鹿児島の「紫陽花スポット」4選。多彩な紫陽花を楽しめる名所を紹介

鹿児島の「紫陽花スポット」4選。多彩な紫陽花を楽しめる名所を紹介
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鹿児島県内にある”紫陽花”スポットを紹介!見ごたえ満点のスポットから、のんびり散策ができるスポットまで。家族や友人、ひとりでも、各所に咲く美しい紫陽花を見に、おでかけしてみませんか。

【阿久根市】海が望める高台から見渡せる色とりどりの紫陽花「笠山観光農園あじさい園」

阿久根市脇本にある「笠山観光農園あじさい園」は、なだらかな斜面に色とりどりの紫陽花が咲きほこり、その先には東シナ海が広がります。
高台から見える景色はまさに絶景。天気のいい日には、阿久根大島や桑島も見ることができます。約30種類の紫陽花が1500株咲く「笠山観光農園あじさい園」では、6月の中旬頃に見ごろをむかえます。

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6月はお弁当やうどん、お菓子などが販売されているため、ピンクや紫、青など彩りも美しい紫陽花を見ながらのんびりとした時間が過ごしてみて。
2月から3月にかけては、鶴が旋回する美しい姿「鶴の北帰行」が見えるスポットです。

INFORMATION

笠山観光農園あじさい園

住所
鹿児島県阿久根市脇本12531
電話番号
阿久根市商工観光課
0996-73-1114
開園期間
6月1日~6月30日
※2024年の情報です。毎年の開催はHPを確認
開園時間
9:00~16:00
入場料
無料
駐車場

【出水市】幻想的な遊歩道に咲くしとやかな紫陽花「東雲の里」

出水市上大川内にある4万坪の庭園「東雲の里」では、山の起伏を生かし作られた遊歩道で、ヤマアジサイや西洋アジサイなど、6万本の紫陽花を楽しむことができます。6月中旬頃に見ごろをむかえ、毎年多くの人で賑わう紫陽花の名所です。

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陶芸家である園主の宮上さんが管理する庭園には、自身の作品を展示したギャラリーが。また庭園散策の小休憩にぴったりの「生そば 草の居」もあり、人気の手打ち十割蕎麦が味わえます。蕎麦などがのる籠には紫陽花が添えられ、その紫陽花を持ち帰ることができる嬉しいおもてなしもあります。

11月中旬~下旬頃には紅葉の名所としても知られる「東雲の里」。自然が豊かなこの場所で、ゆったりとした時間を過ごしてみて。
※「生そば 草の居」では、「あじさいまつり」「紅葉まつり」の時期だけ、10時頃に整理券を配布します。整理券がなくなり次第、その日は完売です。

INFORMATION

東雲の里

住所
鹿児島県出水市上大川内2881
電話番号
0996-68-2133
開園時間
9:30~16:00
【生そば 草の居】
蕎麦 11:00~無くなり次第終了
喫茶 11:00~16:00
定休日
定休日:※Instagramで確認してみて
【生そば 草の居】
木曜・金曜が定休日です
※祝日や紫陽花、紅葉時期は休み無く営業
入場料
「あじさいまつり」「紅葉まつり」の時期のみ
・中学生以上 500円
・小学生以下 無料
・障害者 250円
・団体割引き20名以上 400円
※その他の時期は入園無料
まつりの時期
※Instagramで確認

【鹿屋市】ユニークな名前や花の形にびっくり!300種類の紫陽花「かのやばら園」

▲「イングリッシュローズガーデン」展望台寄りの斜面に見事な「紫陽花の丘」があります。手前の紫陽花は「ダンスパーティー」

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日本最大規模を誇るバラ園として知られている「かのやばら園」。5月初旬~7月上旬は、何と300種類もの多彩な紫陽花が咲き誇ります。素敵な紫陽花の小道や撮影スポットもあちらこちらに設置されています。

▲階段に並ぶユニークな置物は、海の廃材〝浮き〟を再利用したもの

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「バラだけでなく紫陽花も楽しめる場所にしたいと、2015年から植え始めて少しずつエリアも増やしてきました。今では300種類ほどになり、ユニークな名前や珍しい花・葉の形を楽しめます。紫陽花は咲き始めから咲き終わるまでに色が少しずつ変化するので、別名〝七変化〟とも言われているんですよ。ぜひ色のグラデーションも楽しんでほしいですね」と、ガーデナーで主任技師の宮地秀作さんが教えてくれました。
同じ株の中でも鮮やかな色からニュアンスのあるドライな色味に変化していたり、咲き終わりの時期になると花が下を向いたりと、いろいろな表情が見られます。

◆ユニークな紫陽花をチラッと紹介!

