JR隼人駅から徒歩約9分、鹿児島市内からは車で約40分の場所にある「tombo coffee」は、地元の人だけでなく霧島温泉街に向かう人もよく訪れるお店です。
閑静な住宅街の角地に、白い外壁の一軒家が見えてきます。
黄色がアクセントの明るい店内には、焙煎機やアンティークの椅子が置いてあり、お店の名前にもなっている五穀豊穣の象徴〝トンボ〟の模型や、虫取りカゴも。コーヒー豆はもちろん、さまざまなラッピングのギフトが、オシャレに飾られています。
「もう一杯飲みたいな」と思える浅煎りのスペシャルティコーヒー
カウンターに並ぶコーヒー豆は、なるべく農家さんから直接仕入れています。
コーヒーの味はもちろんのこと、農薬を使用していない、環境に配慮した栽培を行っている農家さんの豆だけ置いています。そのためコーヒー豆には農園名が表記してあり、パッケージには農家さんの似顔絵が。
手間をかけ大切にコーヒー豆を育てる農家さんの顔が見えるようにと、店主である小原さんご夫婦の思いが込められています。
自家焙煎のコーヒー豆は基本〝浅煎り〟で、「もう一杯飲みたいな」と思ってもらえるよう、あっさりとした味わいにしています。すべて試飲ができ、その中には今まで飲んだことのないクセのつよいものもあり、まさに新感覚な味わい。もちろんクセがなく、浅入りながら酸味も少ない、飲みやすいものもあります。
普段飲んでいるコーヒーとは違う、新しい味わいが体験できるのも「tombo coffee」の魅力です。
「生豆の品質から管理してあるスペシャルティコーヒーを余すことなく楽しむために、店内で試飲できるコーヒーは、フレンチプレスで淹れています」という小原さん。金属フィルターで濾すため、香味成分をあますことなく抽出でき、豆の香りや味をしっかりと楽しめるといいます。店内で、それぞれの個性をぜひ味わってみて。
その他のコーヒーメニューに、ハンドドリップコーヒーやエスプレッソ、カフェラテ、アフォガートなどもあります。
今注目の「カスカラ」を、いろいろなテイストで楽しんで
収穫したコーヒーチェリーの種子を取り除き、残った果実や皮の部分を乾燥させて作る「カスカラ」は紅茶のように楽しめます。
味はローズヒップティーに近く、爽やかな甘さとわずかな酸味が。コーヒーに比べるとカフェインの含有量は少なく、栄養価の高さや、サスティナブルの観点から今注目されています。
そのカスカラの味をしっかり楽しみたい人は「カスカラストレートティー」がお勧め。アイスにすると少し渋みを感じますが、それが好きな人も多いとか。
渋みが苦手な人には、霧島の養蜂家「冨吉養蜂」のハチミツと、ミルクが入ったまろやかで甘みの「カスカラハニーミルク」もあります。夏場はスッキリと「カスカラハニーソーダ」も人気です。
コーヒー豆専門店の「tombo coffee」。お店にある豆のことは気軽に聞いてみて。豆の挽き具合なども丁寧に教えてくれます。
いつもとはちょっと違うコーヒーの味をテイクアウトドリンクのみでも。
ぜひ、おでかけしてみて。
tombo coffee (トンボコーヒー)
- 住所
- 鹿児島県霧島市隼人町神宮6-4-7
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
-
水曜日
※不定休ありのためInstagramを確認してね - 可能な支払い方法
- 現金・クレジットカード・電子マネー
- @tombocoffee_kirishima