幅広い世代に寄り添い、やさしい時間が過ごせる“令和の喫茶店”

霧島市の国分インターから、車で約6分のところにある「喫茶よしはる」は、近所の年配の人から子ども連れまで、誰もが気軽に立ち寄れ、くつろげるお店です。コンセプトは、たくさんの人に愛される”令和の喫茶店”。多くの人に覚えてもらえるよう、店主の名前をそのまま使ったシンプルな店名で、2025年3月にオープンしました。

店内はモノトーンと木目を基調にした、あたたかみのある空間。カウンター席と、2～4人が座れるテーブル席があります。壁際のテーブル席には、子どもと大人の目線が合うよう座面を少し高めに設計した、特注の椅子が設置され、家族みんなで和やかに食事を楽しめます。
また、キッズメニューを注文すると、カプセルトイが回せるうれしいサービスも。料理を待つ間に遊べるおもちゃも用意され、子ども連れの家族に好評です。

ナポリで愛される豆と、ミラノ発のエスプレッソマシンを使ったコーヒー

コーヒーには、ナポリで愛されるブランド「KIMBO（キンボ）」の豆を使用し、ミラノ製エスプレッソマシン「CIMBALI（チンバリ）」で丁寧に抽出。深煎り豆ならではのしっかりとした苦みとコク、すっきりとした後味が特徴で、食事にもスイーツにもよく合います。
また、カフェラテにも同じ豆を使用。まろやかなミルクが苦みをやさしく包み、コーヒーが苦手な人にも飲みやすい味わいに仕上げています。

人気のモーニング「ラピュタトースト」は一日の始まりにぴったり

▲「ラピュタトースト」

▲「ラピュタトーストセット」680円。実際は、ラピュタトーストとドリンク、ゆで卵のセットです

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モーニングには、トーストとドリンクがセットになったメニューが提供されます。その中で人気なのが、アニメ映画に登場するトーストを再現した「ラピュタトースト」。レシピは店主がかつて勤めていた「dankenCOFFEE（ダンケンコーヒー）」から受け継いだもので、SNSでも話題になりました。

外はサクッと香ばしく、中はふんわりとした厚切りトーストに、粒マスタードとマヨネーズを塗り、ベーコン4枚と半熟の目玉焼きをのせています。
ナイフを入れると、黄身がとろりと流れ、パンにじんわりと染み込んでいきます。

そのほか、シンプルな「バタートースト」や、「はちみつトースト」、「あんホイップトースト」など、甘いトーストメニューもあります。朝の時間にちょっと気分が上がるモーニングを食べて、一日をスタートしてみてはいかが。

世界一のピッツァ職人監修！生地が主役のナポリピッツァ

2025年10月には、ランチメニューにピッツァが登場しました。提供しているのは、生地が主役のナポリピッツァ。名古屋の有名イタリアンレストランで経験を積んでいた縁から、牧島昭成氏が監修した生地を使用しています。牧島氏は、2010年にイタリア・ナポリで開催された「ナポリピッツァ職人世界選手権」での優勝経験（※）をもつ、ピッツァ職人です。
大きさは直径20センチほど、材料は小麦粉・塩・水・酵母のみのシンプルな生地は、外はカリっと、中はもっちり。小麦粉は、ナポリで長年愛される製粉会社「CAPUTO（カプート）」の「サッコロッソ」を100％使っており、小麦の香ばしさと、豊かな風味が特徴です。

※「日本記録認定協会」サイト

このとき、提供されていたのは、「しらすのマリナーラ」、「キノコとベーコンのピッツァビアンカ」、「お肉とお野菜のピザ」の3種類。
今回は、「しらすのマリナーラ」をいただきました。「マリナーラ」とは、チーズを使わずに、トマトソースやニンニク、オレガノをトッピングし、最後にオリーブオイルで仕上げる、伝統的なナポリピッツァです。

生地の上に塗られたトマトソースは、「喫茶よしはる」オリジナル。トマトの状態に合わせて塩分を調整しており、しっかりとした甘みが感じられます。また、伝統的なトッピングに加え、釜揚げしらすをたっぷりと。厚切りのニンニクとしらすの香りや食感がアクセントになり、満足感のある味わいです。

14時から16時の間には、ドリンク付きのお得な「PIZZA SET」として楽しむこともできます。遅めのランチや軽食にぴったりのセットメニューです。

今回紹介したメニューのほかにも、トーストやスパゲティ、夏季限定のかき氷など、新メニューが続々と登場します。新しいメニューのヒントは、訪れる人の声だと店主の篠原さん。
今後もさらにバリエーションが広がる予定です。最新情報は、お店のInstagramをチェックしてみて。

霧島を訪れた際は、モーニングからランチ、カフェタイムまで、どの時間帯でもくつろげる「喫茶よしはる」へ。おいしいピッツァや香り高いコーヒーを楽しみながら、あたたかなひとときを過ごしてみてください。