【鹿児島 ミュージアム特集】アートや歴史、生きものも。観光やおでかけにおすすめの17選!

【鹿児島 ミュージアム特集】アートや歴史、生きものも。観光やおでかけにおすすめの17選!
SPECIAL
#⿅児島中央駅周辺 #出⽔市 #南九州市 #天⽂館周辺 #姶良市 #指宿市 #湧⽔町 #薩摩川内市 #霧島市 #鹿児島駅周辺
#学ぶ #宇宙 #家族・子ども #歴史

今回紹介するのは、美術館や博物館をはじめ、水族館、科学館、宇宙館、薩摩焼の魅力に触れられる施設など、多彩なジャンルのお出かけスポットです。アート作品に心を動かされたり、歴史や文化に触れたり、生きものや宇宙の不思議に出合ったりと、それぞれに異なる発見や学びがあります。
ミュージアムというと子どもの学習施設というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、大人になった今だからこそ楽しめる展示や体験がたくさんあります。雨の日のおでかけ先としてはもちろん、知的好奇心を満たす休日のドライブや観光に。ぜひおでかけの参考にしてみてください。

姶良市・霧島市

・「鹿児島県霧島アートの森」作品を観賞しながら森散策

▲西野 康造『気流ー風になるとき』と「アートホール」

霧島連山のひとつ栗野岳の標高約700mにある野外美術館「鹿児島県霧島アートの森」。草間彌生氏をはじめ、国内外の著名なアーティストによる個性豊かな作品が点在しています。一年を通して楽しめる野外アートでは、さまざまな角度から作品を眺めたり、手で触れたり、座ったりしながら鑑賞できます。森の中を歩いていると、木々の間から突然作品が現れることもあり、自然とアートが溶け合う風景に出合えます。「アートホール」は、建築家・早川邦彦氏が設計した建物で、アルミに覆われた直方体の外観が印象的。ここでは、企画展やコレクション展が開かれます。

▲牛嶋 均『キリシマのキチ』
▲「アートホール」内の展示室 ※許可を取って撮影しています
INFORMATION

鹿児島県霧島アートの森

住所
鹿児島県姶良郡湧水町木場6340−220
電話番号
0995-74-5945
開園時間
9:00~17:00
休館日
月曜 ※祝日の場合は翌平日
年末年始 ※12/29~1/2
入園料
一般:400(320)円
高大生:280(220)円
小中生:200(160)円
幼児:無料
※( )内は20人以上の団体料金
可能な支払い方法
現金・クレジットカード・電子マネー
駐車場

※2026年6月の情報です

・「椋鳩十文学記念館」“少年動物文学”作品の世界観をじっくりと

鹿児島県姶良市加治木町にある「椋鳩十文学記念館」では、椋鳩十の生い立ちや経歴、執筆に使われた資料や原稿、私物など、貴重な品々が展示されています。
見どころのひとつは、多くの作品が生まれた書斎の復元。ほかにも、自由に手に取って読める執筆原稿や取材資料の写し、子どもと一緒に読書を楽しめる空間など、作品の世界観にじっくり浸れる工夫がされています。
椋鳩十の作品は、日本の児童文学で初めて“少年動物文学”として認められたもの。動物の生態や習性を正確に描きながら、動物と人間が自然の中で共に生きることの大切さを伝える作風が特徴です。本だけでなく、椋鳩十の生涯を紹介する映像や、代表作をもとにしたアニメ作品28本(各20分程度)から好きなものを選んで観ることもできます。

INFORMATION

椋鳩十文学記念館

住所
鹿児島県姶良市加治木町反土2624−1
電話番号
0995-62-4800
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30分まで)
休館日
月曜 ※祝日の場合は翌日
年末年始:12/29~1/3
入館料
小・中学生:220円
高校生以上:330円
※学生証提示で220円
可能な支払い方法
現金のみ
駐車場

