阿久根市より黒之瀬戸大橋を渡り長島へ。車を約15分走らせたところに「Ru Coffee」(ルゥ コーヒー)があります。ここは、ハンドプレスのエスプレッソマシーンで丁寧に抽出されるコーヒーや自家製シロップのドリンク、地元の食材を使ったランチが楽しめるお店です。
古民家を改装した店内は、昭和ガラスや天井の梁はそのまま活かされ、とてもオシャレな空間。レコードの音楽が流れる店内は、カウンターとテーブル、座敷があり、ひとりはもちろん家族で訪れても、ゆっくりと過ごすことができます。
2023年にオーナーの小野さんは東京出身でカフェの店長などの経験を経て、縁が重なりここ長島で「Ru Coffee」をオープンしました。
地元で仕入れた食材で作るランチ
東京から長島に来て驚いたのは食材の豊かさ。とくに野菜は大きくその美味しさに感激したといいます。そのため「Ru Coffee」では、地元で仕入れられるその時期の食材を使ったランチを提供しています。
このときは、茄子とパプリカと舞茸の「夏野菜のペペロンチーノ」。どの具材も大きくカットされていて、素材の旨みをしっかりと味わえます。とくにこのときは、茄子の甘みとみずみずしさを存分に楽しみました。
アクセントに使われているのは、さつま町の「ひらめき」。小みかんの香りとピリッとした辛みに、ニンニクの風味が効いており、暑い季節でも食欲がそそられる一品でした。
◆時期によって変わる自家製シロップのドリンク
ランチのセットドリンクは、メニューから好きなものが選べます。
このときは、摘果ブドウでつくる自家製シロップを炭酸で割っていただきました。
種子島のキビ糖で作る自家製シロップは、これまでもレモンやカボスなどが。時期によって変わるため、訪れたときに尋ねてみてください。
ハンドプレスで抽出するこだわりのエスプレッソ
ハンドプレスではレバーを操作しながら、一定の速度で均一に圧力をかけながら抽出できるため、操作ひとつで味の変化が楽しめることが魅力です。きめ細かい泡の「クレマ」、コクと風味の「ボディ」、濃厚な香りの「ハート」と美しい三層でエスプレッソを抽出することに、小野さんはこだわっています。
このエスプレッソをベースに、アメリカーノやカフェラテ、モカ、ハニーラテ、エスプレッソオレンジなどのメニューを味わうことができます。
コーヒー豆は京都の「LOB Coffee House」のものを使用。“甘くて丸い、あと口の綺麗な澄んだ味わい“をテーマとした、毎日飲みたくなるコーヒーを提供するお店です。ぜひその〝味わい〟もぜひ楽しんで。
餃子を皮から手作りするお店を招いて「餃子夜市」などイベントを行うこともある「Ru Coffee」。今後のイベント情報は、ぜひInstagramでチェックしてみて。
日帰りドライブはもちろん、キャンプや宿泊する施設もある長島は、離島ならではの自然を存分に楽しむことができます。
ドリンクはすべてテイクアウトができます。長島に訪れたさいは「Ru Coffee」におでかけしてみて。
Ru coffee(ル コーヒー)
- 住所
- 鹿児島県出水郡長島町指江179-1
- 営業時間
- 12:00~18:00
- 定休日
-
木・金曜
※不定休あり、Instagramの投稿を確認してみて - 可能な支払い方法
- 現金のみ
- 駐車場
- 有
- @rucoffee.jp