
鹿児島中央駅から鹿児島大学方面に車で約10分。鹿児島市電の唐湊駅からは歩いて約7分のところにある「もじゃ珈琲店」。カフェとしても、コーヒー豆のショップとしても利用できる、自家焙煎コーヒーのお店です。


木のぬくもりを感じる店内には、カウンター席が4席とテーブル席が2卓。
ひとりでゆったり過ごすのはもちろん、友人と一緒にカフェタイムを楽しむのにもぴったりの空間です。仕事や勉強の息抜きに訪れる人も多く、それぞれのスタイルでリラックスした時間が過ごせます。
1杯ずつ丁寧に淹れる、自家焙煎の豆を使ったコーヒー

コーヒー豆には、栽培から抽出までの管理が徹底された、スペシャルティコーヒーを使用。
焙煎の前後には、形がいびつな豆などを手作業で取り除く、ハンドピックという作業が行われています。そうすることで、味が安定し、おいしいコーヒーになるんだそう。
まろやかな苦みと酸味の自家焙煎コーヒーは、穏やかですっきりとした後味が特徴です。

コーヒーは、ペーパーフィルターによるハンドドリップで、1杯ずつ丁寧に淹れています。「毎日豆の状態を見て、淹れ方を微調整しています」とオーナーの前原さん。
自宅でのおいしい淹れ方の相談にも、気さくに答えてくれますよ。
世界各国から取りそろえたコーヒーや、スイーツメニューを紹介!
「もじゃ珈琲店」では、世界各地から厳選したコーヒー豆を取りそろえています。ラインアップは時期や日によって変わるため、訪れるたびに新たな発見があるのが魅力です。
この日は、「エチオピア ゲイシャ」「グアテマラ」「マンデリン ピーベリー」といったストレートコーヒーに加え、定番のオリジナルブレンドや季節限定のブレンドコーヒーも提供されていました。

このときの季節限定のブレンドコーヒーは、2025年の干支である「巳」をイメージした、新春限定の「み年ブレンド」。ジューシーでフレッシュな風味と、ほのかに甘酸っぱい爽やかな後味が特徴。口当たりが滑らかで、すっきりと飲みやすいコーヒーです。
そのほか、夏にはアイスコーヒーにぴったりの「夏ブレンド」、秋には「周年ブレンド」が登場します。
また、「もじゃ珈琲店」では、コーヒーに合うスイーツも提供されています。
◆日によって変わる「本日のケーキ」/ティラミス

ガトーショコラやチーズケーキなどのスイーツが、日替わりで提供される「本日のケーキ」。この日は、オーナー手作りの「ティラミス」をカフェオレと一緒にいただきました。
お店で淹れた深煎りコーヒーを使ったティラミスは、コーヒーのほろ苦さと、マスカルポーネクリームのあっさりとした甘さが絶妙に調和した一品。下にはアーモンドやクルミ、カシューナッツが敷かれていて、食感も楽しめます。まろやかで優しい味わいのカフェオレとの相性も抜群です。


◆冬季限定!あんことコーヒーの相性が絶妙な「ぜんざいセット」

「ぜんざいセット」は冬季限定。コーヒー豆のようにハンドピックで厳選した北海道産の小豆を、炊き上げたぜんざいと、コーヒーか紅茶どちらかが選べるセットです。

切り餅が2つ入ったぜんざいは、小豆の食感をしっかりと楽しめる、満足感たっぷりの一品。付け合わせの塩昆布や豆菓子の塩みがぜんざいの甘さを引き立て、ほろ苦いコーヒーとの相性が一段と味を深めます。それぞれの味わいが絶妙にマッチし、最後まで飽きることなく食べられます。毎年、このメニューを味わいに訪れる人もいるほどの人気です。
季節限定のブレンドコーヒーや、ぜんざいセットはどちらも数量限定。提供期間はInstagramで発信しているので、チェックしてみてください。
「もじゃ珈琲店」の味を自宅で楽しむアイテムも販売


店内では、自家焙煎のコーヒー豆のほか、自宅で手軽に「もじゃ珈琲店」の味が楽しめるドリップバッグや、南九州市頴娃町の「Le plan de AK(ル・プロンド・アーカー)」の焼き菓子も販売しています。
また、マグカップやコーヒーの抽出器具など、自宅でのコーヒータイムを充実させるアイテムも購入可能。この日は、波佐見焼ブランド「Common(コモン)」のマグカップが並んでおり、シンプルなデザインに鮮やかな色合いが目を引きました。

自家焙煎コーヒー豆の購入や、店内でのイートイン、ドリンクはテイクアウトもできる「もじゃ珈琲店」。
リフレッシュしたいときや、癒されたいときに、ぜひ気軽に立ち寄ってみて。
もじゃ珈琲店
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市唐湊1丁目14-28
- 電話番号
- 099-807-2868
- 営業時間
- 11:00〜19:00
- 定休日
- 木・金曜
- 可能な支払い方法
- 現金のみ
- 駐車場
- 有(店舗前2台)
- @mojyacoffee