
鹿児島中央駅の西口から歩いて約5分のところにある「山下食堂」は、主にイタリアンと洋食が楽しめるお店です。2022年のオープン以来、「凜之助R(りんのすけ あーる)」として夜のみ営業していましたが、ランチを開始することを機に、店内を洋風にリフォーム。2024年に「山下食堂」としてリニューアルオープンしました。赤い椅子がアクセントの店内は、テーブル席とカウンター席があり、カジュアルな雰囲気です。


「山下食堂」では、できるだけオーガニックの野菜や無添加の食材を使用した料理を提供しています。「体に優しい自然食を心がけながら、ボリューム満点の料理を楽しんでもらえるように、改良を常に重ねています。昼は気軽な洋食屋、夜はバルのように利用してもらいたいです」と料理の道20年以上の店主の山下さんは言います。
昼と夜のどちらも主にイタリアンをメインにしており、ランチにはさまざまな人が楽しめるメニューがあります。夜には、旬の食材を使った一品料理と一緒にお酒を楽しめるのが魅力です。

「山下食堂」のおいしいがギュッと詰まったランチメニュー
休憩時間などパパッとランチを楽しみたい人にぴったりなのが「山下食堂ランチ」(1,200円)。チキン南蛮や生姜焼きなどが食べられます。旬の野菜を使った「本日のカレー」は、6種類以上のスパイスを使用しており、特に女性に人気です。 ゆっくりと食事を楽しみたい人には、「お野菜コース」と「大人のお子様ランチ」がおすすめ。「お野菜コース」(1,600円)は、十数種類の新鮮な野菜のバーニャカウダ、パスタまたはリゾット、スープ、ドリンク、デザートが楽しめます。
◆見た目とボリュームで思わず童心に返る「大人のお子様ランチ」

大きなお皿にボリューム満点に盛り付けられた「大人のお子様ランチ」は、野菜もたっぷり。その野菜が隠れてしまうほどの存在感があるのが、ハンバーグやエビフライ、チキン南蛮とナポリタンです。
黒毛和牛と黒豚の合い挽き肉のハンバーグは、ふっくらジューシー。ナツメグとクミンがアクセントとなり、具材の旨みを引き立てています。自家製のデミグラスソースでリッチな味わいのハンバーグが楽しめます。

エビフライは、サクサクの衣にプリプリで弾力のある身がたまらない。そこに、後味はさっぱりでクリーミーな自家製のタルタルがかかっています。リンゴ酢を使うことでまろやかに仕立て、コンデンスミルクと生クリームを加えてコクを出したタルタルソースは、チキン南蛮との相性も抜群。チキン南蛮は、水素水で丁寧に下処理した鶏むね肉を使っていて、やわらかな食感が魅力です。
ナポリタンはケチャップの甘みにホッとします。どれも子どもの頃に味わった〝〝お子様ランチ〟ながら、より本格的な味わいが楽しめる贅沢なランチです。


サラダは自家製ドレッシングで和えてから盛り付けているため、たっぷりの野菜がおいしく食べられます。生で食べるカット野菜の下にはポテトサラダが。この日は、紅はるかを使ったねっとりと甘みのあるポテトサラダでした。ランチのスープも、そのときによって変わります。この日は鹿児島県長島の赤土馬鈴薯(ばれいしょ)で作ったじゃがいものスープ。粘りのある、しっとりとしたおいしさです。

最後には、ドリンクとデザートが付いてきます。かわいらしい盛り付けにほっこりするデザートは、この日はシフォンケーキとチョコレートのテリーヌでした。〝甘いものは別腹〟とはまさにこのこと。最後の最後まで楽しませてくれる「大人のお子様ランチ」です。ボリュームを少し減らした「レディのお子様ランチ」(1,500円)もあります。もちろん男性も注文できますよ!
ランチのデザートは、以前はアイスを提供していました。それが、クリームブリュレになり、バスクチーズケーキになりと徐々にアップデートされていったと言います。お客さんに喜んでもらいたいと料理の改良を続ける「山下食堂」で、おいしく楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。ぜひおでかけしてみて。
山下食堂
- 住所
- 鹿児島市西田2丁目11−11
- 電話番号
- 090-2518-6935
- 営業時間
-
昼:11:30~L.O.14:00
夜:18:00~L.O.22:00 - 定休日
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不定休
※Instagramのストーリーズを確認してみて - 可能な支払い方法
- 現金・クレジットカード・電子マネー
- 駐車場
- 無
- @yamashitasyokudou