写真のように三角錐のような紫陽花もあります。名前は「ルビースリッパーズ」。葉の形から「カシワバアジサイ」とも呼ばれます。

▲「ルビースリッパーズ・カシワバアジサイ」
▲愛らしい形の「コンペイトウ・スマイル」
▲白く大きな花房が目を引く「ワタボウシ」

バラと同じく、紫陽花も早咲き遅咲きがあるそう。珍しい名前の紫陽花の中には、ここでしか見られないものもあります。

▲「ピーターパン」

▲「ハナツムサト(花摘む里)」

▲「テマリテマリ」

▲黒くなっている枝に注目「ブルーゼブラ」

▲「ひなまつり」

▲艶やかさを感じる「火の鳥」

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「かのやばら園」のInstagramでは、紫陽花を植え始めた9年前の画像と咲き乱れる現在との比較写真もアップされています。2024年は開花がちょっと早めだったそう。随時、開花情報も発信しているのでチェックしてみて。

幻想的な青の紫陽花とユーモラスな田の神さまに癒される「霧島ヶ丘公園」

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霧島ヶ丘公園の「田の神ロード」では、表情豊かな〝田の神〟像と青一色の紫陽花が連なる幻想的な光景を楽しめます。

霧島ヶ丘公園は四季折々の花が楽しめるほか、展望台からは錦江湾や桜島、開聞岳などを一望できる場所。子ども向けの遊具やサイクリングコース、キャンプ場などもあり、家族みんなで一日満喫できますよ。ぜひ出かけてみて。

INFORMATION

かのやばら園・霧島ヶ丘公園

住所
鹿児島県鹿屋市浜田町1250番地
電話番号
0994-40-2170
開園時間
9:00~17:00
定休日
毎週月曜
(※祝日の場合はその翌日)

【鹿屋市】極彩色に覆われた圧巻の〝紫陽花の山〟「いこいの里園」

鹿屋市天神町にある観光スポット「菅原神社(荒平天神)」から車で3分ほどの山あいに入った場所にある「いこいの里園」。毎年5月中旬~6月中旬頃に満開を迎える私有地の紫陽花園です。斜面に色とりどりの紫陽花が咲き誇る様子は、まさに〝紫陽花の山〟。歩道や見晴台も整備され、撮影スポットも多数。ゆっくりと散策しながら見事な紫陽花を楽しむことができます。

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斜面の下にも上にも展望台が設置されています。上の方の展望台は海まで望め、極彩色の紫陽花と新緑、海へとつながる絶景を撮影できますよ!

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敷地内には「第2アジサイ園と池」もあります。こちらも歩道や休憩スポットが設置されていて、山から流れてくる清水のせせらぎと紫陽花を楽しめます。

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紫陽花園「いこいの里園」を作りあげたのは、川村忠光さん(84)と川村百合子さん(80)のご夫婦。地元で石屋を営んでいた川村さんが20年ほど前から山を開拓しながら、少しずつ大好きな紫陽花を植えて、大きくしていきました。行き交う人が訪れるようになったのは10年ほど前から。
最初は4000株ほどあったそうですが、「今では紫陽花が自然と大きくなっているから、どのくらいあるのか正確にはわからないです」と軽やかに笑う川村さん。敷地内の休憩所で、紫陽花を見ながら語らうお二人も素敵でした。

園内には川村さん手作りの石板や灯篭、石細工などが随所にあり、遊び心も感じます。

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INFORMATION

いこいの里園

住所
鹿児島県鹿屋市天神町3307-2
開園期間
5月中旬~6月下旬
(シーズン中は無休)
開園時間
8:00~17:00
入場料
無料
駐車場
5〜8台(道路側、離れP含む)
ご注意
※途中道が細くなるので、運転には十分お気を付けください
※道中に案内看板が設置してあります
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2024年06月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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