高速船で好アクセス。
神秘の森と水に癒され、温泉と絶景、グルメを堪能する「屋久島&指宿旅」
世界自然遺産「屋久島」でのトレッキングや温泉がベストシーズンを迎える時期。鹿児島から屋久島へのアクセスには、運航本数が多く2〜2時間半ほどで行ける高速船トッピー・ロケットがお勧めです。屋久島の2大拠点、宮之浦港と安房港に到着するので、現地についてからの移動が便利です。
さらに高速船は、南九州最大の温泉郷「指宿」も経由しています。屋久島から75分ほどでアクセスできるので、屋久島でアクティビティを存分に楽しんだ後は、指宿へ移動して、温泉と絶景を巡るリラックス旅を楽しむのもお勧めです。
今回は屋久島・指宿の注目スポットやグルメを楽しむ、2泊3日のお勧めプランをご紹介します。お一人様はもちろん、友人や家族とぜひ出かけてみて。
【屋久島2泊3日旅】ベストシーズンの屋久島で森と川のアクティビティを満喫
【屋久島2泊3日旅】1日目:リバーカヤックに挑戦
- 1.鹿児島港出発
- 高速船で鹿児島港出発、屋久島へ
- 2.屋久島到着
- 「屋久杉自然館」で屋久島や屋久杉を楽しく学ぶ
- 3,昼食
- 眺めも良い「Warung Karang」でランチタイム
- 4.アクティビティ
- 安房川で「カヤックアクティビティ」に挑戦
- 5.夕食
- 夜は「かたぎりさん」で屋久島名物のトビウオや地魚に舌鼓
- 6.ホテルへ
-
Wi-Fi完備でワーケーション利用にもお勧めのホテルは、
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◆【屋久島アクティビティ】
高速船が到着する安房エリアでリバーカヤックに挑戦
屋久島への到着日は、半日などの短時間でも楽しめるリバーカヤックがお勧めです。川底まで見える透明度の高い川を、渡る風に吹かれながらスイスイと進んで行きます。低い視点から見上げる、森や山の姿も新鮮!川の流れはほとんどないので、初心者でも気軽に挑戦できます。
リバーカヤックは宮之浦川・安房川・栗生川をメインに行っています。ガイドや天候によって場所が異なる場合があるので、事前に確認を。
★リバー&シーカヤックの詳細はこちらから
◆【屋久島立ち寄りスポット】
森や山に行く前に立ち寄りたい「屋久杉自然館」
空に伸びゆくような外観の「屋久杉自然館」は、屋久杉がモチーフです。館内では屋久杉の生命力の秘密や森と人との歩みなど、屋久杉と屋久島のさまざまな魅力を知ることができます。展示物の中でも、積雪で折れてしまった縄文杉「いのちの枝」は必見!枝と言うには驚きの大きさで、その迫力を実感できますよ。
【屋久杉自然館】(安房港から車で約8分)
鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2739-343
TEL:0997-46-3113
屋久杉自然館HP
◆【屋久島グルメ】
安房エリアで楽しむランチ&ディナー
安房川を眺めながら食事が楽しめるレストラン&バー「Warung Karang (ワルンカラン)」。ご飯を盛ったお皿に、好みのおかずをのせて食べるバリ風スタイルのランチが好評です。安房港から徒歩10分の場所にあり、高速船で到着した後や乗船前の利用にも便利!
【Warung Karang】(安房港から車で約3分)
鹿児島県熊毛郡屋久島町安房103-2 2F
TEL:070-4416-4567
https://warung-karang.com/
地元の人たちも集う人気店「かたぎりさん」。看板メニューは、屋久島名物の飛び魚を使用した「飛び魚ひつまぶし」です。甘辛く味付けされた飛び魚とご飯を、先ずはそのまま、最後に「あご出汁」をかけてお茶漬け風にと、味変しながら楽しめます。種類豊富な定食やパスタなども好評。キッズスペースもあり、子ども連れにもうれしいお店です。
【かたぎりさん】(安房港から車で約3分)
鹿児島県熊毛郡屋久島町安房540-62
TEL:0997-46-4282
https://katagirisan.com/
◆海でウミガメと出会うチャンスも!
