「大豆の華」大豆の旨みが濃厚な、湯葉と豆腐の魅力を

「大豆の華」大豆の旨みが濃厚な、湯葉と豆腐の魅力を
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#薩摩川内市
#お弁当 #テイクアウト #ランチ #鹿児島の調味料
▲「大豆の華」レストラン内

JR川内駅から車で約12分、鹿児島市街地からは1時間ほど。薩摩川内市にある「大豆の華」は、1959年創業の有限会社くすもと食品が手がける、豆腐販売のショップと豆腐料理のレストランです。ここは、「すべてはお客様の健康と美味しさのために」という理念のもと、「身体の中から美しく」をコンセプトに、日々営業しています。

▲「大豆の華」入ってすぐはショップに
▲国産大豆のおから
▲くすもと豆腐にあう特選だし醤油「華しずく」店頭価格 634円
▲湯葉クリーミーコロッケなども

取材をしたこの日は、平日にもかかわらず、豆腐が店頭に並ぶ10時半頃には次々とお客さんが訪れ、11時のレストラン開店と同時に駐車場がほぼ満車になるほどの人気ぶり。
ここでのお目当ては、ほかでは味わえない豆腐や惣菜、調味料、そして豆腐を主役にしたランチです。地元の人はもちろん、県外からのお客さんも多く訪れています。
全国の豆腐好きにこそ足を運んでほしい「大豆の華」。ここでは、こだわりの豆腐と、レストランで楽しめるメニューを紹介します。

全国豆腐品評会で受賞!くすもと食品が作る豆腐の魅力とは

自然豊かな鹿児島県薩摩川内市で、「主菜になる豆腐」を合言葉に、60年以上にわたり豆腐づくりを磨き続けてきたくすもと食品。
「豆腐は味がないと言われることがありますが、大豆の旨みがしっかりと感じられる濃厚な豆腐をお届けしたいです」とスタッフさんが話してくれました。

大豆・にがり・水の三つにこだわり、長年の経験と独自の製法で仕上げる豆腐は、これまでに数々の賞を受賞しています。
2025年開催の「第13回 ニッポン豆腐屋サミット 全国豆腐品評会」では、「日本の寄せ 暁」が2位、「日本の絹ごし 華」が3位に輝きました。「第9回 全国豆腐品評会 西日本地区大会(九州地区)」でも「日本の寄せ 暁」が最優秀賞を受賞するなど、その品質と“味・食感・風味・後味”が、高く評価されています。

◆自宅で豆腐を味わう!ショップで人気の豆腐を紹介

▲「日本の絹ごし 華」店頭価格 445円
▲「日本の寄せ 暁」店頭価格 445円

全国豆腐品評会で入賞した「日本の寄せ 暁」と「日本の絹ごし 華」に使われているのは、宮城県産「香り豆」。その名の通り、ふわりと広がる香りと深いコク、やさしい甘みが特長です。

「日本の寄せ 暁」は、とろけるような口あたりと、ねっとりとした濃厚な食感が魅力。大豆本来の旨みと甘みを引き出す製法にこだわり、ひと口で豊かな風味が広がります。そのまま味わうのはもちろん、塩やオリーブオイルを少し添えるのもお勧めです。
「日本の絹ごし 華」は、きめ細やかでなめらかな口どけが特長。まろやかな甘みとコクのある味わいで、冷奴や温奴によく合います。

▲「濃厚絞り出し豆腐 木綿」店頭価格 310円

そしてショップで一番人気なのが「濃厚絞り出し 木綿豆腐」。
2018年の全国豆腐品評会・九州沖縄ブロックで最優秀賞を受賞し、木綿豆腐部門で6年連続の受賞歴をもつ逸品です。しっかりとした歯切れで崩れにくく、豆腐ステーキやハンバーグなど、あらゆる料理に使える頼もしさも魅力です。

香る豆腐と季節の味わいを、贅沢に楽しむランチを紹介

「大豆の華」のランチは、選べるサラダ付きの定食から、季節のお膳まで豊富なメニューがそろいます。なかでも訪れる人を喜ばせているのが、出来立ての湯葉を目の前ですくって味わえる「湯葉のセルフサービス」。湯葉そのもののおいしさはもちろん、“すくう楽しさ”を体験できるのも人気の理由です。

