鹿児島ではめずらしい乱切りそば



鹿児島市役所から徒歩1分。「市役所、すぐそば」は、鹿児島ではめずらしい乱切りそばの専門店です。乱切りそばとは、太さの異なる麺が混ざり合ったそばのこと。同店のそばは、つるんとした喉ごしのあとに、太麺のもっちりとしたコシと細麺の軽やかさが続きます。噛むほどにそばの香りが立ち上り、素朴で力強い風味を楽しめるのが魅力です。

「鹿児島市役所 地下食堂」の姉妹店として2025年11月にオープン。わずか4カ月あまりで高評価の口コミが広がり、鹿児島市内の期間限定グルメ企画への参加などをきっかけに、じわじわと注目を集めています。
乱切りそばやつゆの詳細は企業秘密とのことで、その全貌は謎に包まれたまま。今回は、看板メニューの「旨辛にくそば」とともに、「市役所、すぐそば」の魅力に迫ります。
門外不出のレシピ。つけ麺スタイルで味わう「旨辛にくそば」

看板メニューの「旨辛にくそば」は、乱切りそばをつゆにつけて味わう“つけ麺”スタイル。揚げた餃子の皮のパリッとした食感をアクセントに、脂身と赤身のバランスがいい豚肉をたっぷりと加えた一杯です。


つゆは、辣油の風味をきかせながら、数種類の出汁の旨みを幾重にも重ねた特製だれ。しょうゆと砂糖のコクが絶妙に調和し、その配合は門外不出です。 ひと口目は唐辛子のキレのある辛さが。食べ進めるほどに甘みと深いコクが顔を出し、不思議なほどに辛さはやわらかくほどけていきます。
◆とろ~り卵黄や調味料、スパイスとバリエーション豊富な味変

乱切りそばにしっかり絡むよう、濃さにも気を配って作られたつゆ。半分ほど味わったら、いよいよ卵黄を割って味の変化を楽しみます。そばに絡めて食べると、とろりとしたまろやかさが広がり、甘辛いつゆと溶け合って、さらにコクのある味わいに。


各テーブルには7種類の調味料やスパイスが用意され、一杯の中でいくつもの表情に出合えるのも魅力です。
いりこの出汁をきかせ、さっぱりとした余韻を添える「いりこ酢」
乾燥させた皮の爽やかな香りが広がる「桜島小みかんスパイス」
ぴりっとした刺激で、つゆのコクを引き締める「山椒」など
どの味変を加えても、つゆの旨みはぶれません。最後のひと口まで楽しめます。そばが足りなくなったときは、替え玉(150円)も。
◆〆は、そば湯で割ってホッと一杯に


「市役所、すぐそば」のそば湯は、そばの香りが立ち、すっきりとした喉越しが特徴。そば好きの人の中には、入店して白湯のように楽しむ人もいるほど、さらりと澄んだ味わいです。
「旨辛にくそば」のつゆに注ぐと、濃厚だった味わいがまろやかに変化。出汁の旨みがやわらかく広がり、辣油の香りもほんのりと立ちのぼります。最後のひと口まで心地よい余韻が続きます。


辛いものが苦手な人には、「旨いにくそば」もおすすめです。また、出汁のきいた、澄んだ黄金色のつゆで味わう温かいそばも。つゆだけを飲みたいというお客さんがいるほど、旨みの濃さが際立つ一杯です。価格は「ごぼう天そば」780円からと、日常使いしやすいのもうれしいところです。そばだけでなく、平太麺のうどんに変更することもでき、その日の気分に合わせて楽しめます。
「すぐに食べられる、おいしい“そば”を提供することで、市役所で働く皆さんはもちろん、近隣の方にも気軽に足を運んでもらえるお店でありたい」と、店長の向井さん。
しっかりとした満足感と、肩肘張らずに立ち寄れる心地よさ。
市役所のすぐそばで、今日もあたたかな一杯をぜひ。
市役所、すぐそば
- 住所
- 鹿児島県鹿児島市山下町8−11 池江ビル 102号
- 営業時間
-
11:00~17:00(L.O.16時)
※売り切れ次第終了になることも - 定休日
- 土・日曜、祝日
- 可能な支払い方法
- 現金のみ
- 駐車場
- 無
- @kagoshima.chikasyokudou2