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「パン・菓子ポンピ堂」のおすすめのパンとシュークリーム【しょうぶ学園】

2024.08.03 GOURMET

＃吉⽥・吉野周辺

#スイーツ #アート #パン #かわいい #特別な贈り物 #写真映え #プレゼント #お土産 #生活雑貨

天文館から車で約25分の吉野にある「しょうぶ学園」。その敷地内に「パン・菓子ポンピ堂」があります。
中に入ると空を見上げるほどの大きな木々が豊かな緑の葉をつけ、木陰を作り風に揺れています。まるで森林の中にいるような、心地よい環境が広がり、美しい緑の景色が目を楽しませてくれます。

しょうぶ学園の門を入ってまっすぐ進むと、右手に可愛らしい建物が見えてきます。吊り看板に「ポンピ堂」の文字が。ここは石臼挽き粉で作るパンが購入できるお店です。

中に入ると香ばしい良い香りが。目の前には、ふっくらでつやつやのクリームパンや、美しい層が重なるクロワッサンなど、さまざまなパンが並びます。その他にも、シュークリームや焼き菓子があり、土日は数量限定で、タルト、ガトーショコラ、バスクチーズケーキの中から1種類が販売されます。

石臼挽き粉で作る「ポンピ堂」の人気おすすめパンを紹介

オーソドックスなパンだからこそ〝美味しさ〟を突き詰めることを大切にしている「ポンピ堂」。石臼挽き粉を使用するのも、ミネラルや栄養素はもちろん、小麦の旨みをより感じるためだと言います。

◆プレゼントにも人気で、ファンが多い「カンパーニュ」と「食パン」

〝本日も、おいしいカンパーニュ焼けました〟の文字の下に並ぶ「カンパーニュ」。
生地は、前日から仕込み冷蔵庫で長時間熟成させるため、外はカリっと中はふんわり。ライ麦のほのかな酸味と小麦の旨みのあるカンパーニュで、噛めば噛むほどその風味と香りが感じられます。
生地の中に木の実が入ったカンパーニュなどもあります。

老若男女に幅広く人気なのが「食パン」。塩味が小麦の甘みを引き立ててくれ、ふんわりとした歯切れのいい軽い食パンです。
そのまま食べても美味しい「カンパーニュ」と「食パン」は、どんな食材とも相性がいい素朴でシンプルなパンです。サンドイッチや料理のお供にもぜひ食べてみて。

◆おすすめの菓子パン「シナモンロール」とお取り置き必須の「パイシュー」

パン生地にシナモンシュガーを塗って焼いた「シナモンロール」は、4つの小さなシナモンロールがひとつになっているため、手でちぎって食べやすい形状。シナモンの香りにアイシングのほのかな甘み、パン生地とのバランスが最高な「シナモンロール」です。

「パイシュー」は、サクッとした食感で食べ応えのある大きさ。すぐに売り切れてしまうため、お取り置きの連絡があるほど人気です。
ふんわりとした生地でサイズも小ぶりの軽めな「シュークリーム」もあります。お腹がいっぱいでも食べられると、食事後のお客さんに人気です。どちらもたっぷりのカスタードと生クリームが入っています。

シュークリームだけでなく、すべての商品が取り置きできます。しょうぶ学園に訪れたときは「ポンピ堂」にまずは立ち寄ってからギャラリーやショップなどを楽しむことをおすすめします。

「ポンピ堂」に来たら注目してほしい黒板日誌、アートやイラスト

しょうぶ学園ならではのイラストやアートが所々に感じられるのも「ポンピ堂」の魅力のひとつ。

その中でとくに見てほしいのが、ポンピ堂がカリオンというお店でオープンしたときからのスタッフ伊藤さんが書く黒板日誌です。
お天気のことやしょうぶ学園のこと、自分自身のことや彼女のこと…オープン前に書いています。読み進めると誰かの日記をちょっとだけ覗き見しているような、くすぐったい気持ちになる黒板日誌です。

いろいろな大きさがある「和紙のギフトボックス」。好みで焼き菓子を選んで詰め合わせできます。しょうぶ学園「和紙の工房」で作られたもので、デザインはもちろん作りもしっかりしているため、自宅で使う小物入れとして購入するお客さんもいます。

店内の床には、爪楊枝などで描いたというタイル1枚1枚に異なるイラストを見ることができます。パンの値札の味のある字やイラスト、カラフルにペイントされた古時計など「ポンピ堂」でしか感じることができない空間です。

「しょうぶ学園」の地域交流事業〝つながりあうくらし〟

しょうぶ学園の敷地内にはアート作品や壁画が点在しており、「しょうぶ学園」が展開するさまざまな事業の一端を垣間見ることができます。ここ「しょうぶ学園」は、知的障害を持つ人たちが地域社会でよりよく暮らしていくために、友好的で、安全で、のびのびとできる環境「SHOBU STYLE」を掲げ、〝その人がその人らしく生きるためのスタイル〟を支援しています。
そのため、自立支援事業〝ささえあうくらし〟、文化創造事業〝つくりだすくらし〟、地域交流事業〝つながりあうくらし〟と3つの事業があり、多様な取り組みが行われています。

その中の地域交流事業では、施設と店舗を通じて人々と〝つながりあうくらし〟を実現しています。
常設ギャラリーやクラフトショップのある地域交流スペース「Omni House」（オムニハウス）、芸術活動のサポートや企画展などを行う「Ｓギャラリー」、「パン・菓子ポンピ堂」、カフェとパスタのお店「Otafuku」があり、それぞれが持つ独自の魅力を、訪れる人に提供しています。
ぜひ「しょうぶ学園」に、おでかけしてみて。

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