■INDEX■
■「九州電力送配電」停電・復旧見込み情報をスマホアプリで提供
■【ヤマサハウス】災害に学び、進化し続ける技術開発
■【ジェイフィットホーム】構造計算や耐火性確保に注力し提案
■【アミュプラザ鹿児島】災害から地域の人々を守る拠点に!
■【一条工務店】設計上の強さを繰り返し実験で検証!
■【こくみん共済】地域でのセーフティーネットづくり
■【日之出紙器工業】自治体と災害協定を結び被災地に供給
【九州電力送配電】
停電・復旧見込み情報をスマホアプリで提供
電力の安定供給に向けた取り組みを行う、九電グループの「九州電力送配電」。
災害などによる停電が発生した際に、九州エリアの停電情報や復旧見込み情報などをいち早く確認できる「九州停電情報提供アプリ」を、今春から運用開始しました。
このアプリは、登録したエリアの停電・復旧見込み情報などをスマホのプッシュ通知で受け取れる他、地図上で詳細な停電状況も確認可能。エリアは最大5件まで登録でき、離れて暮らす家族などの停電情報もチェックできます。
また、停電に関する問い合わせチャット、気象情報やハザードマップなどの防災に関する情報にも簡単にアクセスできます。
利用は無料。もしもの停電に備え、事前にダウンロードしておきませんか。
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企画管理グループ 鈴木 翔太さん
台風や地震などの災害による停電時には、お問い合わせの電話がつながりにくいこともあるため、アプリが大変便利です
九州電力送配電 鹿児島支社
- 住所
- 鹿児島市与次郎2-6-16
- 電話番号
- 099-253-1051
- 受付時間
- 8:50~17:30
- 定休日
- 土・日曜、祝日休
【ヤマサハウス】
災害に学び、進化し続ける技術開発
自然災害に対し〝そなえ・まもり・ささえ〞を柱に、気候風土に合った防災住宅を提案する「ヤマサハウス」。創業以来76年、災害復旧の知見や被害の教訓を生かし、自然災害に遭遇しても〝家族と地域を守る家づくり〞を追求してきました。
熊本地震を機に、国が定めた耐震等級3の1.25倍の強度を標準仕様にし、2022年から耐震性への自信を裏付ける「地震建替保証」も標準仕様に。地震による補修・建て替えを保証し、万が一の時にも日常生活への「レジリエンス(回復力)」に優れた住まいを推進。
「長く安全に住める家づくりは、持続可能な地域づくりだと考えます。皆さまが安心できる暮らしに寄り添っていきたいです」と代表取締役社長の森勇清さんは話します。
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代表取締役社長 森 勇清さん
全国の被災地に出向き、自然災害の痛ましさを感じてきました。被災地に学び、高い耐震基準と独自技術で、強い住まいを提案します
ヤマサハウス
- 住所
- 鹿児島市錦江町1-4
- 電話番号
- 099-295-3910
- 受付時間
- 9:00~18:00
- 定休日
- 水・木曜休
【ジェイフィットホーム】
構造計算や耐火性確保に注力し提案
鹿児島市紫原に本社がある1977年創立のマルカワ建設が母体となる「ジェイフィットホーム」。
広木小学校近くの「鹿児島本店」(田上台3丁目)、笹貫バイパス沿いの「鹿児島南店」(東谷山2丁目)で住宅建築販売と火災保険代理店の業務を展開しています。
急傾斜地崩壊危険区域が多く分布する鹿児島の地形を把握し、土砂災害等の危険度が低い土地を選んで自社大工の施工で、「幸せ家族にジャストフィットな家づくり」を提供。
中間費用のカットで低コスト化に取り組む一方、構造計算をしっかりと行い、防火外壁を標準搭載し、全棟省令準耐火構造で建築しています。
屋根は軽量のガルバリウム鋼板やアスファルトシングルを採用するなど、耐震性確保にも工夫をしています。
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代表取締役 川畑健義さん
家づくりを通して関わる全ての人々に、より暮らしやすく、より上質で幸せ豊かな毎日を提供し、笑顔溢れる人と地域づくりに貢献します
ジェイフィットホーム
- 住所
- 鹿児島市東谷山2-50-15
- 電話番号
- 0120-207-891
- 受付時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 火・水曜休
【アミュプラザ鹿児島】
災害から地域の人々を守る拠点に!