屋久島と聞くと「縄文杉」など山と森のイメージを思い浮かべがちですが、実は、屋久島は海も素晴らしく、ダイビングスポットとしても優れた場所です。島の周囲には、南からの暖かい黒潮に乗って多くの魚が流れ込み、豊かなサンゴ礁も育つので魚影が濃く、時にはウミガメと遭遇するチャンスも! お一人様や友人同士での旅なら、体験ダイビングやシュノーケリングもお勧めです。
★ダイビングやシュノーケリングの詳細はこちらから
【屋久島2泊3日旅】2日目:「ヤクスギランド」や「千尋の滝」へ
- 1.アクティビティ
- 神秘の森「ヤクスギランド」でゆっくりトレッキング(約50分コース)
- 2.昼食
- 島特産の果物を使ったスムージーやドリンクが評判の「やくしま果鈴」でランチ
- 3.観光
- 巨大な花崗岩やV字谷が圧巻の「千尋の滝」へ
- 4.観光
- 日本で2つしかないという海に落ちる滝「トローキの滝」へ
- 5.休憩
-
「屋久島町まごころ市ぽんたんかん」で
特産品のぽんかん・たんかんジュースに舌鼓 - 6.温泉
-
トロトロの美肌の湯が評判「尾之間温泉」へ
★「平内海中温泉」もお勧め(干潮前後の約2時間だけ入浴可能) - 7.ホテルへ
-
Wi-Fi完備でワーケーション利用にもお勧めのホテルは、
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◆【屋久島アクティビティ】
屋久杉の楽園「ヤクスギランド」をゆっくり散策
安房港から車で約40分。歩きやすい遊歩道も整備されている「ヤクスギランド」。樹齢数千年の巨樹と出会えるのはもちろん、悠久の時間をかけて繰り返される、倒木更新や着生など屋久杉の命の循環も遊歩道沿いに見ることができます。頭上を見上げて、木々の表情にも目を配りながら歩く楽しさに、日頃の喧騒も忘れますよ!
滞在時間が短い方や親子3世代で行くなら、30分、50分コースがお勧めです。
★ヤクスギランドの詳細はこちらから
【ヤクスギランド】
(安房港から車で約40分)屋久島町
◆【屋久島立ち寄りスポット】
花崗岩の巨大な一枚岩を流れ落ちる「千尋の滝」
鯛ノ川(たいのこ)の上流にあり、花崗岩の巨大な一枚岩を流れ落ちる「千尋の滝」。「千人の大人が両手を広げたほどの大きさ」という例えから、その名がついたといわれています。滝の正面にある展望台からは、V字の谷や落差約60mの迫力ある滝の様子を見渡せます。
★千尋の滝の詳細はこちらから
●【千尋の滝】(安房港から車で約30分)屋久島町原
◆【屋久島立ち寄りスポット】
全国でも珍しい海へと落ちる滝「トローキの滝」
「トローキの滝」は、全国でも珍しい海へと落ちる滝です。展望台からは、巨大な花崗岩が上方に突き出た姿が特徴的なモッチョム岳と、鯛ノ川(たいのこ)にかかる赤い橋との印象的な光景を眺めることができます。
★トローキの滝の詳細はこちらから
【トローキの滝】(安房港から車で約20分)屋久島町麦生
◆【屋久島グルメ】
屋久島の特産品多数「ぽん・たん館」
屋久島の特産品ぽんかん、たんかんを使ったジュースやジャム、アイスクリーム、お菓子など加工製品が多数販売されている「ぽん・たん館」。館内には、農産加工室や資料の展示コーナーなどもあり、地元の農業についても知ることができます。乾いた喉をフレッシュなぽんかん、たんかんジュースで潤して!
