名山町にたたずむ“気まぐれ”なお店

市電・市役所前駅から歩いて約4分。名山町の一角に、青色の外壁と2階の大きな窓が印象的な「epice.cafe.kagoshima(エピスカフェ カゴシマ)」があります。ここでは、旬の食材を使ったスパイスカレー、華やかなお弁当、焼き菓子などを提供しています。

ペンダントライトのあたたかい光や窓からの日光がやさしく照らす店内は、雑多ながらもどこかおしゃれな空間。天井から吊るされたドライフラワーや、飾られたグリーンが彩りを添え、壁に貼られた海外の景色や、これまでのメニューなどの写真が異国情緒を感じさせてくれます。


1階にはモルタルのカウンターとテーブル席があり、お客さん同士の会話が弾むようなアットホームな空気が流れています。2階席には、大きな窓から目の前の通りを行き交う人の姿を眺めながら過ごせる、カウンターや広めのテーブル席も。

店主の菱田さんがひとりで切り盛りするこのお店は、メニューも営業日も少し気まぐれです。
常連さんはそのことをよく知っていて、「今日は開いているかな」「今日は何が食べられるのかな」とわくわくしながら訪れるといいます。その日の営業状況やメニューが気になる人は、電話での確認がおすすめです。
本場の味を大切にしたスパイスカレー
以前は、鹿児島中央駅の近くでインド料理店を営んでいた菱田さん。同店では、そのインド料理店のレシピを引き継いだスパイスカレーを提供しています。インドの料理人から教わったレシピと、“してはいけないこと”として伝えられた料理の作法を大切にしながら、今は自分なりのアレンジを加えています。

同店のカレーのベースとなるルーは、玉ねぎ・トマトペースト・カシューナッツで作った、さらりとした口当たり。辛みだけでなくコクと旨みが重なり、スパイスの香りがじんわりと広がります。食べ進めるうちに舌がじわじわと痺れ、鼻にうっすら汗をかくような辛さ。それでいて、どんどん次のひと口が食べたくなる、クセになる味わいです。
トッピングされたチーズと生クリームを合わせれば、まろやかな味変が楽しめますよ。
◆来店してからのお楽しみ!「日替わりスパイスカレー」

この日の「日替わりスパイスカレー」は、自家製ミートボールが入った「ミートボールカレー」でした。鶏ひき肉のみで仕上げた柔らかなミートボールは、塩コショウとコンソメでシンプルに味を調えています。
ライスには、インドやネパールで親しまれる豆のせんべい「パパド」を添えて。鹿児島県産オーガニック野菜のリーフサラダと、カリフラワーと玉ねぎのマッシュポテト風の副菜がついた、食べ応えのある一皿でした。
そのほかにも、季節の野菜をたっぷりのせた「野菜のカレー」や、柔らかく煮込んだチキンレッグの「ジャイカカレー」、炙りチーズが香ばしい「チーズカレー」など、定番メニューも充実。どのカレーにも、その時期ならではの副菜が添えられ、訪れるたびに楽しませてくれます。
旬の野菜を使った彩り豊かなお弁当は、予約必須

要予約のお弁当も、同店の人気メニューのひとつ。仕入れの際に、食材を見ながら内容を考えるため「同じものは二度とできない」と菱田さんは朗らかに話します。味付けはどれも素材のおいしさを生かしたやさしい味。旬の野菜が主役になることが多く、食材の色合いや盛り付けにも菱田さんならではのセンスが光ります。
この日のお弁当には、卵サラダや豚バラのロールカツ、きんぴらなどに加え、冬が旬の紅大根や、桜島大根を使った煮物、春の訪れを感じる菜の花のおひたしやスナップエンドウなどが入っていました。
食材や価格の希望にも柔軟に対応してくれるので、気軽に問い合わせてみてください。問い合わせや予約は電話がおすすめです。
時間に余裕があるときだけ並ぶという焼き菓子は、イベント出店時にも大人気の商品。マフィンやシュークリーム、チャンククッキーなど、内容はその日によって変わります。

“今日は何があるかな”と気軽に立ち寄りたい「epice.cafe.kagoshima」。自由で穏やかな時間が流れるカフェは、肩の力を抜いてのんびりしたい日にぴったりです。
epice.cafe.kagoshima(エピスカフェ カゴシマ)
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市名山町7-1
- 電話番号
- 080-1742-0532
- 営業時間
- 12:00~18:00
- 定休日
-
日曜+不定休
※詳しくは、電話またはインスタで問い合わせてください - 可能な支払い方法
- 現金のみ
- 駐車場
- 無
- @epice.cafe.kagoshima