リビング新聞の編集ライターが届ける鹿児島のおでかけ情報

グルメ

「タノカミ・ステーション」かわなべ牛のランチも食べられる複合施設

2024.08.19 GOURMET

＃南九州市

#クラフトビール #和食 #手土産 #カフェ #ランチ #鹿児島特産品

谷山から南薩縦貫道を通り、30分ほどのところにある「タノカミステーション」。廃校になった川辺中学校を活用し、「食をつうじて地域から新しい働き方を提案する複合施設」として、一般社団法人リバーバンクが運営をしています。

1階は、地産地食をテーマに、南薩エリアの豊富な食材を活かした健康的で美味しいランチなどを提供している「タノカミ・キッチン」、簡単な調理・商品づくりを行うことができるコミュニティキッチン「タノカミ・フードラボ」、SANKAKU BEER WORKSのクラフトビールが楽しめる「サンカク・ビールファクトリー」があります。2階は、コワーキングスペース、貸会議室、貸オフィスなどの設備がある「タノカミ・サテライトオフィス」です。

南薩エリアの美味しいものを堪能できるタノカミ・キッチン

タノカミ・キッチンの料理は、南薩エリアの食材を主に使っています。2024年2月から登場したメニューである、かわなべ牛を使った「黒毛和牛かわなべ牛の極みすきやき定食（2,350 円）と「さえん畑のお肉屋さんハンバーグ定食（1,500 円）」は、地元以外の人も食べにくるほどの人気っぷり。

◆スプーンで食べる、柔らかなハンバーグ

今回いただいた「さえん畑のお肉屋さんハンバーグ定食」は、川辺の生産直売所「さえんばたけ」で人気の合い挽きハンバーグを使っています。スタッフから「ハンバーグはスプーンで食べてください」と説明されるほど、ほろほろと柔らかいお肉です。デミグラスソースは、タノカミ・キッチンオリジナル。

米と味噌は川辺産のもの。味噌汁は、出汁から丁寧にとり、具材はその日によって変わるそうです。素材の味を活かした料理に、心も体も喜びます！

どの料理も丁寧に作られていて、料理を運ぶスタッフが思わず「美味しそう」と言ってしまうそう。ランチタイムは14時まで、14時以降はカフェタイムです。

スタッフが南薩を中心に厳選した商品も

入り口付近に並べられている商品は、南薩を中心に厳選されたもの。スタッフが売りたいと思ったものを集めているそうです。店の奥に進んでいくと、サンカク・ビールファクトリーにつながっているので、クラフトビールも楽しんでみて。

学校の名残が懐かしい気持ちにさせてくれるサテライトオフィス

▲木製のオシャレな案内

▲学校で使用していた木のイスが所々に

▲学校の名残が

2階のタノカミ・サテライトオフィスに向かうための階段は、学校の名残を感じさせてくれます。
手前にあるのは、コワーキングスペース。一時的に利用する場合は、一日1,000円で使用することができます。法人の場合は、月額でのご利用が可能です。無料Wi-Fiや電源はもちろん、有料ですがコピー機の使用もできるので、仕事や勉強がはかどりそう！

貸会議室は、机が置いてある部屋と、置いてない部屋があります。ヨガレッスンやセミナー、教室などをしたい人におすすめ。仕事に集中したいときや、リモートでの会議があるときなど、1人で贅沢に貸し切るのも良さそうですね。月額で借りられる賃貸オフィスもあります。気になる人は、タノカミステーションに連絡してみてください。

ちょっと気分を変えて仕事をしたいときは、美味しいランチもあるので、タノカミステーションにおでかけしてみて。

INFORMATION