天文館から車で約1時間の南九州市知覧町、知覧武家屋敷通りの近くに「Cafe Cochi（カフェ コチ）」があります。店舗へと続く入口は市営駐車場の敷地内にあり、そこからは緑に囲まれた庭先に佇む古民家が見えてきます。ここはランチやディナー、カフェが楽しめるお店です。
京都でフランス料理のシェフを務めていた店主の大森さんは、奥さんの実家が知覧だったこともあり鹿児島に移住しました。鹿児島市内で働きながらこの場所を見つけ、2018年に独立オープン。春に吹く東からの風という意味のある「東風（こち）」をアルファベット表記にして店名にしました。古民家で趣のある空間は、穏やかで懐かしい空気が流れています。
「独立するときは、カレーやパスタなど、広く親しまれる料理を提供するお店をしたいと思っていました」という大森さんの料理は、味へのこだわりはもちろん、丁寧な盛り付けと満足できるボリュームが魅力です。
お腹いっぱい楽しめる「CafeCochi」のランチメニュー
ランチは、カレーやチキン南蛮、ピザ、冬はパスタ、夏はスタミナ丼が楽しめます。プラス200円で選べるデザートが付いてきます。ランチの一部のメニューは前日までの予約で、テイクアウトも可能です。
◆親しみのある欧風カレーをスパイシーに「Cochi curry Set」
色とりどりの野菜が美しく盛り付けられたカレーは、欧風カレーをベースにしたスパイシーな一皿です。カレー粉にチリパウダーとクミンを加えたルウは、じんわりと広がる辛さが心地よく、食べ進めるほどに体が温まります。じっくり炒めたあめ色のタマネギやニンジン、和牛のスジ肉が溶け込み、奥深い味わいです。 地元産の野菜をふんだんに使ったサラダには、自家製のニンジンとタマネギドレッシングがかかり爽やかなおいしさ。セットには、具沢山の味噌汁とドリンクが付いてきます。
◆ジューシーだけどあっさりとした「Cochiの本気のチキン南蛮」
噛んだ瞬間、プリっと弾力のある鶏もも肉がジューシー。肉汁を感じながらもあっさりとした味わいなのは、南蛮ダレに米酢を使っているから。また、タルタルには刻んだらっきょが入っていて、クリーミーであっさりとしています。このタルタルにちょうどいい甘さの絶妙なチキン南蛮です。
ディナーがないときだけオープンするカフェタイム。おすすめの「デザートセット」
デザートは常時4～５種類あり、このときは知覧抹茶のガトーショコラ、バスクチーズケーキ、キャラメルとりんごのパウンドケーキなどが。この中から、2つのスイーツとバニラアイス、ドリンクがセットになった「デザートセット」は、甘いもの好きにはたまらない、おすすめのメニューです。
はちみつがとろりとかかったバスクチーズケーキは、口に入れた瞬間に濃厚なコクが広がり、なめらかな舌触り。地元特産の知覧茶を贅沢に使ったガトーショコラは、ふわっと香る上品な茶葉の風味とホワイトチョコレートのまろやかな甘さが絶妙に溶け合います。仕上げのバニラアイスには黒蜜がかかり、優しい甘さと深いコクが後を引くおいしさです。
カフェタイムは、予約制のディナーがないときだけ営業しています。当日の朝にInstagramのストーリーズでお知らせしているので、チェックしてみて。
ディナーは、前日までの完全予約制です。2,200円、2,450円、3,300円、3,850円の4つのコースがあります。3,000円代のコースには、魚と肉料理がつくなど、満足できる内容です。
知覧町の穏やかな風が吹き抜ける古民家カフェ「Cafe Cochi」。大森さんが手がけるスパイシーなカレーや、こだわりのチキン南蛮、絶品スイーツを味わいながら、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。観光やドライブにも、ぜひ立ち寄ってみて。
Cafe Cochi（カフェ コチ）
- 住所
- 鹿児島県南九州市知覧町郡93
- 電話番号
- 0993-76-8255
- 営業時間
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ランチ：11:00～14:30
カフェ：14:30～15:30
ディナー（予約制）：18:00～L.O.19:30
※ディナー営業日はカフェは休み、Instagramをチェックしてみて - 定休日
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不定休
※Instagramをチェックしてみて - 可能な支払い方法
- 現金のみ
- 駐車場
- 有（市営駐車場）
- @cafe_cochi