※2025年7月の情報です

・「スターランドAIRA」宇宙の不思議にふれながら楽しむ天文台

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鹿児島市街地から車で約50分、姶良ICからは約25分。自然豊かな高台にある「スターランドAIRA」は、大型望遠鏡を使った天体観測やプラネタリウムが楽しめる天文台です。周囲に明かりが少なく、星空観察にぴったりの環境が整っています。
1階には、宇宙に関するさまざまな展示物が並び、レトロな投影機によるプラネタリウムも人気。1日5回上映され、各回40人まで鑑賞できます。
毎月第3日曜日の「家庭の日」には、プラ板でつくる誕生星座絵キーホルダーやスライム、厚紙を使ったロケット型紙飛行機など、親子で楽しめる工作教室を開催。連休や夏休み・冬休みには、昔懐かしいフィルムカメラケースを使ったプチロケットなど、内容が変わる特別なワークショップも行われます。屋上には、昼間でも月や星を観測できる望遠鏡が設置され、夜には観望会が開かれることも。

INFORMATION

スターランドAIRA

住所
鹿児島県姶良市北山997番地16
電話番号
0995-68-0688
営業時間
〈水〜金曜〉9:00〜16:30 ※祝日の月・火曜
〈土、日曜〉13:00〜21:00
休館日
月、火曜(祝日は開館)・年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料
〈一般・大学生〉220円(団体料金:160円)
〈小・中学生・高校生〉110円(団体料金:50円)
〈幼児〉無料
※10人以上団体料金あり

※2024年5月の情報です

・「重富海岸自然ふれあい館 なぎさミュージアム」で錦江湾の自然や生き物について学ぼう!

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JR重富駅から車で約4分。姶良市の重富海岸沿いに、周囲の松林に溶け込むように「重富海岸自然ふれあい館 なぎさミュージアム」があります。ミュージアムの目の前に広がるのは、約53ヘクタールの重富干潟。錦江湾では最大規模の干潟で、干潮時には実際に歩いて観察することができます。
館内では、錦江湾の成り立ちや干潟の役割についてパネルや模型。水槽には、およそ50種類(※)の生き物が飼育され、錦江湾の自然と生き物の様子が楽しみながら学べる展示がされています。有料で長靴やバケツ、スコップなどの貸し出しも行っており、手ぶらでも散策や観察ができます。干潟は干潮時にしか現れないので、訪れる前に時間を調べておくと安心です。

※生き物の種類数は日々変動することがあります

INFORMATION

重富海岸自然ふれあい館 なぎさミュージアム

住所
鹿児島県姶良市平松7675
電話番号
0995-73-3146
営業時間
9:00~17:00
定休日
火曜、年末年始
※時期によって変動あり。詳しくはホームぺージをチェックしてください
入館料
無料
駐車場
その他
豊かな自然を次の世代へ残すために、海岸や周辺施設はマナーを守って利用しましょう

※2026年4月の情報です

北薩エリア(出水市、薩摩川内市)

・「クレインパークいずみ」出水の街とツルの魅力がまるごと学べる博物館

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ツルの渡来地として知られる出水市ツル観察センターから車で約20分の場所にあるのが、「出水市ツル博物館クレインパークいずみ」です。遊具やツリーハウスが設置された花公園の中に建つ施設は、卵を抱く親ヅルに寄り添う子ヅルの姿をイメージして設計されています。1995年に開館したこの施設では、ツルに関する調査研究が行われており、常設展示ではその活動や出水に渡来するツルの生態を中心に、世界のさまざまなツルについても知ることができます。
有料の常設展示は「ひとのコーナー」「まちのコーナー」「自然のコーナー」という3つのテーマで展示されています。世界に生息する15種と、その中で出水に渡来する7種と1雑種を紹介。また、羽数調査活動はもちろん、来館者自身も映像を見ながら羽数を数える体験ができます。
館内には有料の常設展示だけでなく、無料で利用できるキッズスペースや出水平野を一望できる屋上展望所があり、企画展の開催も行われています。

「出水市ツル博物館クレインパークいずみ」を詳しく見る

INFORMATION

ツル博物館 クレインパークいずみ

住所
鹿児島県出水市文化町1000
電話番号
0996-63-8915
営業時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
4月~10月:毎週月曜(※祝日の時は翌日)
11月~3月:無休
入館料
・大人330円
・高校生、大学生 220円
・小学生、中学生 110円
※20人以上の団体割引あり
可能な支払い方法
現金・クレジットカード・電子マネー
駐車場