【ぽん・たん館】(安房港から車で約20分)
屋久島町麦生898−2 TEL:0997-47-2557
◆【屋久島グルメ】
屋久島産の果物を使ったスイーツやドリンクが人気「やくしま果鈴」
「やくしま果鈴(かりん)」は、屋久島産のフルーツを使ったスイーツやドリンク、多彩な加工品が人気。島の恵みをたっぷりと詰め込み、丁寧に手作りされるおやつは、屋久島土産としても大好評です。店内ではフードメニューもいただけます。眺めも最高のスポット、ドリンクとモッチョム岳の映え写真は記念の1枚になりますよ。
【やくしま果鈴】(安房港から車で約25分)
屋久島町尾之間672-1
TEL:070-8940-6721
https://www.yakushima-karin.com/
◆【屋久島立ち寄りスポット】
屋久島の湯でリフレッシュ!
モッチョム岳の麓にある「尾之間(おのあいだ)温泉」は、観光客も気軽に立ち寄れる共同浴場。泉質は疲労回復に効果がある硫黄泉質で、少し熱めの源泉かけ流しです。浴槽には玉石が敷き詰められ、その下から源泉がわき出ています。タオル・石鹸・シャンプー等のアメニティグッズはないので持参を。
●【尾之間温泉】(安房港から車で約25分)
屋久島町尾之間1291
※屋久島の温泉情報はこちらから
◆【屋久島立ち寄りスポット】
開放感溢れるワイルドな温泉「平内海中温泉」
普段は海中にあり、1日2回の干潮前後2時間だけ姿を現す「平内海中温泉」。自然の地形をそのまま利用した湯船でワイルドな体験ができますよ!混浴で脱衣所はなし。下着、水着での入浴はNGですが、湯あみ着の着用やバスタオルを巻くことはOKです。
●【平内海中温泉】(安房港から車で約35分)
屋久島町平内(バス停 No.112「海中温泉」から徒歩10分)
※入浴時の心得など詳しくはこちらから確認を。
【屋久島2泊3日旅】3日目:「白谷雲水峡」でトレッキング
- 2.昼食
- 島の食材を使った食事を楽しめる「ヒトメクリ」でランチ
- 3.立ち寄りスポット
- 宮之浦港近くの「御菓子司 新月堂」でお土産選び
- 4.立ち寄りスポット
- 宮之浦港入口にある「屋久島環境文化村センター」へ
- 5.指宿へ
- 夕方、高速船で宮之浦港から指宿へ
◆【屋久島アクティビティ】
「白谷雲水峡」でトレッキング。夕方、高速船で指宿へ!
約600種類もの苔が森を包み、幻想的な光景が広がる神秘の森「白谷雲水峡」。木々や水の音を聞き、差し込むやわらかな光を眺めながら、ゆっくりとしたトレッキングを楽しみましょう。マイナスイオンもたっぷり!ガイドと一緒に、その魅力を教えてもらいながら歩くのがお勧めです。
※2024年8月の台風10号の影響により、通行できないコースや立ち入り禁止区域などがあります。事前に最新情報を確認してお出かけください。
白谷雲水峡の詳細はこちらから
●【白谷雲水峡】(宮之浦港から車で約30分、安房港から約1時間)
◆【屋久島グルメ】
宮之浦港近くでランチやお土産選び
宮之浦港から車で約7分とアクセス便利な場所にあるレストラン「ヒトメクリ」。屋久島の野菜、魚、鹿肉などを使った料理をはじめ、たんかんやパッションフルーツなど、屋久島産フルーツを使ったデザートやドリンクメニューも楽しめます。インスタグラムには、食欲をそそる写真がたくさんアップされていますよ。営業時間など詳細はHPやインスタグラムでチェックを。Instagram@yakushima_hitomekuri
【ヒトメクリ】(宮之浦港から車で約7分)
鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦2467-75
TEL:0997-42-2772
https://www.hitomekuri.com/
屋久島の人気スイーツ店「御菓子司 新月堂」。店内には素朴な和菓子からフルーツたっぷりの洋菓子まで、季節も楽しめる一品がずらりと並びます。宮之浦港にも近く、屋久島のお土産選びにも便利。登山時の行動食にとスイーツを購入する人も多数。
【御菓子司 新月堂】(宮之浦港から車で約5分)
屋久島町宮之浦94
TEL:0997−42−0131
Instagram:@shinngetsudou60
◆【屋久島立ち寄りスポット】
自然や文化などを総合的に紹介「屋久島環境文化村センター」
宮之浦港入口にあり、屋久島の自然や文化などを総合的に紹介している「屋久島環境文化村センター」。映像や模型を使った解説で、楽しく屋久島を学べます。大型映像ホールの巨大スクリーンで見る屋久島の自然は圧巻!
