星ヶ峯の住宅街の一角にたたずむ器のお店

鹿児島中央駅から車で約15分、JR広木駅からは歩いて10分ほどのところにある「BluePisces(ブルーパイシーズ)」は、星ヶ峯の住宅街にたたずむ、器のセレクトショップです。

お店のオープンは2019年3月。働き方を見直す中で、“自分の好きなものは何か”を考えるようになった店主の田中さんは、日常でも旅先でも器に心惹かれている自分に気づいたといいます。
「器が変わるだけで、食卓に彩りが生まれて、気分も明るくなるんです」と田中さん。そんな器の魅力を多くの人に伝えたいという思いが、開業を決める大きな後押しになりました。
店内を歩くと、茶わん、小皿、プレート、グラス、箸置きなど、用途も産地も異なる器が次々と目に入ります。その数3,500点以上。窯元やシリーズ、用途ごとにディスプレイされているため、巡るほどに新しい発見があります。

波佐見焼や美濃焼をはじめ、信楽焼、有田焼、益子焼、瀬戸焼など全国の窯元の器や、作家もの、ガラスの器など、日常使いしやすい器から一点物まで幅広くそろう同店。
季節ならではの器を集めたコーナーもあり、この日はグラタン皿やスープカップなど、冬の食卓にぴったりの器が並んでいました。
波佐見焼を中心に、全国の窯元から集めた手頃な器
同店には、1,000円以下の手頃な器も多数あり、気軽に選べるのも魅力です。コロナ禍以降は、おうち時間を充実させたいと器を求める人が増え、家の食器を一式買い替えようとまとめて購入する姿も見られるようになったそう。


そのほか、退職祝いや誕生日プレゼントなど、大切な人への贈り物を探しに訪れる人も多くいます。
卒業シーズンには、記念品として、学級や少年団全員に色違いのマグカップを購入するケースも。ラッピングや大量購入の場合は、事前に連絡を。
◆やさしい色合いが食卓になじむ、natural69の「粉引釉」



丈夫で扱いやすく、価格も手ごろな波佐見焼は、普段使いにもプレゼントにもおすすめ。色や形のバリエーションも幅広くそろい、店内のラインアップの中でも大きな割合を占めています。
そのなかから今回紹介するのは、陶器のようなやわらかな風合いが魅力の、natural69(ナチュラルロック)「粉引釉(こびきゆう)」シリーズ。やさしいアイボリーの色合いが人気です。同店では大皿料理の取り分けに使いやすい小皿や、副菜にちょうどいい小鉢、茶わんなどを取り扱っています。
手仕事のあたたかさが息づく、一点物の器たち



店内にある小部屋には、一点物の器がずらり。職人や作家がひとつひとつ手をかけて生み出す器は、模様や形、釉薬の表情が少しずつ異なり、手仕事ならではの温もりが宿っています。
◆手描きの模様が魅力の、翔芳窯の器


翔芳窯(しょうほうがま)は、手描きにこだわる波佐見焼の窯元。すべて手作業で絵付けや下刷りを入れて模様を描いています。

線と点を組み合わせた繊細な模様が美しい「ホワイトライン麻」シリーズ。深さと広さのあるどんぶりは、麺類や丼ものに使いやすいと評判です。そのほか、シンプルな丸皿や、350mlの缶ビールがちょうど入るビアカップなどがありました。

植物の力強さを表現した「ローズマリー」シリーズは、手彫りの模様と豊富なカラーバリエーションが魅力。丸皿、オーバル皿、マグカップなど形もさまざまで、ビビッドな色やパステル、マットな「デニム」と呼ばれるカラー、落ち着いた雰囲気のアメ色などが展開されています。
◆個性が光る作家ものも充実

作家ものや季節感のある器も豊富。鶴琳窯(かくりんがま)の「山路マグ」は、線刻という技法で陶土に線を刻んだ美濃焼のマグカップで、デザイン性の高さから入荷後すぐ売り切れることもある人気シリーズ。

遊び心のある独特のデザインと、深みのある緑色が印象的な織部焼の作家・山本一仁氏の作品も取り扱っています。こちらも全国的に人気が高く、問い合わせも多い器です。
そのほか、サクランボの絵付けがかわいい巌陶房(いわおとうぼう)の信楽焼や、菊祥陶器(きくしょうとうき)のイチゴやレモンの器、作家・牧田亮さんのパンダの箸置きなど、食卓に彩りを添えるアイテムが並んでいました。


価格帯やデザインもさまざまな器がそろう「BluePisces」。
食卓から気分を明るくしたくなったときや、大切な人への贈り物を探すときに、ぜひ訪れてみてください。
BluePisces
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市星ケ峯1丁目9-1 1F
- 営業時間
- 11:00~16:00
- 定休日
-
火・水曜日、不定期で日曜日
※臨時休業や時短営業あり。詳しくは、Instagramをチェック - 可能な支払い方法
- 現金・クレジットカード・電子マネー
- 駐車場
- 有(3台、店舗横に軽専用1台)
- @bluepisces1971