鹿屋市の古民家カフェ「この路」。熟成魚と釜炊きご飯が主役の新メニュー登場!

鹿屋市の古民家カフェ「この路」。熟成魚と釜炊きご飯が主役の新メニュー登場!
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#⿅屋市
#鹿児島の魚 #和食 #ランチ

常連に愛されて31年。鹿屋の高台に佇む古民家カフェ

鹿屋市北田町の小高い丘に立つ古民家カフェ「この路(このみち)」。緑に包まれた落ち着いた佇まいと、やさしい空気感が魅力のこの店は、今年で開店31年を迎えます。長年にわたって、地元の人々に愛され続ける名店です。

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実は、10年ほど前から鹿児島大学と共同で熟成魚の研究も行ってきた同店。旨味成分を数倍に高めた独自の熟成魚を開発し、2023年に優良ふるさと食品中央コンクールで農林水産大臣賞も受賞しました。
そして今年2月、「鹿屋の海と釜炊きご飯」をコンセプトにメニューを一新。格別の熟成魚をもっと気軽に楽しんでもらいたいと、新たに看板料理として「熟成カンパチ定食」の提供が始まりました。
鹿屋の恵みをふんだんにいかした、体にも心にもうれしい逸品です。

新技術が生む旨みの極み!「熟成カンパチ極み定食」

▲「熟成カンパチ極み定食」1700円

注目の新メニュー「熟成カンパチ極み定食」に使用されるのは、鹿屋の海で育った新鮮なカンパチ。全国的にも高い評価を受ける〝鹿屋カンパチ〟の味わいは、まさに逸品です。
このカンパチを、独自の熟成技術でさらに旨みを引き出した〝熟成カンパチ〟は、普通の刺し身とは一線を画す、ここでしか味わえない特別な一皿。

熟成魚と相性抜群のオリーブオイルと地元・坪水醸造の醤油を合わせた特製ソースや、辺塚だいだいとポン酢を使ったジュレでいただきます。もっちりとした食感と、とろけるような口どけ、口の中に広がる旨みは格別です。テーブルには醤油も用意されているので、それぞれの味わいを堪能してみて。

「釜炊きご飯」の香りと甘みは、まさに幸せのひととき

もう一つの主役は「釜炊きご飯」。注文ごとに1人分ずつ、専用の釜で丁寧に炊き上げられます。
「火が消えてから2分、じっくり待ってください」と語るのは店主の高橋佑輔さん。蒸気とともに立ちのぼる芳しい香りに、食欲がかきたてられます。ふっくらと輝くご飯を目にすると、まさに幸せ気分に。粒立ちの良いご飯は、熟成カンパチの旨みをしっかりと受け止め、大満足の味わいです。

▲取材時のおかずは「肉巻豆腐」(単品300円)

定食には日替わりのおかずも付きます。すべて手作りで、中でも「肉巻豆腐」は30年愛され続ける看板メニュー。厚切りの豆腐を豚肉で包んで揚げ、甘辛い特製タレで仕上げた一品は、外はカリッと、中はふんわり。ご飯がどんどん進むおいしさです。

懐かしさと洗練が調和する古民家空間。絶景テラスで特別なひとときを

「この路」は、趣きある外観や和モダンな内装も魅力。入り口の重厚な扉は、なんとお城で使われていたもの。扉を開ける瞬間から気持ちが高まります。店内にはテーブル席のほか、子ども連れにうれしい座敷席もあり、さまざまなシーンで利用可能。爽快な景色が広がるテラス席では、ペット同伴もOKです。

特にお勧めなのが、初夏のサンセットタイム。「テラス席から見る夕陽は本当に美しいですよ」と高橋さんも笑顔で語ります。今春からは夜の営業も再開され、お昼と同じメニュー・料金でディナーも楽しめるようになりました。美しい夕焼けとともに、好みのお酒を片手に味わう食事は、まさに至福のひとときです。
「秘伝のチキン南蛮定食」や「この路特製唐揚げ定食」なども人気のメニュー。心も体も満たされる癒しのひとときを求めて足を運んでみては。

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INFORMATION

この路(このみち)

住所
鹿児島県鹿屋市北田町11099-3
電話番号
0994-42-2271
営業時間
11:00〜14:00(L.O.13:30)
18:00~21:00(L.O.20:30)
定休日
不定休
※インスタグラムで確認を
可能な支払い方法
現金・電子マネー(au Pay、Payどん)
駐車場
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2025年05月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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