▲セルフで湯葉を。この日の使用大豆は宮崎県産「ミヤギシロメ」
▲湯葉は、割醬油か塩でいただくのがお勧め
▲セルフ湯豆腐。この日は「濃厚絞り出し不綿豆腐」

ランチメニューでお勧めなのは、季節の味わいと豆腐料理を贅沢に詰め込んだ美人御膳「華」と「彩」。四季に合わせて献立が変わるため、その時々の旬の味を楽しめます。なかでも、店内で毎朝つくる「本日の豆腐」は、できたてならではの濃厚なおいしさ。レストランだからこそ出会える特別な味わいを堪能できます。

▲美人御膳に付く本日の豆腐は、まずはぜひ塩で

◆ 美人御膳「華(はな)」秋バージョン

▲美人御膳「華」2,200円
▲「華」には湯葉入りのお吸い物がセットです

湯葉のおいしさを主役に据えた美人御膳「華」は、本日の豆腐、濃厚豆乳、湯葉入りのお吸い物、デザート、コーヒーに加え、季節ならではの湯葉料理が華やかに並びます。

やさしい口どけが魅力の「湯葉真丈(ゆばしんじょう)と天ぷら」は、ふわりとほどける湯葉真丈に、サクッと揚がった天ぷらの香ばしさが。
さらに、サツマイモやレンコンなど秋の根菜をじっくり甘辛く炊いた「大豆の甘辛煮」、定番人気の「湯葉カツ」、マリネした野菜を湯葉で包んだ「秋野菜の生湯葉巻」など、湯葉の食感と季節の旨みが重なる品ばかりでした。

◆ 美人御膳「彩(いろどり)」秋バージョン

▲美人御膳「彩」1,870円

旬の味わいを少しずついろいろ楽しみたい人にぴったりなのが、美人御膳「彩」。本日の豆腐、濃厚豆乳、湯葉入りのお吸い物、デザート、コーヒーに、季節のおかずが並びます。
「揚げだし豆腐と季節の野菜の天ぷら」は、表面はカリッと、中はとろりとした豆腐のおいしさが際立つ一品。ポテトサラダ風に仕上げた「おからのサラダ」は、ふんわり軽い口当たりで、豆の甘みがやさしく広がります。出汁を含んでじんわり味が染み込んだ「凍豆腐の含め煮」や、香ばしい甘酢ソースが食欲をそそる「大豆ミートの甘酢煮」など、どの料理も穏やかな味わい。さらに、湯葉のふりかけをまぶしたおにぎりや、塩豆腐に爽やかな柚子ジュレを重ねた小鉢など、ひと皿ごとに異なる食感と香りが。最後まで飽きずに楽しめるお膳になっています。

美人御膳は12月から冬メニューと、四季でメニューが切り替わります。最新の料理内容は、Instagramで発信しているのでぜひチェックしてみてください。

▲食後はコーヒーを

また、テイクアウトも充実しており、ランチで人気の「美人御膳」をお弁当として楽しめます。法事やお祝いごとにぴったりの特注弁当、誕生日会やパーティー向けの特製オードブルなど、シーンに合わせた注文ができるのも魅力です。

▲「美人御膳弁当」1,580円

お店に足を踏み入れると、スタッフの皆さんが元気な挨拶で迎えてくれ、豆腐や料理、調味料のことまで丁寧に説明してくれます。温かな雰囲気の中で、豆腐のおいしさと奥深さをじっくり味わえる「大豆の華」。心と体がほっとほどけるような時間を求めて、ぜひ訪れてみてください。

INFORMATION

大豆の華

住所
鹿児島県薩摩川内市田海町451-1
電話番号
0996-30-1891
営業時間
9:00~18:30
●レストラン
ランチ:11:00~L.O.14:00
カフェ:14:00~18:00
定休日
日曜
※Instagram投稿のカレンダーで確認を
可能な支払い方法
現金・電子マネー
駐車場
Instagram
@daizunohana
大豆の華ホームページ
https://daizunohana1.com/
くすもと食品ホームページ
https://tofu-kusumoto.co.jp/
オンラインショップ
https://tofu-kusumoto.shop-pro.jp/
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2025年12月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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