最新情報も発信しているので、高速船利用の際にはぜひ訪れたい場所。
★屋久島環境文化村センターの詳細はこちらから
【屋久島環境文化村センター】
(宮之浦港入口)
鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦823-1
【指宿2泊3日旅】南九州最大の温泉郷「指宿」で絶景&温泉&グルメ三昧
【指宿2泊3日旅】1日目:砂むし温泉でリラックスタイム
- 1.高速船で指宿へ
- 夕方、高速船で屋久島宮之浦港出発、指宿へ
- 2.アクティビティ
- 指宿港近くの「砂むし会館 砂楽」へ。砂むし入浴で脱力タイム
- 3.夕食
-
指宿駅から徒歩1分の「黒豚と郷土料理青葉」で、
ご当地グルメ「温たまらん丼」に舌鼓 - 4.ホテルへ
-
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◆【指宿アクティビティ】
指宿港近くにある体の疲れを癒す砂むし温泉へ
砂むし会館「砂楽」は、大浴場や休憩所を備えた指宿最大の砂むし温泉です。 程よい砂の重みと温かさ、心地よい波の音に心も体もじ〜んわり整います。たっぷりと汗をかくので、血液の循環も促進されるそう!天候が良い大潮の干潮時には波打ち際で、満潮時や天候の悪い日は、屋根付の砂むし場で砂浴ができます。
【砂むし会館「砂楽」】(指宿港近く)
鹿児島県指宿市湯の浜5-25-18 TEL:0993-23-3900
http://ibusuki-saraku.jp/
砂むし会館「砂楽」年末年始特別料金のお知らせ
●2024年12月28日(土)〜2025年1月5日(日)は特別期間料金となり、通常の料金とは異なります。料金は「砂楽」HPで確認を。
◆【指宿グルメ】
地元産の食材にこだわった郷土料理をいただける「青葉」
JR指宿駅より徒歩1分。地元産の食材にこだわった郷土料理をいただける「青葉」。お勧めは、砂むし温泉でつくる温泉卵を使ったご当地グルメ「温たまらん丼」。地元産の黒豚三枚肉を秘伝のタレで焼き上げ、温泉卵を載せています。人気メニューをぜひ味わってみて!
【黒豚と郷土料理 青葉】(指宿駅から徒歩1分)
鹿児島県指宿市湊1-2-11
TEL:0993-22-3356
https://aoba-ibusuki.com/
【指宿2泊3日旅】2日目:開聞岳周辺の絶景とグルメを満喫
- 1.観光
- 九州最大の湖「池田湖」へ
- 2.立ち寄りスポット
- 人気のカフェ「IKEDAKO PAX」で休憩
- 3.昼食
- 回転式そうめん流し発祥の地「唐船峡そうめん流し」でランチ
- 4.観光
- 「かいもん山麓ふれあい公園」で大自然を満喫
- 5.観光
- JR日本最南端の駅「西大山駅」で記念撮影
- 6.観光
- 海沿いにある「山川製塩工場跡」へ
- 7.ホテルへ
-
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◆【指宿立ち寄りスポット】
絶景とグルメを楽しむ、開聞岳周辺ぐるりドライブへ
「池田湖」は火山活動によって形成された周囲15km、最大水深233mの九州最大のカルデラ湖です。湖畔では四季折々の花々も咲き誇り、花とのフォトジェニックな写真を狙いに訪れる人も多数。開聞岳を眺めながらの、シーカヤック・SUP・バナナボートなどのアクティビティ体験も人気です。
カフェや水上デッキを併設した施設「IKEDAKO PAX」でのカフェタイムもお勧めです。眼前には池田湖と壮麗な開聞岳。水上デッキからの眺めは爽快ですよ!
