子ども連れにもやさしい創作和食の店「meshiya park108」。多彩なランチやスイーツが人気

子ども連れにもやさしい創作和食の店「meshiya park108」。多彩なランチやスイーツが人気
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#伊集院周辺
#茶 #スイーツ #イートイン #カフェ #ランチ

ワクワクが詰まったごはん屋さん「meshiya park108」(メシヤパークとわ)

JR薩摩松元駅から徒歩約10分。のどかな自然に囲まれた「meshiya park108」は、店主・鬼丸洋一さんのアイデアあふれるランチや、旬の食材を活かしたスイーツが評判の人気店。市外からも多くの人が足を運んでいます。

▲子どもたちが駆け回れる広場。大人ものんびりできますよ!

▲店舗横の自家菜園では野菜も育てています

▲ペット同伴OKのテラス席

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県道24号沿いに位置する同店は、2022年5月に鴨池から移転オープンしました。広々とした敷地内には、子どもたちが夢中になれる土管トンネル付きの築山(つきやま)、ブランコ、鉄棒などの遊具もあり、まるで公園のような空間が広がっています。
さらに、屋外のテラス席ではペット同伴OK。愛犬と一緒にランチやカフェタイムをのんびり楽しめるのも魅力です。

▲店主鬼丸さんのそばで、カウンターに向かうのは娘のとわちゃん

店内は木の温もりを感じる落ち着いた空間。アンティーク調のペンダントライトが優しく灯り、天井には大きなドライフラワーのアレンジメントが飾られています。テーブル席やカウンター席のほか、子ども連れにうれしいロフトの座敷席やキッズスペースも完備。家族みんながリラックスできる工夫が詰まっています。

▲階段下にはキッズスペースも

流木を組み合わせたダイナミックなアレンジメントは、鬼丸さんの手作り。「外の遊具も自分で作ったんですよ。トンネルの土管は知り合いから譲ってもらいました」と、にこやかに語る鬼丸さん。その器用さと行動力にも驚かされます。
『公園に遊びに行くような感覚で、ご飯を楽しんでほしい』ーーそんな思いがコンセプトの「meshiya park108」。大人も子どもも、訪れるすべての人が楽しめる空間がここにあります。

心もお腹も満たされる、多彩でボリューム満点のランチ

一番人気のランチは、品数豊富で食べ応え抜群の「108プレートランチ」メイン1品、小鉢2種、サラダ、お漬物、味噌汁、デザート(パンナコッタ)、そして松元のほうじ茶がセットになって1,500円。旬の食材を活かし、2週間ごとにメニューが変わるのも楽しみです。

▲取材した日のメニュー「108プレートランチ」。デザートやほうじ茶も付きます

取材日に登場したメインは、鹿児島県産和牛を使った「和牛 牛すじ煮込み」。じっくりコトコト煮込まれた冬にぴったりの一品で、深い旨みが口いっぱいに広がります。お魚の小鉢もあり、肉・魚・野菜をバランスよく楽しめる彩り豊かなプレートです。お米は鹿児島県産を使用し、サラダや小鉢の野菜も、知り合いの農家や自家菜園からの新鮮なもの。漬物の高菜も自家製で、一つ一つにこだわりが詰まっています。

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和牛の牛すじ煮込みは、お肉がゴロゴロ! じっくり煮込まれた旨みが染み渡り、ご飯がどんどん進みました。

また、味噌汁や料理に使うお出汁(だし)は、北海道産昆布と枕崎産の鰹節から毎日丁寧にとったもの。この日の小鉢「揚げ出し豆腐」は、ゆずの香りがふんわり広がるお出汁仕立てで、上品な味わいでした。

ランチメニューは他にも、「カラアゲ定食」「チキン南蛮定食」「本日のお魚定食」「お子ちゃまランチ」、シーズン限定メニューなど多彩なラインアップ。
さらに、品数が増えてメインが2種類楽しめる「108贅沢御膳」も用意しています。お祝いや特別な日のランチにぴったりです(※前日までの要予約)。