※2025年9月の情報です

・「せんだい宇宙館」天文台と宇宙が、遊びながら学べる体験型アクティビティ

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JR川内駅から車で約20分の場所にある「せんだい宇宙館」は、天文台と宇宙に関する展示の両方が楽しめます。遊びながら宇宙のことが学べる、体験型アクティビティが子どもたちに人気の施設。古代バビロニアをモチーフにした展示室と、体を動かしながら学べる近未来的な展示室があります。入口で登録するイシュタルカードには、館内でのゲームの結果が記録され、出口でその成績とともに、星座占いや運勢がプリントされます。自分の記録を更新したくなり、何度もチャレンジしたくなる面白さです。
晴れた夜には2階の観測室で観望会を。昼間は川内の街や川内川、九州新幹線も見える大パノラマが広がります。また、屋根が全開する「スライディングルーフ」から、広い空や景色をいつでも眺められる設計に。エントランスは入場無料で、天体に関する工作や絵本、星座のグッズや宇宙食などを購入することもできます。

INFORMATION

せんだい宇宙館

住所
鹿児島県薩摩川内市永利町2133番地6
電話番号
0996-31-4477
営業時間
10:00〜21:00(最終入館〜20:30)
休館日
月曜(祝日の場合は翌日)
入館料
大人(高校生以上):500円
小・中学生:300円
未就学児:無料
※20名以上団体料金あり
駐車場
有(200台)

※2024年7月の情報です

鹿児島エリア(鹿児島中央駅周辺、天文館周辺、鹿児島駅周辺、谷山周辺)

・「長島美術館」桜島を望む絶景と約1,000点の美術品が魅力

▲1階フロア、彫刻家オーギュスト・ロダンの代表作『考える人』※特別に許可を経て撮影しています

▲【第1展示室】「日本近代洋画の父」黒田清輝をはじめ、鹿児島ゆかりの画家たち ※特別に許可を経て撮影しています

▲【第2展示室】印象派からエコール・ド・パリまで世界の名画を鑑賞 ※特別に許可を経て撮影しています

▲【第4展示室】古代アンデス文明の美術品約140点を展示 ※特別に許可を経て撮影しています

▲【第5展示室】華やかな白薩摩の魅力に触れる ※特別に許可を経て撮影しています

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錦江湾と雄大な桜島、鹿児島市街地を一望できる「長島美術館」は、1989年に開館し、地域文化の発展への貢献を目的として設立されました。館内の1階フロアと地階ホールには7つの展示室があり、鹿児島ゆかりの作家から海外の作家による絵画や彫刻、ガラス美術品、土器、薩摩焼など約1,000点が展示しています。
第7展示室では、収蔵コレクションの中から特定の作家に焦点を当てた企画展や、現在活躍するアーティスト・作家による企画展を、約3カ月ごとに入れ替わり開催しています。
喫茶室も併設されており、美しい景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごせるのも魅力です。喫茶室では、スイーツやドリンクはもちろん、パスタとピザが楽しめます。展示作品を鑑賞したあとは、桜島や鹿児島市街地を望む庭園を散策したり、喫茶室でゆっくり過ごしたりするのもおすすめです。

INFORMATION

長島美術館

住所
鹿児島県鹿児島市武3-42-18
電話番号
099-250-5400
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
※元日は開館時間が変更になる場合があります

【喫茶室】
11:30~16:00(L.O.15:30)
※定休日は美術館休館日に準ずる
休館日
毎週火曜
※祝日の場合は翌平日
※特別企画展・その他の企画展の期間は無休で開館する場合があります
入館料
一般 1,000円
高校生・大学生 800円
小学生・中学生 400円
シニア(65歳以上)500円
※団体料金、障がい者割引はホームページで確認を
※常設展観覧料、特別企画展が開催されている場合は別途料金がかかることがあります
可能な支払い方法
現金・クレジットカード・電子マネー
駐車場