〝鹿児島をもっと元気に、鹿児島をもっとステキに〞をコンセプトに掲げる商業施設「アミュプラザ鹿児島」。
毎年春と秋の2回、消防署と連携した「大規模防災訓練」を実施しています。本館・プレミアム館・観覧車・駐車場などの館内各所で行う、大規模な地震や火災を想定した訓練には、各フロアごとに結成された「自衛消防隊」も登場。
また、鹿児島市の指定する「津波避難ビル(つなみからにげるたてもの)」でもあり、水害時には地域の人々の安全を守るための拠点としても機能。津波や洪水に対して防波堤の役割を担う「止水板」の設置訓練の他、有事には同じフロアのショップスタッフが協力して避難誘導や救護に当たれるよう、日頃から体制を整え、防災意識を高めています。
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JR鹿児島シティ 和田 梓沙さん
常に地域の皆さまに安心して頼っていただける施設であるよう、訓練に取り組んでいます
アミュプラザ鹿児島
- 住所
- 鹿児島市中央町1-1
- 電話番号
- 099-812-7700
- 受付時間
- 10:00~20:00(一部店舗により異なる)
- 定休日
- 不定休
【一条工務店】
設計上の強さを繰り返し実験で検証!
一条工務店の家は、壁・床・天井を強力に結びつけることで地震の大きな外力を分散して受け止める「モノコック構造」。耐震等級は建築基準法の1.5倍、「耐震等級3」を全棟標準としています。
「設計上の強さだけでなく、本当の地震を想定した実験を繰り返し行っています。世界最大級の〝実大三次元振動破壊実験施設Eディフェンス〞での実験回数は業界屈指です。家が壊れないだけでなく、住宅設備や家具まで含めて地震の影響を調べ、同時に耐震性を左右する地盤調査にも徹底的にこだわり、暮らし続けられる家を追求しています」と店長の戸村順一さん。
また、「耐水害住宅」の開発など、「防災から免災へ、総合免災住宅の提供を目指しています」と熱く語ります。
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鹿児島MBC展示場店長 戸村 順一さん
一条工務店では水害に向き合う取り組みで「耐水害住宅」を開発。2021年ジャパン・レジリエンス・アワード準グランプリ金賞(企業・産業部門)を受賞しています
一条工務店
- 住所
- 鹿児島市与次郎2-5-37
- 電話番号
- 099-213-4301
- 受付時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- 水・木曜休
【こくみん共済 coop 鹿児島推進本部】
地域でのセーフティーネットづくり
住まいの保障(火災共済)から事業を開始した「こくみん共済coop」。これまでの災害対応で得た教訓と経験をもとに、2021年3月より「これからの防災・減災プロジェクト」を展開。〝備え〞を自助・共助・公助の観点で強化し、地域でのセーフティーネットづくりを進めています。
鹿児島推進本部・事業推進課の野間大輔さんは、「もしもの保障(共済)による備えだけでなく、その前(被害の抑制)と後(復旧・復興支援・生活再建)の備えが大切です」と力説。自身も防災士として県内で「ぼうさいカフェ」を開催しており、地域の防災・減災向上のための活動を展開しています。
職員の防災士資格取得も促進しており、今後もさまざまな取り組みを通じて、情報提供を進めていきます。
こくみん共済 coop 鹿児島推進本部
- 住所
- 鹿児島市城南町7-28
- 電話番号
- 099-226-6054
- 受付時間
- 9:30~17:00
- 定休日
- 土・日曜、祝日休
【日之出紙器工業】
自治体と災害協定を結び被災地に供給
段ボールを製造する日之出紙器工業は、災害の際、被災地に〝段ボールベッド〟を供給しています。被災者の避難生活緩和を目的とした段ボールベッド。同社は複数の自治体と災害協定を結び、常に供給できる体制を整えています。
「東日本大震災を機に、段ボールベッドが注目されるようになりました。軽いので持ち運びが容易で、簡単に組み立てられるのもメリットです。段ボール特有の構造を生かし、強度もしっかり計算されていますので、安心してご使用いただけます。また、簡単な間仕切りもあるので、避難生活時の精神的な疲れも軽減してくれます」と話す、同社の今西加奈さん。
〝万が一〟のときに、利便性の高い段ボールが被災地・被災者を支えます。
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日之出紙器工業 主任 今西 加奈さん
段ボールのリサイクル率は約95%。災害後に起こるごみ問題に対しても、段ボールなら資源ごみとしてリサイクルできます。今一度、段ボールに注目してくださいね
日之出紙器工業
- 住所
- 日置市伊集院町麦生田2158
- 電話番号
- 099-273-9111
- 受付時間
- 8:20〜17:20
- 定休日
- 土・日曜、祝日休