・「IKEDAKO PAX」体験記事はこちらから
◆【指宿グルメ】
回転式そうめん流し発祥の地「唐船峡そうめん流し」
回転式そうめん流し発祥の地で、年間約13万人もの人々が訪れる「唐船峡そうめん流し」。美しい水が流れる森の中にあり、真夏でも涼しいスポットです。そうめん流しに使われている水は、平成の名水百選にも認定された「京田湧水」。一番人気は、そうめん・おにぎり・マスの塩焼き・鯉こく・鯉のあらいがセットになった定食だそう!
【唐船峡そうめん流し】(池田湖から車で8分)
鹿児島県指宿市開聞十町5967
TEL:0993-32-2143
唐船峡そうめん流しの詳細はこちらから
◆【指宿アクティビティ】
開聞岳の大自然を満喫!アクティビティパーク「かいもん山麓ふれあい公園」
開聞岳の大自然を満喫できるアクティビティパーク「かいもん山麓ふれあい公園」。公園内にはログハウスやキャンプ場等の宿泊施設の他、パターゴルフ場、ゴーカート等もあり、家族連れやグループで存分に楽しめます。そばうちが体験できるそばの館「皆楽来」(みらくる)もあります。
かいもん山麓ふれあい公園の詳細はこちらから
【かいもん山麓ふれあい公園】
(池田湖から車で約11分)
鹿児島県指宿市開聞十町2626
TEL:0993-32-5566
◆【指宿立ち寄りスポット】
JR日本最南端の駅「西大山駅」
JR日本最南端の駅「西大山駅」(にしおおやまえき)は、一面に広がる田園風景の中に、ひっそりとたたずむ小さな無人駅。美しい開聞岳をバックに撮影できる絶好のスポットとして、鉄道ファンをはじめ多くの人が訪れています。開聞岳と夕日が重なる〝ダイヤモンド薩摩富士〟が撮影できたらラッキー!駅前には黄色(指宿に咲く菜の花の色)のポストもあり、〝幸せを届けるポスト〟として人気です。
JR西大山駅の詳細はこちらから
【JR西大山駅】
鹿児島県指宿市山川大山602-8
◆【指宿立ち寄りスポット】
海辺に広がる幻想的な風景「山川製塩工場跡」
山川駅から車で15分ほどの場所にある「山川製塩工場跡」は、伏目海岸一帯の温泉熱を利用した製塩工場の跡。当時の塩田跡と泉源が現存している場所は珍しく、時代の変遷を伝える貴重な産業遺構です。
眼下に広がる伏目海岸の砂浜に高温の噴気があり、開聞岳をバックに、いくつもの湯煙が上る様子はなんとも幻想的!
※「たまて箱温泉」大規模改修に伴い、現在は立ち入りできません。
★「山川製塩工場跡」の詳細はこちらから
【山川製塩工場跡】(山川駅から車で約15分)
鹿児島県指宿市山川福元
◆【指宿立ち寄りスポット】
山川砂むし温泉「砂湯里~さゆり~」
2024年12月5日から営業を再開した「山川砂むし温泉 砂湯里」。古くから天然温泉を利用した砂むし場として、住民に親しまれてきた癒しのスポットです。開聞岳を望む海辺の景観も爽快!心地よい波音を聞きながら、じ~んわりと体の芯からほぐれていきます。砂むし温泉で整った後は、「砂むし温泉ゆで卵」も楽しんでみて。
●【山川砂むし温泉砂湯里】
(山川駅から車で約10分)
鹿児島県指宿市山川福元3339-3
・「山川砂むし温泉砂湯里」の詳細はこちらから
◆山頂からの眺めも最高!「開聞岳」
鹿児島県薩摩半島の最南端に位置する「開聞岳」は、日本百名山の一つです。標高924m、見事な円錐型の山容から別名「薩摩富士」とも呼ばれます。頂上から望む大パノラマは霧島、屋久島、鹿児島の名所を一望でき絶景!登山道はゆるやかならせん状なので、経験・年齢を問わず初心者でも頂上まで登れます。登山口は「かいもん山麓ふれあい公園内」にあり、開聞岳2合目に位置するところに登山者用の駐車場があります。
【開聞岳】(池田湖から車で約20分)
鹿児島県指宿市開聞十町
開聞岳の詳細はこちらから
【指宿2泊3日旅】3日目:昭和情緒たっぷりの温泉とスメ料理体験
- 1.アクティビティ
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道の駅山川港「活お海道」で「スメ」で蒸す野菜など食材を購入。
西郷さんも滞在した「鰻温泉」へ - 2.休憩
- SNSでも大人気「お豆富sweets emifull」へ
- 3.指宿出発
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指宿駅からリムジンバスで鹿児島空港へ
※特急「指宿のたまて箱」(通称〝いぶたま〟)で、のんびり車窓を楽しむ
指宿駅→鹿児島中央駅への移動(約1時間)もお勧め
◆【指宿アクティビティ】
昭和情緒たっぷりの鰻温泉&温泉熱を利用したスメ料理体験
「区営鰻温泉」に行く前に、〝スメ〟で蒸す野菜を調達に薩摩半島最南端の道の駅「活お海道」(いおかいどう)へ!
