日置市伊集院町に2017年にオープンした「お菓子のアンフィニ」。迫田亮さんと美幸さんご夫婦が営むアットホームな洋菓子店です。通りに面した店舗は、JR伊集院駅や伊集院IC、日置市役所からも近く、アクセス便利な場所にあります。店名の「アンフィニ」はフランス語で「無限大」。お店の可能性やお客様とのつながりが、大きく無限に広がることを願って名付けられました。
一番人気は子どもも食べやすい三角の「アップルパイ」
店頭にはロールケーキや生菓子、焼き菓子などが並んでいます。すべて、ご夫婦の手作りです。一番人気は、子どもの手にも握りやすい三角形の「アップルパイ」。大きくカットされほどよく煮たリンゴとクレームダマンド、風味付けのシナモンを絶妙なバランスで包み、焼き上げています。焼きあがったパイはツヤツヤ!食欲を刺激され、つい大きな口を開けて頬張ってしまいました。食べやすく優しい味わいが魅力です。
「シナモンが苦手な方も〝ここのアップルパイなら食べられる〟と言ってくださって…」と、手際よくパイ生地にフィリングを並べながら、美幸さんが話してくれました。三角パイを販売するアイデアは、実は、パイ好きだった美幸さんから出たものだそう!
焼きを担当するのはご主人の亮さんです。焼き上がると、すぐにシロップを塗って仕上げます。取材中、ず~っと甘く香ばしい香りに包まれて、何とも幸せな気分になりました。
三角パイは1日50個ほどしか作れないため、売り切れになることも。確実に手に入れたい方は事前の電話予約がお勧めです。
季節の味を楽しめる期間限定パイも
アップルパイの他に、定番商品の生チョコパイや季節限定パイなども並んでいます。ガーナ産のチョコと生クリームをブレンドした「生チョコパイ」は、ほろ苦さもある大人の味わい。取材時は秋限定の「マロンパイ」や「お芋パイ」が販売されていました。夏にはクリームチーズを使った特製フィリングも登場します。季節に合わせた味わいも楽しみですね。
地元の人気物産館でも販売されているアンフィニのお菓子
パイに使うリンゴやサツマイモなどは、良質な食材が集まる日置市の物産館「江口蓬莱館」で直接仕入れています。アンフィニの三角パイは、「江口蓬莱館」でも販売しています。また、同市の物産館「チェスト館」では、アンフィニの焼き菓子やプリンが販売されています。
愛情いっぱいに手作りするお菓子、店内のかわいらしい装飾も魅力
開店から7年。コロナ禍も乗り越えてきた同店には、家族連れや学生、男性のお一人様など、幅広い層が訪れます。「一見、お菓子屋さんに見えない感じが男性客には入りやすいのかも」と迫田さん。また最近では、手頃な価格のクレープの販売を始めました。学生さんも気軽に買っていくそうですよ。
壁には、手作りした可愛らしい装飾があちらこちらに見られ、小さい子どもたちも楽しめる工夫がされています。棚のいちばん下に施された装飾を、「ここは大人は気づかないかもね~」と笑いながら教えてくれました。柔らかなトーンで話す迫田さんご夫婦にもほっこりします。
1つ1つのお菓子を、丁寧に愛情を込めて作ることを大切にしている「お菓子のアンフィニ」。地元の人々に愛されるアットホームな洋菓子店へぜひ出かけてみて。
お菓子のアンフィニ
- 住所
- 鹿児島県日置市伊集院町猪ケ倉1丁目6-1
- 電話番号
- 080-5264-5441
- 営業時間
-
10:00~17:00
※売り切れ次第終了 - 定休日
- 不定休
- 可能な支払い方法
- 現金・電子マネー
- 駐車場
- 有
- @anfi.ni5