリアージュを楽しめますよ。

店内の一角では、茶葉の販売も行っています。お気に入りの味が見つかったら、お土産にいかがですか。ギフト用の包装も地元デザイナーに依頼したオリジナルで、〝お茶への愛〟が詰まっています。「茶ノ花な二人」は川村さん夫婦を楽しくデザイン。アルファベットや数字など、紙全体にちりばめた二人の姿がキュートです。「茶畑の地図」も、空から見た茶畑をカラフルに表しています。贈られた相手もきっと癒やされますよ。麓散策の際には、ぜひ立ち寄ってください。

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