「宋艸窯」(そうそうがま)だからこその、豊かな色彩と表情の器

「宋艸窯」(そうそうがま)だからこその、豊かな色彩と表情の器
LIFE
#姶良市
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天文館から車で約40分、姶良市平松にある「宋艸窯」(そうそうがま)は、先代と息子さん夫婦の3人で営む窯元です。
先代が50年以上前にこの閑静な住宅地で窯を開きました。木組みや木製サッシが映える白の外壁にオレンジレンガの屋根の建物が、どこか違う街に来たような気持ちにさせます。

作品が並ぶ空間はギャラリーとしても開放されており、3人の陶芸家がつくる魅力ある器を見ることができます。
そこには、「宋艸窯」の代名詞でもある、稜線(りょうせん)模様が美しい〝鎬〟(しのぎ)の技法が施される器も。紺・白・青・赤・緑とさまざまな色が並び、同じ色であってもマットなものや光沢があるものと豊かな色彩が魅力。土・釉薬・窯など原料や工程のどれか一つでも違うと出せない「宋艸窯」だからこその〝色彩〟です。

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鎬の入りかた形や大きさなど、器の種類もたくさんあります。ひとりひとりの手の大きさが異なるように、しっくり馴染む器も個人で異なる。そのため、実物を見てさわって、〝いい〟〝好き〟というその人の感覚を大切に思い、オーダーはひとつから受けています。
色ごとに窯焚きするため、タイミングによっては少しお待たせするときもありますが、自分にしっくりくる器を感じに、「宋艸窯」に、ぜひおでかけしてみて。

じっくりと作られる「宋艸窯」の器や小物たち

主に熊本県天草の赤土と滋賀の信楽白土をブレンドした陶土を使用し、焼成は二つの焚き方を釉薬に合わせています。

◆練り込みの技法でつくる器

異なる2つの粘土を組み合わせてつくる〝練り込み〟の器は、表だけでなく裏にも模様が見られるのが魅力です。異なる特徴の粘土を重ねるため、継ぎ目にヒビは入らないよう、ゆっくりと時間をかけて乾燥させつくります。近くで見ると模様の表情がそれぞれ違い、そこが何だか愛おしい器です。

◆鹿児島をモチーフとした箸置き

噴煙があがる〝桜島〟や〝桜島大根〟、鹿児島ではよく夏の終わりに塩ゆでして食べる〝ピーナッツ〟、桜島で防風林として植樹されている〝ヤブツバキ〟など、鹿児島をモチーフにした箸置きは、ぷっくりつるんとした見た目で、笑みがこぼれる可愛さ。
日常使い、季節や行事に合わせて揃えても面白いですね。

イベントの出店などで不在にすることもあるため、ギャラリーに行ときは事前にInstagramより連絡をお勧めします。もちろんWebでも購入できます。
販売店や姶良市に行くときは、ぜひ「宋艸窯」の雰囲気と器を手に取ってあじわってみてください。

「宋艸窯」の器、取り扱い販売店紹介

D&DEPARTMENT KAGOSHIMA by MARUYA
住所:鹿児島県鹿児島市呉服町6-5 マルヤガーデンズ4F
電話番号:099-248-7804
営業時間:10:00〜20:00

年輪堂
住所:鹿児島県霧島市牧園町持松690-5
電話番号: 0995-55-1369
定休日:水・木曜


照国オリーブラボ
住所:鹿児島市城山町3-38
電話番号:099-223-0086
営業時間:11:00~16:00
定休日:不定休 
※ホームページとInstagramで要確認

INFORMATION

宋艸窯

住所
鹿児島県姶良市平松5922
ギャラリーオープン時間
10:00~17:00
定休日
不定休
※Instagramで事前予約をお勧め
可能な支払い方法
現金のみ
Instagram
@sou_sou_gama
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2024年04月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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