「書家 金澤翔子展〜共に生きる〜」7月21日〜9月8日、枕崎市の南溟館で開催

EVENT
#枕崎市
#家族・子ども #アート
開催日
前期/7月21日〜8月17日
後期/8月18日〜9月8日
※会期中無休
8月18日から作品の一部入れ替え展示をします
時間
9時〜17時(入館は16時30分まで)
会場
枕崎市文化資料センター 南溟館
問い合わせ先
枕崎市文化資料センター 南溟館(なんめいかん)
住所:鹿児島県枕崎市山手町175
TEL:0993-72-9998
枕崎市にある南溟館で「書家金澤翔子展〜共に生きる〜」を開催。
ダウン症という障害がありながら、揮毫(きごう)・個展を重ね、書家として歩み続ける金澤翔子さんの今を表現する作品展です。

【入館料】
一般500円、高校・大学生300円、中学生以下無料
※観覧チケット1枚で前期、後期ご覧になれます。
▲本展では、翔子さんが目の前で筆をふるう席上揮毫も楽しめます(先着、予約制)

◆苦しみを乗り越えた親子の今

翔子さんが書道を始めたのは5歳の頃、書家である母親の泰子さんの影響でした。10歳で通常学級へ進級できなくなったことをきっかけに、書道と深く向き合うことになります。「毎日苦しみながら筆を握った時間が、私たち親子をつなげ、成長させてくれました」と振り返る泰子さん。その後、亡き父との約束を果たすべく、20歳で実現した個展が多数のメディアで取り上げられ、書家として注目を集めます。

◆今を表現する作品展純粋で一途な心の書

本展では、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字作品や、東京五輪の公式アートポスターとして制作した「翔」の金箔原画などの大作を中心に展示。
泰子さんは「翔子の作品には過去でも未来でもなく、今が表れるんです。10歳で涙ながらに書いた般若心経と、30歳で書き上げた般若心経の作品は違う良さがあります。その違いも実際に感じてほしいですね」と話します。

東日本大震災後に書かれた「共に生きる」は、離れていても心はつながっているというエールが込められた代表作。「翔子はただ、みんなに喜んでほしいという思いで書いています。純粋で一途、愛に満ちた彼女の書は、見る人の心を動かします。鹿児島の皆さんにお会いするのが楽しみです」

【PROFILE】
金澤翔子(かなざわ・しょうこ)
1985年東京都生まれ。20歳で個展を開催後、天才書家として国内外で活躍。紺綬褒章受章。30歳で念願の一人暮らしを実現する。夢はダンサーになること

◆7月21日と8月18日に親子で来鹿

【イベント】
●7月21日(日) 14:00~(枕崎市市民会館)※入場無料
金澤翔子氏による席上揮毫と母・金澤泰子氏による講演、購入書籍サイン会

●8月18日(日) 14:00~(枕崎市文化資料センター南溟館) ※要入館料
金澤翔子氏による席上揮毫と購入書籍サイン会

※事前に入場整理券(先着)が必要。南溟館、枕崎市市民会館にて配布。南溟館ホームページhttps://nanmeikan.jp.net/でも受付
※7月21日と8月18日の予約状況については、南溟館のHPで随時お知らせしています。

【主催】枕崎市 【共催】南日本リビング新聞社
【助成】一般財団法人自治総合センター/かぎん文化財団
【協賛】南さつま農業協同組合

◆枕崎市文化資料センター 南溟館
1988年のオープン以来、絵画、立体作品などの美術品を展示・収蔵。企画展の他、ワークショップやギャラリートークなども実施しています。
住所:鹿児島県枕崎市山手町175
TEL:0993-72-9998
9時〜17時(入館は〜16時30分)P有

本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2024年06月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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