はじめまして、pu-maです。
今回のpu-maの休日は、北薩エリア(伊佐・さつま町)の1泊2日の旅に行ってきました。晩秋らしい寒さの11月末、紅葉と温泉が恋しくなる時期。今年頑張った自分と家族へのご褒美に、宮之城温泉郷にある「手塚ryokan」を訪れました。
まずは「曽木の滝公園」で紅葉狩り
宿へ行く前に、秋の寄り道。ちょうど紅葉が見頃を迎えていた「曽木の滝公園」へ。青空の下、鮮やかな赤と黄色のコントラストがなんとも絶景でした。(チェックインの)時間を忘れて、イチョウの黄色いじゅうたんで写真を撮ったり、豪快な滝の音に耳を傾けたり。園内を歩いていたら、いい運動にもなりました。食べる準備万端です!
※写真は11月30日に撮影
「湯気院」の優しい和菓子にほっこり
食欲の秋ですから、やっぱりグルメな寄り道も欠かせません。ということで、さつま町にある菓子舗「湯気院」にも行ってきました。さつま町を訪れた際には必ず寄りたい、大好きなお店です。名物は「生茶だいふく」。白いお餅の中には、優しい甘さの抹茶餡とクリームが入っています。ホッと一息つきたい時、無性に食べたくなる味です。お値段がお手軽なところもホッとするポイント。お土産用のお菓子も買って、「手塚ryokan」へと向かいます。
非日常的な癒やしの時間が流れる「手塚ryokan」
夕方頃、ついに「手塚ryokan」へ到着。よし、まずは受け付け。と思いきや、ウエルカムドリンクとかわいいクッキーをいただきました。木漏れ日が差すロビーで、ゆっくりした時間を過ごします。長いドライブで少し疲れていたのですが、一気に癒やしムード。嬉しいおもてなしです。その後、スタッフさんの丁寧な説明を受け、部屋へ案内してくれました。
「手塚ryokan」には、露天風呂付きや内湯付きなど多彩な客室がありますが、今回泊まったのは、和タイプのスタンダード客室。窓を開けると、目の前に紅葉が見えました。部屋でのんびりしたい気持ちもありますが、体を温めるためにも、まずは温泉へ一直線。なんたって、こちらには大浴場も貸し切り温泉も、岩盤浴もありますから、有意義に時間を使わなくては!笑
夕食の前に向かったのは「大浴場」。源泉かけ流しで、泉質はアルカリ性単純温泉。入ってすぐに、とろとろとしたお湯が肌をまとい、「あれ、ちゃんと石けんの泡落としたっけ?」と不安になるほど。お湯は熱過ぎでもなく、ぬるくもなく、ずっと使っていたくなる心地よい温度でした。夕暮れ時の露天風呂は、外気が気持ちよく、「ああ~」とついため息が出てしまいました。目を閉じれば静かな湯の音だけが響く空間に、心も体も癒やされました。
ご飯も楽しみの一つ。地元食材をふんだんに使った薩摩創作会席を味わえます。今回は、黒毛和牛しゃぶしゃぶ付きの会席をチョイス。
どの料理もとってもおいしかったのですが、一番感動したのが、なんと「白ご飯」。ちょうど新米の時期、つややかでしっかりした粒立ち。「ご飯だけでもおいしい」って、まさにこのことなんだな、と思いました。魚料理にしゃぶしゃぶに、お漬物など、ご飯がすすみすすみ…家族全員、白ご飯のおかわりをしました。笑
お腹いっぱいになった後は、貸し切り温泉と岩盤浴へ。本格的な岩盤浴は初めてだったのですが、一つずつ区切られているタイプだったので、人目を気にせずゆっくり満喫できました。温かい石の上に寝転び、じんわりじんわり汗をかきます。室内に流れるエンヤのBGMは、心地良い子守唄のよう。体は軽くなり、頭もスッキリし、夜は快眠でした。
あっという間の1泊でしたが、1年間の締めにふさわしい、大満足の温泉旅でした。温泉や料理だけでなく、親切で明るいスタッフさんとの会話も楽しく、両親の楽しそうな顔が忘れられない2日間。鹿児島にはこんなに素敵な場所があるんだな、と改めて魅力を再発見しました。
「手塚ryokan」は、鹿児島市街地から車で約1時間20分ほどのところにあります。非日常的な癒やしの時間を過ごしたくなったら、ぜひ利用してみてください。
スポット情報
曽木の滝公園
所在地:鹿児島県伊佐市大口宮人628-41
竹林之郷 湯気院
所在地:鹿児島県薩摩郡さつま町宮之城屋地1458-1
HP:https://www.yugein.jp/
手塚ryokan
所在地:鹿児島県薩摩郡さつま町湯田1482-1
HP:https://www.tetsuka.jp/