
JR国分駅から車で約5分の場所ある古道具屋「Life」。
もとはクリーニング工場だった空き家を、通りかかった店主の玉井さんが気に入り、持ち主を探して借り受け、2024年にオープンしました。木材で仕切りを作りDIYした店内には、家具や雑貨が所狭しに並んでいます。駐車場は、建物の中を通り抜けた先のスペースにあります。

玉井さんが惹かれるのは新しいものではなく古いもの。昔から自分でも古道具を集めていたそう。店内に並ぶ商品のほとんどは、個人宅や店舗からの買い取り品で、持ち込みはもちろん、出張買い取りにも行っています。
「買い取りに出向く際は、いつもわくわくします。お客さんにとっては要らない物でも、私にとっては宝物の山に見えるんです」と、楽しそうに話してくれる玉井さん。そこから厳選するのも楽しく、さらに、綺麗に磨いたりリメイクしたりする時間はもっと楽しいといいます。


そのため、店内には昭和レトロな雑貨や家具、和の食器、海外の雑貨など、多種多様な古道具がそろい、訪れる人の年代によっては、新鮮に映ったり懐かしく感じたりする、魅力的な空間です。
昭和レトロや和食器など、自由な発想で楽しむ古道具



普段の暮らしで使いやすい日用品をはじめ、壊れていてもリメイクできそうなものや、お客さんが収集していたものの中で〝面白い〟と感じたものを買い取っています。
「これは何に使うのだろう」と思うものでも、人によっては意外な使い道を見つけることがあるといいます。




たとえば、錆びた工具箱はガーデニング用の収納に。動かなくなった壁掛け時計は、中を取り出して飾り棚に。コーヒー豆の袋は、椅子の下に敷くラグにしたり、額に入れてアートとして飾ったり、カバンにリメイクする人もいるそうです。かつての用途とはまったく異なる使い方が生まれるのも、古道具の魅力のひとつです。
これからも長く使ってもらいたい、ストリップドファニチャー(剥離家具)

雑貨だけでなく、家具も豊富にそろっています。
たとえば、食器がディスプレイされている棚は、かつて学校の理科室で使われていたもの。そのほかにも、家庭で使われていた食器棚やタンス、書類棚などが並びます。 なかでも、古い塗装を剥がし、木肌の風合いを生かした「ストリップドファニチャー(剥離家具)」は、ヨーロッパで流行し、日本でも注目されている家具です。



家具の劣化した塗装やテープの跡を丁寧に研磨し、交換が必要な部分は補修して販売しています。木材本来の色を生かしたストリップド家具は、使い込むほどに風合いが増し、経年変化も楽しめます。


椅子やスツール、照明など、暮らしに取り入れやすい古道具がそろう「Life」。有田焼や美濃焼などの掘り出し物や、高価な品に出会えることも。そんなわくわくする古道具に触れに、ぜひ足を運んでみてください。
古道具屋 Life(ライフ)
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住所
- 鹿児島県霧島市国分新町1丁目19−14
- 電話番号
- 080-5670-5765
- 営業時間
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11:00~17:00
※買取などで不在のときはInstagramでお知らせ - 定休日
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日曜
※不定休ありのためInstagramをチェックしてみて - 可能な支払い方法
- 現金のみ
- 駐車場
- 有
- @life.junk_dealer