JR肥薩線「日当山駅」から大通りを歩いて約15分、鹿児島空港から車で約16分の場所にある「かわいち国分」は、地元特産品や農産物を加工した自社製品、たんぽぽの綿毛を使ったアートまで、幅広い商品がならびます。
鹿児島県根占で開業した「かわいち商店」の国分事業所として昭和35年にオープンした老舗。今はこちらの店舗が本店となり、地元の人から愛されています。
リピーター続出。一度食べると止まらないおいしさの「塩バナナチップス」
工場を併設しているため、店内には自社製品も多くあります。
その中でいちばんの人気を誇るのが、この「塩バナナチップス」。ココナッツオイルで揚げたバナナチップスに、錦江湾の海水を焚いてつくった「錦江湾にしきの塩」がかかっています。バナナの甘みと塩の風味が絶妙で、一度食べるととまらないおいしさ。リピーターや、まとめ買いをしていくお客さまも。
人気の塩バナナチップスに、鹿屋「kittos」(キートス)のカカオニブをまぶした「カカオ&塩バナナチップス」。パッケージは霧島の「きりん商店」がデザインした、3店舗限定販売のコラボ商品です。バナナチップスの甘味と塩みに加えて、カカオニブの香ばしさとカリッとした食感が楽しめます。
そのほか、同じく人気の塩バナナチップスをつかった、ホットチリ味の「レッドでホットな塩バナナチップス」もあります。「唐辛子の配合を間違ってしまいました」というユーモアたっぷりのポップも店内に飾られています。辛いもの好きな人にお勧めの商品です。
たんぽぽに魅せられた「tanpopoojisan」がつくる、ギフトにぴったりの作品
店内にかわいらしくならぶのは「tanpopoojisan」の作品。たんぽぽの綿毛の自然な美しさが伝わるものや、もこもこの犬や猫をかたどったものなどがあります。「儚くてすぐに壊れてしまうたんぽぽの綿毛を、強く未来に残る物にできるところがたんぽぽアートの魅力です」と教えてくれました。
材料は、自宅で育てたたんぽぽの綿毛と自らが作るドライフラワー。使われるのはかすみ草・スターフラワー・アジサイなどで、それらをガラス製のドームの中で自由に飾っています。
オーダーも可能で、一緒に暮らす動物をモチーフにした作品が人気。入院中の飼い主さんへのプレゼントや、ひとり暮らしをはじめたお子さんへの贈り物にも選ばれています。
オーダーは、店舗での注文、またはInstagramのDMで受け付けていて、約2週間〜1ヶ月で完成します。ガラスのケースが不安な人は、プラスチックのケースを用意して注文時に渡すと、そのケースでつくってくれますよ。
バラエティ豊かな地元特産品がならぶ店内。おでかけにぴったりのテイクアウト商品も
店内には、鰹節や切り干し大根などの乾物から、たまごぼうろ、げたんはなどの昔懐かしいお菓子まで幅広い特産品がずらりと並びます。
なかでも長年人気の商品が、スティックタイプの「鹿児島生まれのほしいもちゃん」。使っているのは曽於市の吉川農園でとれた「紅はるか」で、上品な甘みと香り、食べ応えのある食感が人気の理由です。
暑い季節は「冷凍焼き芋」をテイクアウトしておでかけするのもいいですね。
かわいち国分
- 住所
- 霧島市隼人町姫城587-1
- 電話番号
- 0995-43-2209
- 営業時間
- 8:30〜18:00
- 定休日
- 日曜
- 可能な支払い方法
- 現金のみ
- 駐車場
- 有(店舗前2台ほど)
- @kawaichikokubu
- @tanpopoojisan