
鹿児島中央駅から徒歩約10分の場所にある「カフェ食堂RAN(ラン)」は、ランチやカフェメニューが楽しめるお店です。2024年で開店40周年を迎え、地元に根ざした人気店です。
白い外観に水色のドア枠が目印の店舗は、ビルの1階にあります。店内はテーブル席とカウンター席がゆったりと並ぶ広々とした空間で、店主の松木さんがこれまでに旅してきたエジプトやアフリカなどの国々の雑貨や装飾品が飾られています。


「カフェ食堂RAN」の魅力は、たっぷりの野菜が楽しめる手づくりのランチメニュー。家庭料理のような温かみのある〝おうちごはん〟風ランチは、日替わりセットのほか、定番セットもあり、どれも仕込みから丁寧に調理しています。
今回は、そのなかでも特に人気の高いおかずのランチを紹介します。
自家製の下味に漬け込んだ鶏肉と、野菜がもりもりの人気ランチを紹介

「日替わりランチセット」は、日替わりのメインに、小鉢2品・サラダ・スープ・ご飯・漬物・ミニデザートが付いたセットです。定番ランチでは、ミニデザートの代わりにもう1品小鉢が付いてきます。

なかでも人気なのが、「チキン南蛮セット」と「油淋鶏(ユーリンチー)セット」です。どちらも、丁寧に下処理した鶏肉を自家製の下味ダレに一晩漬け込んでから調理しています。
◆自家製のタルタルと甘めの南蛮酢が絶妙な「チキン南蛮セット」

外はサクッと、中はしっとりと仕上げたチキン南蛮は、自家製の南蛮酢とタルタルソースが相性抜群。大きめにカットしたゆで卵を使い、レモン水を加えて仕上げたタルタルソースは、あと味がさっぱりとしています。たっぷりの野菜と一緒に、もりもりと食べたくなる一皿です。
この日の副菜は、ナポリタンと、大根と人参の甘酢漬け。小鉢にも旬の野菜が使われ、サラダはタマネギとニンジンの自家製和風ドレッシングでいただきます。



スープは仕入れる野菜によって具が変わり味噌汁や豚汁などが。この日の漬物は、切り干し大根の甘酢漬けとブロッコリーのごま油和えでした。品数の多さとボリューム、そして何よりも手間を惜しまず作られる料理は、長年の常連客に愛されています。
◆ザクザク食感がクセになる「油淋鶏セット」

揚げ油の温度にこだわって仕上げた油淋鶏は、ザクザクとした食感が魅力です。7種類以上の旬の野菜は、油淋鶏が見えなくなるほど。香ばしいごま油がふわっと香る、しょうゆベースの自家製タレが食欲をそそります。ボリューミーでありながらもサラダ感覚で食べられると人気のメニューです。


ランチセットに付くコーヒーは、同じ建物の2階で営業する「長島珈琲焙煎所」の豆を使用しています。どのスタッフが淹れても味が変わらないよう、エバシス製のデロンギを使って抽出。食後のひと息にもぴったりの、こだわりの一杯です。
カフェ食堂RANならではのデザート「コーヒーぜんざいアイスクリーム」

「長島珈琲焙煎所」の豆を使い、エバシス製のデロンギで抽出したエスプレッソを最後にかける「コーヒーぜんざいアイスクリーム」。アイスクリーム、生クリーム、あんこ、白玉、ベリー、グラノーラが層になった、大人のパフェです。甘さとほろ苦さのバランスが絶妙で、食後のデザートにもぴったり。アイスは、シングルとダブルから選べます。

「カフェ食堂RAN」では、日替わり弁当やホットサンドのテイクアウトも行っています。1つから注文ができ、予約状況によっては当日の予約も可能です。
また、金曜・土曜は夜営業もしており、営業時間中ならいつでも楽しめるアルコールメニューもそろっています。
40年以上続く街のカフェで、心と体にやさしいごはんやデザートを味わいに、ぜひ立ち寄ってみてください。
カフェ食堂RAN(ラン)
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市鷹師1丁目3−6 長島ビル1F
- 電話
- 099-250-0889
- 営業時間
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・月~木曜:9:00~17:00(L.O.16:30)
・金曜:9:00~21:30(L.O.20:30)
・土曜:18:00~21:30(L.O.20:30)
※日替わりランチ11:00~L.O.14:30 - 定休日
- 日曜、祝日
- 可能な支払い方法
- 現金・クレジットカード・電子マネー
- 駐車場
- 有 ※限りがあるので乗り合わせをおすすめ
- @cafeteria_ran