金・土曜の夜はディナー営業も!夜のメニューは、市場直送の新鮮な魚を使った「お造り盛り」をはじめ、お酒と相性抜群の逸品がずらり。カウンターには鬼丸さんが厳選した焼酎や日本酒が並び、ワインや旬のフルーツを使った自家製サワーやスカッシュも楽しめます。料理と一緒に、ぜひ味わってみてください。

看板スイーツのティラミスやチーズケーキが人気

「この松元地域は、鹿児島でも有数のお茶所。松元のお茶は本当においしい! でも、まだあまり知られていないので、この魅力をお店で伝えたくて考えたのが、升(マス)を使った『抹茶ティラミス』でした」と鬼丸さん。
今では、ティラミスをさらに進化させ、季節のフルーツを使った限定バージョンも登場。訪れるたびに新しい味に出会えるのも楽しみです。

▲「苺のミルフィーユ」。苺を使ったティラミスは春までの提供。1日10個限定

この日は、旬の苺とサクサクのパイを大胆にトッピングした『苺のミルフィーユ』をいただきました。ランチのデザート(パンナコッタ)を、+500円で「苺のミルフィーユ」に変更できます。

升の中には、滑らかなカスタードクリームと苺ソースがサンドされ、ほどよい酸味と甘みのバランスが絶妙!フレッシュな苺の風味を存分に楽しめる、ぜいたくなスイーツです。苺を使ったティラミスは、今後、苺モリモリのトッピングに変わる予定だそう。お見逃しなく。

▲上の段はバスクチーズケーキやガトーショコラ、松元抹茶のテリーヌ。下はパンナコッタ

自家製スイーツメニューも充実。松元抹茶を使った濃厚テリーヌ、口どけ滑らかなバスクチーズケーキ、しっとり濃厚なガトーショコラなど、こだわりのスイーツがずらり。テイクアウトもOKです。
使用する抹茶や、店内で提供しているほうじ茶や緑茶は、松元で土づくりからこだわる「坂之上製茶」の茶葉を使用。丁寧に育てられた香り高いお茶は、スイーツとの相性もバッチリです。

▲抹茶ティラミスもテイクアウトOK

コーヒーは、鹿児島市荒田にある名店「珈琲いづみ」で焙煎された豆を使っています。「meshiya park108」が鴨池で営業していた頃、「珈琲いづみ」の店主が常連だったことが縁となって、その味を提供しているんだそう。
コーヒー豆も「珈琲いづみ」の店主がデザインされた特別パッケージで販売中。 コーヒー好きにはたまらない、こだわりの一杯です。


鬼丸さんは鹿屋体育大学出身。大学時代のアルバイトをきっかけに料理の世界に興味を持ち、卒業後はドイツやオーストラリアの日本食レストランで修行。海外で和食の魅力や奥深さを学び、日本に戻ってからも飲食店で腕を磨いてきました。体に優しく、元気をもらえる「meshiya park108」の温かみのある料理は、多くの人をひきつけています。

店内では、看板犬のトイプードル「petit(ペティ)」ちゃんのかわいらしい姿にも癒されますよ。心もお腹も満たしてくれる特別な空間へ、ぜひ出かけてみてください!

▲美容室「naminooto」を併設
INFORMATION

meshiya park108

住所
鹿児島県鹿児島市上谷口町1086-1
電話番号
080-4276-8108
営業時間
火~木曜11:00〜16:00(ランチL.O.15:00)
金・土曜11:00~15:00(ランチL.O.14:00) 18:00~22:00(L.O.21:00)
日曜11:00〜15:00(L.O.14:00)※ランチのみ
定休日
月曜
(※不定休有)
可能な支払い方法
現金、クレジット、電子マネー
駐車場
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2025年02月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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