あちこちお参り「四十九所神社」編

あちこちお参り「四十九所神社」編
kurio
  1. あけましておめでとうございます。
    よき新春をお迎えのことと、お喜び申し上げます。

    2026年1月3日のコラムは、kurioさんの「四十九所神社」のお参りです。どうぞ!

農畜水産業が盛んで、いろいろな食材の宝庫、大隅半島。しかし、全国的な認知度は低く、ある意味、神秘のベールに包まれた半島です。
大隅半島の中東部、肝属郡肝付町(合併前は高山町と内之浦町)は、ロケット発射場もあれば、古墳も点在し、新旧さまざまな魅力を合わせ持つ所。ここ、四十九所(しじゅうくしょ)神社にもきっと神秘の世界があるに違いないと思い、参拝してみました。

49とは?

四十九所とは、ご祭神の総数で、天照皇大御神など49柱を祭ることからこの名前に。
祭日は毎月19日で、中でも例大祭の10月19日の前後で10月第3日曜に行われる「高山流鏑馬(やぶさめ)祭」はおよそ900年の歴史を刻みます。

流鏑馬(やぶさめ)とは?

▲境内から流鏑馬の馬場を見たところ

2025年10月19日の高山流鏑馬祭では、14歳の近藤颯海真(そうし)さんが神馬・白流号に騎乗し、最初に放つ白羽の矢を的の中心にある竹を挟んで命中させました。

▲馬場は片側だけ舗装されている
▲2025年の高山流鏑馬祭の様子(近藤雅彦さん提供)

命中した矢は「籠(こ)もり矢」と呼ばれ、縁起のいい矢として神社に保存されています。
かつて同じく射手を務めて籠もり矢を目標にしながら達成できなかった兄、そして颯海真さんの成長を見守ってきた両親を感涙させたといいます。
人馬一体となって特別な思い出をつくれたこと、伝統神事に参加できたことに対して、「保存会の皆さんには本当に感謝しています」と喜びを語る颯海真さんです。

安産の神様もここに

49柱を祭るこの神社。中には、安産の神様も祭られています。社殿の左手に立つ鳥居の奥には大きな岩が鎮座。拝めば、御利益がありそうです。

絵馬に願いを

このところ、膝やら何やら、体のあちらこちらに変調をきたしている自分のために、流鏑馬の絵馬に思いを書いて、願掛けしました。この記事が書き上がった頃には満願成就といきたいところです。

絵馬を掛けてすぐに、社殿の鈴を鳴らして思いを伝えたつもりですが、果たしてこの順番で良かったのでしょうか。結果は自ずと現れるのでしょうが…。

境内を去り際に、4本仲良く立っているイチョウの木にも「ヨロシク(49)」と声を掛けて置きました。

あちこち編集者

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リビングライター。樹齢25年の古株。いつかは花が咲くんじゃないかと思い込み、あちこち情報を集める日々。

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