カツオやカンパチなどの鮮魚、さつま揚げや鰹節などの水産加工品をはじめ、地元農産物や加工品など豊富な商品が揃います。
スメ用には野菜(サツマイモやジャガイモなど)を購入しましょう。
(※スメで魚や肉を蒸すのはNGです)
★道の駅山川港 活お海道の詳細はこちらから
【道の駅山川港 活お海道】
(指宿駅から車で約10分)
鹿児島県指宿市山川金生町1-10
TEL:0993-27-6507
◆【指宿グルメ】
地元ならではの食体験。天然のかまど「スメ」
◆【指宿グルメ】
永谷豆腐店の直営店「お豆富sweets emifull」の〝豆富スイーツ〟が大人気
指宿で創業52年、国産大豆にこだわる永谷豆腐店の直営店「お豆富sweets emifull」。店主が自ら厳選した希少価値の高い国産在来種大豆や毎朝早朝から丹念に仕込む濃厚な豆乳、おから、おぼろ豆腐などを使った〝豆富スイーツ〟が大人気です。
看板メニューの「お豆富ドーナツ」は、フワモチ食感の優しい味わいで老若男女に愛されています。SNSでも評判です。詳細はInstagramでチェックを。
【お豆富sweets emifull】
(指宿駅から車で約10分)
指宿市山川成川1187-6
TEL:0993-26-4610
Instagram:@emifull312
◆たまて箱をイメージした観光列車「いぶたま」
鹿児島中央駅~指宿駅間を結び、錦江湾沿いに毎日3往復する観光特急「指宿のたまて箱」。〝いぶたま〟の愛称でも親しまれています。指宿に伝わる竜宮伝説をモチーフに作られ、黒&白のボディカラーは、黒髪だった浦島太郎がたまて箱を開けたら白髪に…というお話を表現。さらにドアの上部からは、白い煙のようにミストが吹き出す仕掛けも!
車内の床や座席・テーブルは、チーク材や南九州産の杉がふんだんに使われ贅沢な内装です。カラフルなシートカバーやステンドグラスをはめ込んだ本棚、海を眺めるカウンター席など、ゆったりとくつろげる演出も満載。車両デザインは、JR九州の様々な列車のデザインを手掛ける工業デザイナー水戸岡鋭治(みとおかえいじ)さんによるものです。
また、車内では「いぶたまスイーツ」や「いぶたまプリン」も販売していています。ここでしか味わえない絶品スイーツは、確実に手に入れておきたいところ。
2022年7月には、「指宿のたまて箱」10周年を記念して、JR指宿駅前に白黒模様の「いぶたまポスト」が設置されました。竜宮伝説にあやかり「縁結び」や「絆を深める」などのご利益があるとか。旅の思い出に手紙を書いて投函してみるのもすてきですね。
★特急「指宿のたまて箱」運行情報など詳細はこちらから
【お問い合わせ】
指宿市観光課
Tel:0993-22-2111
https://www.ibusuki.or.jp/
屋久島町役場観光まちづくり課
Tel:0997-43-5900
http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/