※2026年6月の情報です

・西洋美術の名作や鹿児島ゆかりの作品がそろう「鹿児島市立美術館」

▲緑に囲まれた美術館。彫像やベンチも配置され、ゆったりとした時間が流れています

▲1階 エントランスホール

▲天井ドームはライトアップされることも

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天文館から徒歩約10分。国道10号線沿いにたたずむ「鹿児島市立美術館」は、近現代の西洋美術から鹿児島ゆかりの作家による作品まで、4,500点以上の作品を収蔵する美術館。かごしまメルヘン館や近代文学館、黎明館などが立ち並ぶ、“かごしま文化ゾーン”の一角にあります。
館内入ってすぐに広がるのは、大理石のエントランスホール。同館のトレードマークでもある吹き抜けの天井ドームは、伝統工芸品である薩摩切子の文様をモチーフにデザインされています。

▲モネ『睡蓮』

▲印象派の作品から始まる、西洋美術の展示

▲鹿児島ゆかりの作家が手がけた作品

▲黒田清輝『桜島爆発図』

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2階には3つの常設展示室があり、年5回・季節ごとに展示内容が入れ替わります。展示は、近代美術から現代美術へと続き、時代ごとの表現の特徴を自然とたどる構成です。
そのなかには、同館のコレクションを代表する名作『睡蓮』が展示されていました。この作品は、印象派の巨匠・モネの「睡蓮」シリーズ最初期の一作です。そのほか、黒田清輝や海老原喜之助など、鹿児島ゆかりの作家が手がけた作品が鑑賞できます。また、2025年度には草間彌生の絵画も新収蔵されました。

▲薩摩焼や薩摩切子が並ぶ展示ギャラリー
▲子ども向けの本もあります

同じく2階には、展示ギャラリーや美術関連の書籍、雑誌、展覧会図録が閲覧できるアートライブラリーのコーナーも。展示ギャラリーでは、所蔵品のなかでも彫刻や鹿児島の工芸品などを中心に展示しています。

1階の一般展示室では、公募展・団体展のほか、同館主催の特別企画展などを開催。
特別企画展開催時は、イベントやワークショップも予定しています。所蔵作品や展覧会にまつわるグッズを販売するミュージアムショップもあるので、来館の記念にのぞいてみて。

■2026年~2027年開催予定の特別企画展
7/17(金)~8/30(日):
「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」
10/2(金)~11/15(日):
「写真家ソール・ライターの原点 Origins in Color」
12/24(木)~1/31(日):
「シルバニアファミリー展 40th」
※2026年7月の情報です。最新の情報はホームページをチェックして

2026年4月にはカフェも新たにオープンしました。ふらりと立ち寄って、本格的な芸術に出会える「鹿児島市立美術館」に、ぜひおでかけしてみてください。

INFORMATION

鹿児島市立美術館

住所
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
電話番号
099-224-3400
開館時間
9:30~18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日(祝日の場合はその翌平日)、12月29日~1月1日 ほか
入館料
一般:600(450)円
高校・大生:400(300)円
小・中学生:300(220)円
幼児:無料
※()内は、鹿児島市民料金(鹿児島市居住者の観覧料金)
※鹿児島市民料金で利用する場合は、住所確認ができる書類等の提示が必要です
※毎月第3日曜は、小・中学生が常設展を無料で観覧可能
※特別企画展の料金、団体割引、年間パスポートについてはホームページで確認を
可能な支払い方法
現金・クレジットカード・電子マネー
※特別企画展の観覧料では利用不可
駐車場
有(美術館駐車場:6台、近代文学館・メルヘン館・美術館共用駐車:31台)
Instagram
@kcmoart_ig

