
あちこちに点在している情報が、共通する線で結ばれて、やがて面となって現れる瞬間。ほほーっと、思えるその一瞬がたまらなく面白いです。
例えば、ある設計事務所の情報を介して、銭湯と喫茶店とお茶農家さんが結ばれるなど。


ご近所にある「薬師温泉」は、100年以上愛される地元の銭湯です。施設の老朽化に伴い、いったん休業した後、「アトリエ・サラダ」の設計で生まれ変わりました。
銭湯の懐かしい風景である「腰に手を当てて一気に飲み干す、風呂上がりのコーヒー牛乳」も、「明るい待ち合いスペースでゆっくり腰を掛けて、くつろぎのコーヒータイム」に進化。「番台+カフェ」は、幅広い世代が憩える空間になっています。

リノベーション+グリーンの空間にこもる


同設計事務所が自宅兼事務所としてリノベーションした鹿児島駅近くの3階建てビル。その1階に入居した「LUCK GREENSCAPE」もまちに開かれたカフェです。
カウンターで注文し、テーブルを兼ねた長いベンチに腰掛けて過ごす時間もいいし、奥にあるコンクリート壁とグリーンがいざなう「こもれる空間」で何かに集中する時間もいい。タイルを張ったテーブルのひんやり感も手伝って、残暑も遠のいていく気分です。



お茶の効能をサウナに生かす
さて、茶畑が広がる志布志市有明。「茶音(さおん)の蔵」で、お茶を使った料理を提供して人気を博している「堀口製茶」では、アトリエ・サラダと組んで、社内福利厚生用のサウナ施設づくりに着手しました。
サウナで蒸気を発生させるロウリュにお茶のアロマを使用し、水分補給のサウナドリンクに水出し緑茶を用意すると、お茶の持つリラックス効果で、「整う」時間をより充実させるのに役立ちそう。
銭湯+喫茶、喫茶+グリーン、グリーンティー+サウナ。
つながり、広がり、立ち上がってくる情報は、本当に面白いものです。