
鹿児島空港から車で約20分。溝辺町竹子(たかぜ)は、米や野菜、果物などの農作物が育つ、豊かな自然に恵まれた地域です。網掛川の源流にあたるこの地では、清らかな水が流れ、土壌を潤しています。 その一角に、40年以上続くそうめん流しの店「竹川峡(ちくせんきょう)」があります。そうめん流しはもちろん、調理や飲料水にも、網掛川上流の湧水を浄水処理した安全な水を使っています。


店の外には、名物のひとつでもある大きなイケスがあり、鯉やチョウザメが悠々と泳ぐ姿を見ることができます。子どもたちだけでなく、大人も思わず足を止めて見入る光景です。夏や連休、帰省シーズンには多くの人でにぎわい、入店後に注文と精算を済ませて席で待つスタイル。待ち時間がある場合は、テレビや冷暖房を備えた清潔感のある待合スペース、または車内で待つこともできます。


そうめん流し器とテーブルは、「竹川峡」のトレードカラーである赤と黒。光沢のある黒い天板には、差し込む光や周囲の緑が映り込み、自然の中ならではの趣を感じさせます。
通年楽しめる、秘伝のつゆと2年熟成そうめん

そうめんは、2年熟成させた島原産の手延べそうめんを使用しています。2年熟成のものは「古物(ひねもの)」と呼ばれ、豊かな風味としっかりとしたコシ、そしてなめらかなのど越しが特長です。

めんつゆは、先代から受け継がれてきた自家製の秘伝つゆ。長年愛されてきたその味のレシピを知るのは、現代表取締役の井倉さんただ一人だといいます。鰹だしがふんわりと香り、鹿児島らしいほんのりとした甘み。濃すぎず、そうめんと絶妙に調和し、「つい飲み干してしまう」という声が上がるのも納得の味わいです。
そうめん定食
・そうめんA定食 1,650円
(そうめん/ニジマスの塩焼き/鯉こく/おにぎり)
・そうめんB定食 2,250円
(そうめん/鯉のあらい/ニジマスの塩焼き/おにぎり/鯉こく/香の物)
ニジマスと鯉料理が味わえる、おすすめの定食

そうめん定食で特におすすめなのが、名物の「ニジマスの塩焼き」と「鯉のあらい」「鯉こく」の三品が味わえる「そうめんB定食」です。


「ニジマスの塩焼き」は、串を打って塩を振り、グリルでじっくり焼き上げます。余分な脂が落ち、皮はパリッと、身はふっくら。ほどよい塩加減が、地元・竹子産の米で握るおにぎりとよく合います。


鯉は、管理された清流で泳がせたものを使用。澄んだ水で育った新鮮な鯉を、長年腕を振るう料理長が調理をするため、川魚特有の臭みは感じられません。
「鯉のあらい」は、小骨が気にならず、プリッとした弾力とコリッとした歯ごたえが魅力。淡泊で上品な旨みを、自家製の酢味噌でいただきます。柚子皮を忍ばせた酢味噌が爽やかに香り、後味まで心地よい一品です。
「鯉こく」は、みそ、砂糖、酒で味付けした滋味深い味わい。たっぷりと入った身から出るだしで仕立てた一杯は、鯉の旨みが凝縮されています。
霧島連山の自然水で育まれた、高品質な養殖ブランドサーモン「霧島サーモン」

「霧島サーモン」は、霧島連山の清らかな空気と豊かな自然水という、自然に近い環境のもと、完全無投薬で育てられた高品質な養殖サーモンです。熟成させることで甘みと旨みが引き出され、なめらかな口当たりと奥行きのある味わいが特長。
刺身でいただけば、引き締まった身と上品な脂のバランスが際立ちます。脂はしつこさがなく、さっぱりとした口当たり。暖かい季節には、冷たい生ビールと合わせるのもおすすめです。


冬季には、「霧島サーモンのしゃぶしゃぶ」(2名より)や「霧島サーモンと大海老のフライ御膳」なども登場します。
そのほか、丼や御膳、そばといった冬限定メニューも。そばは主に鹿児島県産のそば粉を使った手打ちです。期間中は近隣の物産館でも販売され、年末には1,000食以上売れるほどの人気だそう。
清流の恵みを生かしたそうめんや川魚料理、そして霧島の自然が育むブランドサーモンまで。四季折々の味わいがそろう「竹川峡」は、自然の中でゆったりと食事を楽しみたい日にぴったりの場所です。
霧島の豊かな風景に包まれながら、ここでしか味わえない一皿を。季節を感じに、足を運んでみてはいかがでしょうか。

竹川峡
- 住所
- 鹿児島県霧島市溝辺町竹子1427−1
- 電話番号
- 0995-59-2141
- 営業時間
- 11:00~15:00
- 定休日
-
水曜
※不定休ありのため、Instagramで確認を
※11月~3月は、第2・第4木曜がお休み - 可能な支払い方法
- 現金・PayPayのみ
- 駐車場
- 有
- @chikusenkyou
- ホームページ
- https://tikusenkyo.com/