鹿児島中央駅の西口から歩いて約3分の場所にある「リトルバード」は、スパイスカレーが食べられるお店。「カレー」の文字が書かれた黄色の看板に、白い外壁と木材のドアが目印です。中に入るとスパイシーな良い香り。カウンターとテーブルがある店内には、お店の名前にもある〝鳥〟の置物や絵などがところどころに飾られています。
この日も入れ替わり立ち替わり多くのお客さんが訪れていました。それなのに不思議と慌ただしさはあまり感じず、どことなくゆったりとした空気が流れます。
スパイスを組み合わせて作る月替わりのカレーを存分に楽しんで
「リトルバード」のカレーは辛みのあるスパイスは使っていないため、辛いものが苦手な人はもちろん、子どもも食べることができるカレーです。
メニューには常に2種類のカレーがあり、それぞれが月替わりします。なるべく同じカレーは作らないようにしているため、これまでに作ってきたカレーはなんと66種類以上。
30種類以上あるスパイスの中から組み合わせて作るカレーは、試作を必ず行い改良を重ねるときもあるといいます。夏はなるべくさっぱりと、冬はこってりと。季節によってテイストを変えて作るなど、こだわりのスパイスカレーです。
◆それぞれの〝カレー〟の美味しさと、カレーを引き立たせる〝ライス〟
このときのカレーは「バルサミコポークカレー」と「カシューナッツとフィッシュキーマ」でした。どちらか1種類(1,000円)か、2種類どちらも(1,100円)食べられるメニューがあります。
今回はあいがけでいただきました。バルサミコ酢でマリネした豚バラ肉を煮込んで作る「バルサミコポークカレー」は、お肉の旨みとバルサミコ酢の酸味でさっぱりとしたカレーです。「カシューナッツとフィッシュキーマ」はバターで炒めた白身魚のコクと、カシューナッツの食感がたまらない美味しさ。
どちらも異なる味わいがあるスパイスカレー。それを、一段と引き立たせてくれるのが〝ライス〟です。かために炊いた白米に、香りのいいジャスミンライスを混ぜているため、粘り気が少なくカレーがよく馴染む!このカレーとライスの相性は、ぜひ味わってもらいたい一品です。
◆カレーによく合う自家製「辛みスパイス」や豊富なトッピングを紹介
不思議とどのカレーにも合う「辛みスパイス」は、フライドオニオンやホールスパイスが入った自家製スパイスです。辛さだけでなくしっかりと旨みがあるため、たっぷりかけてもカレーの味を邪魔しません。ザクザクの食感も良い「辛みスパイス」を好みの辛さで楽しんで。
トッピングの豊富さも「リトルバード」の魅力のひとつ。インド風お漬物「アチャール+ガリ」や、スパイスとヨーグルトに漬け込んだ豚の軟骨ブロック焼いた「スパイスとんこつ」、ミニトマト・玉ねぎ・きゅうり・ハラペーニョを刻んでタバスコやスパイスをからめた「スパイスサルサ」など、オリジナルのトッピングも豊富にあります。その他には、パクチー、半熟たまご、クリームチーズも。そのときの気分とお好みで、カレーを存分に味わってみて。
飲みものメニューは、ラッシーやチャイ、アルコールもあります。ラッシーは豆乳で作られているため、あっさりとした味わいとさっぱりとしたのど越し。メニューにある「つぶつぶみかん」は懐かしの缶ジュースとグラスが一緒に出てきます。アルコールは、カルダモン焼酎やチルグリーンなど、そのときのメニューをお店で確認してみて。
普段はお昼のみですが、夜は日曜日だけ営業している「リトルバード」。アルコールと一緒に楽しむカレーもおすすめです。
お好みのアレンジや、いろいろなカレーを味わいに、ぜひおでかけしてみて。
リトルバード
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市西田2丁目27−25
- 電話番号
-
080-3180-7650
※営業日の10時〜18時まで - 営業時間
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11:00〜15:00まで※ 無くなり次第終了
日曜は夜も 18:00~21:00
※変更もあるためInstagramのカレンダーを確認してね - 定休日
- 木曜、金曜日
- 可能な支払い方法
- 現金、paypayのみ
- 駐車場
- 無
- @curry.little_bird