照国交差点近く、千石馬場通り沿いに中華料理の「凛丹 一壺坊(リンタン イッコボウ)」があります。白いコンクリート壁で静かな佇まいの外観で、店内は黒を基調とした落ち着いた空間。「凛丹」は福岡のお店で、姉妹店として2018年に鹿児島でオープンしました。
「一壺坊」〝イッコボウ〟とは、詩人李白(りはく)が詠んだ「月下独酌」の冒頭「花間一壺の酒」(=花の間に一壺の酒を置いて)という、花が咲いている場所に酒を持って一人で飲む情景を描写した部分に倣って付けたと言います。
「人それぞれ、楽しくお酒が飲める場所であってほしい」というシェフ神田さんの思いが込められています。
そのため取り揃えるお酒の種類は豊富。その中でもおすすめが、紹興酒です。熟成期間の4、8、10年があり、熟成期間によって異なるそれぞれの香りや味わいを楽しむことができます。
グランドメニューは福岡の「凛丹」とほぼ同じですが、その時だけのおすすめメニューや、鹿児島の食材を使ったメニューなど「一壺坊」でしか味わえない料理もあります。
滑らかな豆腐に、辛さと刺激が癖になる「四川麻婆豆腐」
ピリッと痺れる辛さと、ヒリヒリと体温を上げる辛さのある麻辣(マーラー)の効いた麻婆豆腐。皿の縁までかかる山椒と、真っ赤な唐辛子がたっぷりと入ったインパクトのある見た目で、香辛料の芳醇な香りが食欲をそそります。中華には欠かせない辣油は、山椒・八角・ネギ・しょうがなど香辛料で炊いて作る自家製です。
豆腐は、全国豆腐品評会で数多くの賞に輝く鹿児島の「くすもと食品」の豆腐を使っています。濃厚な豆腐はくちどけがとても滑らか。凝縮された深い旨みと、辛さと刺激が癖になる一品です。
「四川麻婆豆腐」は、お昼は定食として楽しむことができ、額に汗しながら夢中になって食べてしまうほど、ご飯との相性も最高です。定食には、前菜盛り(6品)とスープが付いてきます。
その他の定食は、エビチリ、酢豚、週替わりも。どれもボリューム満点なのでお腹いっぱい楽しめます。
お酒のおともにおすすめ!いろいろと味わえる「前菜の盛り合わせ」
一品料理も豊富で、シェアにおすすめなのが「前菜の盛り合わせ」。
キラキラとしたピータンの白身がかかる「ピータン豆腐」や、醤油ベースのタレに18時間漬け込み1週間干して作る「自家製の干し肉」、メヒカリの南蛮漬け、サーモンの紹興酒漬けなど7品が美しくお皿に盛りつけられた「前菜の盛り合わせ」。お酒を片手にゆっくりと味わいたいものばかり。
単品メニューでは、人気の国産豚をとろとろの角煮をカリっと揚げた「黒酢スブタ」(1,320円)や、海老と豆腐の上に上海蟹味噌餡かけがかかった「土鍋御飯」(1,650円)などもあります。夜はコース料理にも対応しているので、飲み会や宴会にもおすすめです。コースをお昼に楽しみたい人は、事前予約で対応ができます。
また料理の一部はテイクアウトも可能です!
ひとりで楽しむ中華も、みんなで囲んで食べる中華も、どちらも素敵なひとときを過ごせる「凛丹 一壺坊」に、ぜひおでかけしてみて。
凛丹 一壺坊(リンタン イッコボウ)
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市東千石町5-8 KYビル1F
- 電話番号
- 099-224-8711
- 営業時間
-
(昼)11:30~14:30(L.O.14:00)
(夜)18:00~22:00(L.O.21:00) - 定休日
- 日曜 ※不定休ありInstagramの投稿でお知らせ
- 可能な支払い方法
- 現金・クレジットカード
- 駐車場
- 無
- @ikkobou