
鹿児島中央駅近く、共研公園の前に2026年5月にオープンした「Beer Shop 二軒目」(以下、「二軒目」)は、名山町で約10年にわたり親しまれてきたレストラン「HAY」が移転リニューアルしたお店です。
鹿児島県南九州市川辺町で湧き水を使った非加熱・自然ろ過のクラフトビールを醸造するSANKAKU BEER WORKS(サンカクビアワークス)の直営店。タップルーム、レストラン、ボトルショップの3つの顔を持ち、さまざまな楽しみ方ができます。

ここで味わいたいのは、なんといっても自社の醸造所から直送されるフレッシュな樽生ビール。13時のオープンからは、8種類のタップビールやワイン、焼酎とともに、角打ちメニューを気軽に楽しめます。昼飲みはもちろん、食事や飲み会のあとにふらりと立ち寄る“二軒目”として利用できるのも魅力です。17時以降は、鹿児島県産の食材を使った季節の料理も提供され、ビールとのペアリングをゆっくりと堪能できます。
「二軒目」ビアスタイルの違いを楽しむ8種のタップビール

タップリストには、ビール名とともにビアスタイルやアルコール度数、苦味の指標となるIBUが書かれています。各テーブルには、それぞれのビールの特徴をまとめたカードも用意されているため、自分好みの一杯が選びやすいのもうれしいポイント。ビール好きのスタッフに好みを伝えて、ぴったりの一杯を提案してもらうのも楽しみ方のひとつです。

この日は、ピルスナーやスタウト、ゴールデンエール、IPAなど、8種類のタップビールが提供されていました。定番ビールは、ライトなのど越しと豊かな香りが特徴の「Yadd-Golden ALE」、柑橘系の爽やかな酸味が心地よいサワービール「Moze-Sour」、ホップの苦味とモルトの香ばしさのバランスが良い「Jadd-IPA」の3種類。

シーズナルビールのひとつ「ohisaa – Satsuma Orange Pilsner」は、東京都渋谷区幡ヶ谷の人気店「キッチンかねじょう」の5周年を記念してつくられたオリジナルビールです。南さつま市笠沙町の「かささ農藝舎」で育てられた柑橘・スイートスプリングと、川辺産の無農薬米を使用し、みずみずしく軽やかな飲み口に仕上げています。

奄美大島産の黒糖を使用した「SEGORE – Brown Sugar Stout」は、チョコレートモルトの香ばしさと黒糖のコクが調和した、飲みごたえのあるスタウト。アルコール度数は8.1%と高めですが、飲みやすく、“せぃごれ(酒飲み)”の名にふさわしい一杯です。
シーズナルビールは、各地のブルワリーや飲食店とのコラボレーション、地域の特産品を使ったものなど、その時々で内容が変わります。訪れるたびに新たな一杯との出合いが楽しめます。
ボトルショップに並ぶ個性豊かなクラフトドリンクやワイン

店内の一角には、ボトルショップが併設されています。SANKAKU BEER WORKSのビールやオリジナルグッズはもちろん、丁寧なものづくりに取り組む生産者によるワインやクラフトドリンク、ハムなどが並びます。自宅用や贈り物として購入できるほか、気になったドリンクをその場で味わえるのも魅力です。
ぜひ注目してほしいのが、個性豊かなワインとクラフトドリンク。ワインは日本ワインを中心にセレクトしており、クラフトビールと同じように、つくり手の個性や土地の風土を感じられる銘柄がそろいます。


滋賀県のヒトミワイナリーは、「個性的に楽しく、農産物であるワインを美味しく届けたい」という思いのもと、自然な味わいを大切にしたワインづくりを続けています。代表的な“にごりワイン”は、通常行われるろ過をあえてせず、果汁や酵母、澱(おり)を残したまま瓶詰め。ぶどう本来の旨みやフルーティーな香り、フレッシュで奥行きのある味わいを楽しめます。
山形県南陽市の「GRAPE REPUBLIC(グレープ リパブリック)」は、自ら栽培したぶどうのみを使用し、“Made from 100% Grapes.”を掲げるワイナリーです。ぶどう以外のものをなるべく加えない、自然なワインづくりを行っています。そのほかにも、国内外のナチュラルワインが並びます。


