「かごしま環境未来館」家族でのおでかけにもぴったり!地球環境の今を知り、未来について考える施設

「かごしま環境未来館」家族でのおでかけにもぴったり!地球環境の今を知り、未来について考える施設
TRIP
#⿅児島中央駅周辺
#体験 #学ぶ #家族・子ども

環境のことを、もっと身近に。気軽に立ち寄れる「かごしま環境未来館」

鹿児島中央駅から車で約7分。芝生が植えられたアーチ状の屋根が特徴的な「かごしま環境未来館」があります。ここは、身近な暮らしから地球規模の環境問題まで、幅広いテーマを発信しており、楽しみながら環境のことを学べる施設です。

▲1階受付
▲ゆったり腰掛けられる休憩スペース

館内は無料で利用でき、近隣に住む親子はもちろん、幼稚園や小学校の遠足、課外学習の場としても親しまれています。体験型の展示も多く、子どもから大人まで、環境について興味が広がるのも魅力のひとつです。
さらに注目したいのが、年間140回ほど開講される講座。郷土料理作りや、マイ箸づくり、古い服のリメイクなど暮らしに役立つ内容から、夏休みの自由研究にもぴったりな自然観察まで幅広くそろっています。日々の暮らしと環境とのつながりを、無理なく取り入れられるのもうれしいポイントです。

▼イベント講座情報はこちら(要予約) 
https://www.kagoshima-miraikan.jp/event/

▲スタッフおすすめの本もディスプレイされています
▲環境に優しい、エシカル商品の紹介・販売コーナー

敷地は豊かな緑に囲まれ、館内もゆったりとした造り。誰でも利用できるオープンスペースや、自由に閲覧できる約4,000冊の書籍がそろい、思い思いに過ごすことができます。エシカル商品を紹介するコーナーでは、洗剤や生活雑貨の販売も。

▲小さな子どもの目線に合わせた工夫も

常設展示の途中には、ヤゴやイモリ、カメなど鹿児島で暮らす生きものが観察できる水槽を設けたコーナーもあり、小さな子どもたちにも人気です。ふらりと立ち寄って、少しだけ環境のことに目を向けてみる、そんな過ごし方が楽しめます。

環境問題について考えてみよう!親子で楽しく学べる4つのゾーン 

環境問題と聞くと「ちょっと難しそう」「どう考えたらいいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。ですが、SDGs(※)や気候変動といった地球規模の話も、実は私たちの暮らしとつながっています。
常設展示では、“見て、触れて、体験しながら”、地球で起きていることと自分の暮らしとの関わりを感じられる4つのゾーンがあります。難しく考えすぎず、気軽に覗いてみる感覚で楽しんでみて。

※SDGsとは
SDGs(エスディージーズ)とは、「持続可能な開発目標」のこと。2015年の国連サミットで決められた、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。貧困や環境問題、教育などさまざな課題に向き合うための17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」社会の実現を目指しています。発展途上国だけでなく、先進国も含めて世界中で取り組む目標で、日本でもさまざまな取り組みが進められています。
詳しくは、外務省ホームぺージを。

◆5枚の縦型液晶で、地球から身近な暮らしにフォーカス

ここに並ぶのは、5枚の縦型液晶。まず映し出されるのは、宇宙から見た地球の姿です。そこから世界の自然、そして身近な風景へと、少しずつ視点が私たちの暮らしへと近づいていきます。
足元には、鹿児島市を中心にした航空写真が広がり、山から湧き出た水が川を流れて海へと注ぎ込む流れをたどることができます。自宅や学校を探しながら見ていくと、地球と自分たちの暮らしがつながっていることに、ふと気づかされます。

◆世界で今起きていることを、写真や図表で見つめる

ゾーン2の床には、全部で36枚の写真が並んでいます。ごみが大量に混ざった海でサーフィンをする人や、地球温暖化によって溶けている北極の氷、ゴミ捨て場をあさるホッキョクグマの姿など、近年の環境問題を取り上げた写真です。それぞれにSDGsの17のゴールのアイコンが添えられていて、世界で起きている問題がどの目標と結びついているかが一目でわかります。

壁面には、世界のエネルギー消費量や温室効果ガスの排出量、人口増加などを示した図表も。難しいテーマも、図と数字を組み合わせることでぐっとわかりやすくなっています。

◆環境についての4つのテーマを、体験しながら考える

▲「生物多様性の保全」コーナーのパネル展示

▲「自然環境の保全」コーナー。海洋汚染についての展示

▲フロアには、環境に関する書籍も置かれています

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ゾーン3は、体を動かして遊んだり、模型を触ったり、パネルを見ながら、環境保全について考える場所。「生物多様性の保全」「自然環境の保全」「循環型社会の構築」「脱炭素社会の構築」という4つのテーマで構成されています。

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「生物多様性の保全」コーナーでは、実際に手に取れる絶滅危惧種の模型や、生態系ピラミッドをイメージした大きな積み木などで遊びながら、地球上のさまざまな生き物と私たちのつながりについて考えられます。
「脱炭素社会の構築」コーナーにあるエコ計算機では、CO2の削減量や節約できる電力量を計算することができます。日常のちょっとした行動の積み重ねが、大きな変化につながることをゲーム感覚で実感できる、子どもに人気の展示です。

◆レトロな空間で、南九州初のデジタル地球儀を使って学ぶ

ゾーン4は、小学校の廃材を使って昭和46年の小学校の教室を再現した空間で、その時代にタイムスリップしたよう。黒板の横には、南九州初導入の「デジタル地球儀」が置かれ、宇宙から見た地球の様子や、気候変動のシミュレーションなどが映し出されます。

ここでは、スタッフの解説を聞いたり資料を見たりしながら、デジタル地球儀を使って環境問題について学ぶ、授業のような体験ができます。
取材時は地球温暖化について学ぶプログラムでした。地球温暖化や温室効果ガスについての解説とあわせて、年を追うごとに気温上昇の範囲が広がっていく様子が地球儀に映し出されます。数字だけでは伝わりにくい変化の規模やスピードを、直感的に感じることができます。
そのほか、200本以上のコンテンツを見ることができ、何度訪れても楽しめます。


環境問題に親しみ、未来について考えられる「かごしま環境未来館」。周辺には芝生の広場もあり、館内の見学後に遊ぶ家族連れも多くいます。ぜひ週末におでかけしてみてください。

INFORMATION

かごしま環境未来館

住所
鹿児島県鹿児島市城西2丁目1−5
電話番号
099-806-6666
開館時間
9:30~21:00(日曜日、祝日は~18:00)
定休日
月曜(祝日の場合はその後の最初の平日)、12月29日~1月3日
入館料
無料
駐車場
有(50台 うち、バス専用駐車場4台)、イベント時は臨時駐車場有、駐輪場有
その他
シェアサイクル「かごりん」ポート有
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2026年04月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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