2025年は、「鬼滅の刃」「国宝」「8番出口」など、実写・アニメを問わず多くの作品が話題になりました。
そんな中、私は、7月から9月の3カ月で9回、同じ映画を観に行きました。「KING OF PRISM -Your Endless Call- み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ」。通称、キンツアです。
「KING OF PRISM」とは
2016年に公開された日本のアニメーション映画。2013年に放送されたテレビアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』のスピンオフ作品。公式で使用されている略称は「キンプリ」である。
(Wikipediaより一部引用)
▶作品の公式サイトはこちら
◆光に包まれる60分
近年、じわじわと広がりを見せている応援上映。私が初めて観た「キンツア」も、その形式で人気のあるコンテンツです。
初めての作品とはいえ、ペンライトを点灯し、声を出して応援するタイプの上映は経験済み。大した違いはないだろう。そんなことを思っていた時期が、私にもありました。
しかし、「キンツア」の応援上映は、本編上映前から始まっていたのです。
上映前の映画の予告に合わせてペンライトが揺れ、コインランドリーのCMでは青色の光がぐるぐると回り、映画泥棒の映像では劇場が真っ赤に染まる。映画本編冒頭に流れる、制作会社などのロゴに「ありがとう」と声が飛ぶたび、胸の奥がざわつきました。
映画の内容については割愛しますが、本編は正直“よくわからない”。
馴染みのある音楽に合わせて、全く馴染みのない演出が繰り出され続ける60分。でも、その“わからなさ”が妙に心地よく、上映後には「次、いつ行けるかな」と考えていました。
◆気づけば、何度も足を運んでいた
その6日後、私はまた劇場にいました。仕事を終えてアミュプラザに向かい、入場20分前に購入したレモンサワーを片手にSNSを眺め、10分後にアナウンスとともに入場する。そんな流れが、2回目にして自然とルーティンになりつつありました。
毎週少しずつ内容が変わるのも魅力のひとつ。推しがフォーカスされる回はどうしても何度も観たくなり、他の回より多めに劇場に足を運んでいました。

お盆の期間は父の実家である離島に帰省。
その少し後には流行り病にもかかってしまったため、しばらく映画館には行けませんでしたが、その間に、ペンライトの中に入れる、推しの名前入りのキンブレシートや、念願の「光る銃」を作ることができました(なんと、応援上映では、特定のシーンでスクリーンに向けて銃口を向けるポイントがあります)。
その後も劇場を定期的に訪れ、4DX上映が始まってからはシネマサンシャイン姶良にも3度足を運びました。60分の映画が、人をここまで動かすのかと驚きつつ、その“動かされる感覚”にどこか楽しさを覚えました。
ちなみに、アイキャッチの画像は、中学からの同級生とT・ジョイ梅田に行った際撮影したもの。たまたま別の用事で大阪に行くことがあり、せっかくだから行こうぜ!!と立ち寄りました。


◆“煌めき”って、なんだ…?
「KING OF PRISM」という作品では、“プリズムの煌めき”というワードが頻出します。その意味を理解するには、私はまだまだ新参者です。それでも、通勤バッグの底に潜むペンライトと、自作の光る水鉄砲は、私の日常を間違いなくキラキラと輝かせてくれました。
鹿児島での上映が終了し、丸3カ月ほどが経ちました。2ヵ月後には、私の手元に映画のBlu-rayが届くことでしょう。それまでの日々を(さまざまなコンテンツを摂取しながら)精一杯生き、キンツアに備えたいと思います。