※2023年10月28日発行の「リビングかごしま1415号」紙面フロント記事をまとめたものです。

霧島の観光名所「霧島神宮」。その最寄駅で、観光客の利用も多い「JR霧島神宮駅」が、2024年3月、木をふんだんに使ったぬくもりある駅舎に生まれ変わりました。

そんな今注目の霧島神宮駅から霧島神宮にかけてのエリアには、おいしいものや、立ち寄りたい店がたくさん！さっそく、駅周辺を紹介していきます。

1. 〝カレー愛〟溢れる、大人気のスパイスカレー専門店「ただカレー屋やりたいだけ」

霧島神宮駅から出てすぐ左手のスパイスカレー専門店、「ただカレー屋やりたいだけ」。
店名からは、溢れ出す〝カレー愛〟が伝わってきます。

「食べた人がワクワクするようなカレーを作りたい」と話す店主が、スパイスを入れるタイミングにこだわり、約20種類のスパイスを使って作り上げています。

お勧めは、3種類のカレーが味わえる「トリプル」1,300円。枕崎産のカツオだしと県産サツマイモが入ったチキンカレー、国産豚のミンチを使用したキーマカレー、中華系のスパイスを使ったマーラーカレーと、三種三様の味をひと皿で楽しめます。 土・日曜、祝日は隣の「待合所」で待つこともできますよ。

2. おかず系もスイーツ系も楽しめる、もっちり食感の揚げピザ「bar dieci10（バール ディエチ）」

「ただカレー屋やりたいだけ」の向かい側にあるのは、おかず系からスイーツ系まで、約20種類の揚げピザを味わえる「bar dieci10」。イタリアでは片手で食べられる手軽な食べ物として親しまれているんだそう。
イタリア産のチーズとトマトソースに、食材は鹿児島県産を使用。イタリアの小麦で作った自家製生地は、表面さっくり、中はもっちりの味わいです。

人気メニューベスト3は「マルゲリータ」605円、「サラミ」660円、「生ハムときのこ」825円。テイクアウトもできますよ。

3. 丁寧にだしをとった大満足のうどん「どんcafe104」

霧島神宮駅から霧島グリーンロードを北に進むと見えてくる「どんcafe104」は、コロナ禍を経て〝人とつながりたい〟と感じた店主が、2023年4月にオープンした、アットホームな自宅開放型の食事処です。

自慢のうどんは、霧島で採れたシイタケや枕崎のかつお節などの鹿児島の食材で丁寧にだしをとった優しい味わい。中でも人気なのが、うどん、天ぷら、小鉢4種とご飯がセットになった「かけうどん定食」です。セットの天ぷらは、エビ、かき揚げ、野菜天などボリュームたっぷりで、大満足間違いなし。

4. 昭和レトロなカフェで絶品オムライス「POPcafe（ポップカフェ）」

昔懐かしいおもちゃや装飾がかわいい、「POP cafe」は、霧島神宮駅から車で約7分、霧島川に沿って北上すると見えてくる、昭和レトロなカフェ。座敷席もあり、子ども連れでもゆったり過ごすことができます。

ランチの一番人気は「牛すじビーフシチューのオムライス」にハンバーグをトッピングした一品。牛すじをじっくり煮込んだビーフシチューはコクのある深い味わいで、卵3個のトロトロオムレツとバターライス、ジューシーなハンバーグのハーモニーに思わず笑顔になります。

その他、いろいろなおかずが楽しめる「美味しいものちょこちょこランチ」1,500円も人気です。モーニングも営業中！

5. ブックカフェで、手作りスイーツと読書を満喫！「きりしま月の舟」

古典から現代の書籍まで約4,000冊の本がずらりと並ぶブックカフェ「きりしま月の舟」は、国分霧島線を霧島神宮方面に進むと見えてくる、一軒家風のかわいらしいお店。

店内の本は自由に読むことができ、読書を存分に満喫できます。季節の果物などを使ったスイーツとドリンクがセットになった「スイーツセット」や手作りのランチも好評です。本を片手に、思わず長居してしまいそう。

本棚に並ぶ本の販売や、文学講座、コンサートも行われています。詳細はHPをチェックしてみてください。