冷蔵ショーケースには、青森県弘前市のサイダリー「LAUNCH UP HARD CIDER(ローンチアップ ハードサイダー)」や、香港発のクラフトトニックウォーター・クラフトソーダブランド「Mezzanine Makers(メザニン メイカーズ)」の商品も。ほかではなかなか出合えないドリンクがそろっています。
りんご果汁を発酵させてつくるアルコール飲料・ハードサイダーは、ナチュラルな製法による軽やかで親しみやすい味わいが特徴。烏龍茶やジャスミンなど香港の食文化に根付く素材に、スパイスや東洋のハーブを組み合わせたドリンクは奥深い味わいで、クラフトカクテルの割材としても人気です。
名山で人気の店「HAY」の味をここで。ワインとビールにあうフードメニュー

「二軒目」で提供されるのは、名山町で愛されてきた「HAY」の料理。シェフは変わらず、これまで親しまれてきた料理の数々は、新たなスタイルとメニューで楽しめます。
◆昼飲みにもぴったりな角打ちフード
オープンの13時からラストまで楽しめる角打ちメニューは、昼飲みや軽く一杯楽しみたいときにぴったりです。

なかでもおすすめは「ふくどめ小牧場のハム盛り合わせ」。鹿屋市の「ふくどめ小牧場」で育てられた「サドルバック」とオリジナル品種「幸福豚」を使ったハムやソーセージを味わえます。
サドルバックは、口の中でとろける脂の甘みと旨みが特徴で、ヨーロッパでは“幻の豚”とも呼ばれる品種。ドイツの伝統製法でつくられた本格的な味わいは、クラフトビールとの相性も抜群です。気に入った商品は、ボトルショップで購入することもできます。
◆鹿児島の旬を味わうレストランメニュー

17時からは、その時期ならではの鹿児島県産食材を使った料理が楽しめます。
人気の「フィッシュ&チップス」は、ビールの原料である麦芽を混ぜ、生ビールで溶いた特製の衣で揚げた一品。深みとコクが加わった、サクサクの食感が魅力です。ホワイトビネガーを効かせた自家製マヨネーズに、スライスしたパルミジャーノ・レッジャーノ、さらに柑橘を添えて。香ばしい衣に包まれたふわふわの白身魚と爽やかな酸味のバランスが絶妙で、ビールがすすみます。

「地野菜のグリル 豆乳クリームソース」は、動物性食材を使用しない豆乳ベースのソースが特徴。ローズマリーやオレガノの香りをまとった季節の野菜を楽しめる、シンプルながら奥深い味わいの一皿です。ヴィーガンメニューとしてもおすすめ。


「牛もつとトマトのビール煮込み」は、香味野菜とビールで3時間かけて煮込んだ国産牛もつを使用。トマトとハーブが、やわらかな食感と旨みを引き立てています。ビールはもちろん、ワインとの相性も良い一品です。

この日の魚の前菜は、「カンパチとフェンネルのカルパッチョ」。身の締まった上品な味わいに、パプリカや赤玉ねぎ、塩漬けらっきょうを合わせた彩り豊かな一皿です。塩漬けらっきょうの塩味とフェンネルの爽やかな香りがアクセントになっています。



醸造所直送のクラフトビールを味わうのはもちろん、セラーやショーケースから選んだ缶ドリンクやボトルワインをその場で楽しめる「二軒目」。お酒を飲まない日や、お酒を飲まない人にもうれしい、料理に合う3種類のノンアルコールタップも用意されています。飲みきれなかったボトルワインは持ち帰ることもでき、さまざまなスタイルで昼飲みから夜の一杯まで。クラフトカルチャーの奥深さを楽しみに、ふらりと立ち寄ってみて。

「SANKAKU BEER WORKS」を詳しく見る
Beer Shop 二軒目 │ SANKAKU BEER WORKS
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市上之園町18−1 共研ビル 1階
- 電話番号
- 070-8360-1606
- 営業時間
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昼の部 13:00~17:00
夜の部 17:00〜23:00(フードL.O.22:00、ドリンク22:30)
ボトルショップ 13:00~22:00 - 定休日
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木曜
※Instagramのカレンダーで確認を - 可能な支払い方法
- 現金・クレジットカード・電子マネー
- 駐車場
- 無
- @2kenme_beershop