鹿児島中央駅から車で約50分、JR川内駅からは車で10分ほどのところにある「SOKO KAKAKA」。その中で営業していた「喫茶アカリトキ」が、2024年7月、隣のキッチンのあるスペースに移転しました。
移転に伴い、テイクアウト専門店にリニューアル。鹿児島の食材をふんだんに使ったお弁当や、手作りのスイーツ、ドリンクが味わえます。
「喫茶アカリトキ」を営む小田さんご夫婦は、もともと京都で暮らしていました。京都で調理師をしていたご主人の淳也さんが、鹿児島への移住と開業を考えたのは、妻・初美さんの故郷である薩摩川内市を訪れたとき。スーパーで、おいしくて新鮮な食材が気軽に手に入ることに感動したのがきっかけです。
川内川の河川敷に思い入れのあった初美さんは、〝川内川に人が集まる風景をつくりたい〟という「SOKO KAKAKA」のオーナーの思いに共感し、この場所にオープンしました。
厳選食材を使った、「喫茶アカリトキ」のテイクアウトメニュー
提供される料理には、鹿児島県産を中心とした、厳選した食材を使っています。
今回は、その中から、看板メニューの「アカリトキのお弁当」や、季節限定のスイーツ、人気のドリンクなどを紹介します。
◆彩り豊かで優しい味わいの、喫茶アカリトキのお弁当
「喫茶アカリトキ」のお弁当は、「お肉のお弁当」「お魚のお弁当」「だし巻き玉子のお弁当」(各1,100円)があります。
その3つのメインを全て味わえるのが、「3種盛りのお弁当」です。
この日の肉料理は、外はぱりぱり、中はジューシーな若鶏の竜田揚げ。魚料理は、身がふっくらと焼き上げられた、優しい味のさわらの柚庵(ゆあん)焼きでした。
旬の野菜がふんだんに使われた副菜は、冬瓜の含め煮や、かぶらの菊花漬け、レッドキャベツのクミン炒めなど、どれもほっとする味わいです。
だし巻き玉子は、鹿児島では珍しい、甘みが抑えられた玉子焼き。枕崎のカツオと日高昆布から丁寧に取った一番だしがたっぷりと使われていて、食べた瞬間、だしのまろやかな旨みと香りが口の中に広がります。
肉と魚、副菜は日によって内容が変わります。その日のメニューは、毎日Instagramのストーリーズでお知らせしているので、訪れる際は事前にチェックしてみてください。
そのほか、キッシュとお総菜、自家製のローストポークが入った「キッシュ&デリBOX」(800円)や、外がカリカリ、中はもちっとしたプレッツェルを使った「プレッツェルドッグ」(600円)などがあり、日曜日にはパンの販売もしています。
◆野菜を使った季節限定の「畑のマカロン」ほか、手土産にもぴったりのスイーツ
食後にぴったりのスイーツもあります。
この日並んでいたのは、季節限定の「畑のマカロンとカヌレの詰め合わせ」セット。ピクニックのお供にしたくなる、かわいらしいボックス入りです。
色とりどりのマカロンに詰められた餡には、それぞれ、さつまいも、にんじん、ほうれんそう、栗を使用。優しい甘さで、子どもや野菜が苦手な人でもおいしく楽しめます。また、小ぶりで濃厚な味わいのカヌレは、単品での購入もできますよ。
お店で淹れた、デカフェのコーヒーで作る「ティラミスコーヒーゼリー」は、注文後に滑らかなマスカルポーネクリームをのせて仕上げる、特別感のある一品。ココアパウダーやビスケットとの組み合わせで、口の中でふわりと広がるおいしさを楽しめます。
◆ドリンクメニューも充実。おすすめは「ハニーブッシュティー」
コーヒーや紅茶、スムージーなどの、ドリンクメニューも充実しています。おすすめは「ハニーブッシュティー」。蜂蜜のような風味とフローラルな香りのハーブティーで、渋みが少なく、すっきりと飲みやすいのが特徴です。ノンカフェインなので、小さなお子さんはもちろん、カフェインが気になる人も楽しめます。
そのほか、オリジナルブレンドコーヒーの「かわまちブレンド」や、アレンジドリンク、スムージーなど、ここでしか味わえないドリンクもありますよ。
購入した商品は、「SOKO KAKAKA」内のイートインスペースでも食べられます。また、すぐそばにある公園で、一級河川の川内川と、隈之城川が合流する景色を眺めながら、テイクアウトしたお弁当やスイーツを味わうのもおすすめ。
ぜひ、彩り豊かなお弁当や、スイーツを片手に、素敵なひとときを過ごしてください。
喫茶アカリトキ
- 住所
- 鹿児島県薩摩川内市西開聞町22−15 SOKOKAKAKA内
- 営業時間
- 10:00〜18:00
- 定休日
-
月曜
※不定休有。Instagramをチェックして - 可能な支払い方法
- 現金、電子マネー(paypay)
- 駐車場
- 有
- @akaritoki55