2025年4月に移転オープン。人のぬくもりを感じる食堂


鹿児島市役所から、海側に徒歩3分ほど。
昭和の町並みが残る名山堀に、軒から吊り下げられた大きなマグロが目を引く「山田屋食堂」があります。小川町で約25年間の営業を経て、2025年3月に移転オープンしました。
ランチタイムは新鮮なマグロを使った丼や定食が評判のここは、夜には一品料理やお酒が楽しめる居酒屋としても営業しています。

のれんをくぐって中に入ると、店内は10席ほどのカウンターと、こぢんまりとした空間。暖色の裸電球や手書きのメニューが、レトロな雰囲気を添えています。気候がいい日は、外のテーブル席も利用でき、厨房の窓をガラガラと開けて料理を手渡す光景が見られるのも、この店ならでは。



調理する原薗善由紀さんは、マグロ漁船に乗っていた経験と縁を生かし、静岡や鹿児島を中心に新鮮な魚を仕入れています。
「来てくれた人には、せっかくならお腹いっぱいになって帰ってもらいたい」と朗らかに話す、その言葉通り、善由紀さんが手がける料理は食べ応えがあり、ランチタイムにはビジネスマンを中心に男性客が多く訪れます。
市場直送!新鮮なマグロを使った、丼&定食メニュー

丼や定食に使うマグロは、市場から直接届くためどれも鮮度が抜群です。
仕入れ状況によっては本マグロが入る日も。この日は、静岡で水揚げされた本マグロと、鹿児島産のメバチマグロがありました。マグロの種類や部位は日によって変わるため、その日の出合いを楽しんでみてください。
◆肉厚なマグロの切り身が口の中でとろける「まぐろ漬け丼」


看板メニューの「まぐろ漬け丼」は、酒・みりん・しょうゆを合わせたたれに漬け込んだ、厚切りのマグロが豪快にのった一品です。
門外不出の配合で作る漬けだれが身を引き締め、旨みを凝縮。噛むほどに、マグロの旨みとたれのコクが口いっぱいに広がります。
そこに、小ネギとノリを散らし、キュウリ、大葉、甘めの出汁巻き玉子を添えて、味わいと彩りにアクセントを加えています。
その他の丼系のメニューは、生卵とごま油の香りが食欲をそそる「まぐろユッケ丼」や、「まぐろカツ丼」、「カツ丼」などが。鰹といりこだしのおみそ汁、日替わりの小鉢が2つ付いていて、この日は、柚子が香る紅白なますと、たくあんでした。
◆サクサクの自家製タルタルソースでいただく「エビとまぐろフライ定食」

海鮮丼と並んで人気のメニューが、刺身やフライ、焼き魚などの定食です。マグロだけでなく、サバやトンテキ、から揚げなど10種類以上の料理がそろいます。そのなかから、今回は「エビとまぐろフライ定食」をいただきました。
エビフライ3尾とマグロのフライが2切れ盛り付けられた、ボリューム満点の「エビとまぐろフライ定食」。衣には生パン粉を使い、軽やかな食感に仕上げています。
サクッとした衣のあとに広がるのは、プリプリのエビや、ふっくらとしたマグロの食感。マグロは塩コショウに加え、すりおろし生姜で下味をつけたジューシーな味わいです。どちらも自家製タルタルソースとの相性がよく、思わず箸がすすみます。タルタルソースには刻んだピクルスが入っていて、善由紀さんの気まぐれでしば漬けを使うことも。
キャベツの千切りや手作りのマカロニサラダも添えられ、最後まで飽きずに楽しませてくれる一皿です。
夜は居酒屋として営業。昼メニューも味わえ、仕事帰りの夕食や晩酌にも


ランチタイムは海鮮丼や定食を求める人でにぎわう同店は、夜になると、ひとり飲みにもぴったりな居酒屋に。まぐろを使った刺し盛りや一品料理、冷奴や枝豆などの居酒屋らしいメニューが並びます。

なかでもおすすめは、「まぐろ串焼」。この日は、本マグロの尾の身(テール)という希少部分が味わえました。塩コショウのシンプルな味付けに、しっかりとした身の質感。甘辛いみそダレがかかり、お酒にもご飯にも合うパンチのある味わいです。添えられたレモンを絞れば、さっぱりとした味変も楽しめます。
さらに、夜でも丼や定食メニューが注文できるため、夕食と晩酌の両方を楽しめるのもうれしいポイント。ビールやレモンサワー、焼酎と一緒に、おいしい料理を味わってください。
鮮度の良いマグロを使った丼や定食、一品料理が多彩にそろう「山田屋食堂」。家族で営む店ならではの温かな雰囲気と、おなかがしっかり満たされるボリューム感が魅力です。時間を問わずふらりと立ち寄りたくなる名山堀の食堂へ、ぜひおでかけしてみて。
山田屋食堂
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市名山町3−16
- 電話番号
- 050-8888-1040
- 定休日
- 日曜
- 営業時間
-
昼営業/11:00~L.O. 14:00
夜営業/17:00~L.O. 21:00 - 可能な支払い方法
- 現金・クレジットカード・電子マネー
- 駐車場
- 無
- @maguro.yamadaya