※2026年6月の情報です

・「いおワールド かごしま水族館」海の中の生命力を感じるおでかけスポット

▲「黒潮大水槽」を泳ぐジンベエザメ

▲「イルカプール」で見られる見事なジャンプ

▲「うみうし研究所」では、ウミウシの飼育研究を行っています

▲「水族館の果実堂」のドリンク&フードメニュー

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2026年5月に開館29周年を迎えた「いおワールド かごしま水族館」。桜島フェリーターミナルから歩いて約5分のところにある、錦江湾に面した水族館です。
2階の「黒潮大水槽」では、世界最大の魚・ジンベエザメやエイをはじめとした魚たちが悠々と泳ぎ、「ジンベエザメの食事の時間」や「大水槽のなかまたち解説タイム」を毎日実施。「イルカプール」のスタンドからは迫力のあるジャンプが見られ、地下2階ではガラス越しにイルカが泳ぐ姿も観察できます。そのほか、奄美大島を中心とした南西諸島周辺に暮らす生き物を展示する「南西諸島の海」エリアや日本初のウミウシの常設展示コーナー「うみうし研究所」も。1階の「アザラシ水槽」では、飼育員の解説と一緒に「あざらしの食事の時間」が楽しめます。
鑑賞後は、レストラン「水族館の果実堂」でひと休み。テラス席で潮風を感じながら過ごすのもおすすめです。

INFORMATION

いおワールドかごしま水族館

住所
鹿児島県鹿児島市本港新町3ー1
電話番号
099-226-2233
開館時間
9:30~18:00(入館は17:00まで)
※夏休みの土・日曜とお盆などは~21:00
休館日
12月の第1月曜から4日間
入館料
高校生以上:2,000(1,500)円
小・中学生:1,000(750)円
幼児:無料
※()内は、鹿児島市民料金(鹿児島市居住者の観覧料金)
※鹿児島市民料金で利用する場合は、住所確認ができる書類等の提示が必要です
可能な支払い方法
現金・クレジットカード・電子マネー
駐車場

※県営第1~3駐車場等を利用してください
ホームぺージ
https://ioworld.jp/

※2026年6月の情報です

・文化財に触れて時空の旅を楽しむ「尚古集成館」

仙巌園駅から歩いて約1分。1923年に開館した島津家歴史博物館「尚古集成館」では2つの国の重要文化財に会えます。1つは建物自体。幕末に建造された「旧集成館機械工場」で、国内に現存する最古の洋風工場建築。現在は世界文化遺産の構成資産です。建物の内部には、25馬力の蒸気エンジンがあり、多くの工作機械が稼働していました。
もう1つの重要文化財は「形削盤(かたけずりばん)」。金属の切削を行うオランダ蒸気船会社製の機械で、旧集成館機械工場で使われていました。上部の前端に取り付けた工具を前後に動かして、テーブルに固定した金属工作物を切断する機械です。
2026年夏の企画展は「文化凜然戦国島津」がテーマで7月末までは有形文化財の茶入れ「平野肩衝(ひらのかたつき)」を展示しています。豊臣秀吉から島津義弘へ恩賞として与えられ、後に徳川家光の訪問でも使用された逸品です。8月~9月初旬は国内で唯一現存する「太閤検地尺(たいこうけんちしゃく)」を展示します。検地奉行を務めた石田三成の署名を確認できる貴重な史料です。
この夏、文化財に触れ、時空を旅してみませんか。

▲1863年にフェイエノートルのN.S.B.M社で造られたことを示す銘板が取り付けられています
INFORMATION

尚古集成館

住所
鹿児島県鹿児島市吉野町9698-1
電話番号
099-247-1511
営業時間
9:00~17:00
定休日
年中無休
入場料(仙巌園と共通)
一般:1,600円(Web購入 1,500円)
小中学生・高校生:800円(Web購入 750円)
※夏休み期間中は、小中学生・高校生の入場料無料
※修学旅行や学校行事での利用、および旅行会社による団体旅行・個人プランは対象外
可能な支払い方法
現金・クレジットカード・電子マネー
駐車場
有(駐車料金 500円)

※2026年6月の情報です

・リニューアルした「鹿児島市立科学館」で、旅するように地球や宇宙を科学しよう!

▲地球の重力と太陽系の天体の重力の違いをゲーム感覚で学べる「グラビティチャレンジ」

▲H1ロケットの2段目エンジンLE-5の実物展示

▲太陽の活動や構造が立体的に観察できる「太陽の不思議」のコーナー

▲滑車の作用が学べる「滑車のしくみ」のコーナー

▲桜島の様子を上空から眺められる「桜島スカイサイクル」

/

鹿児島中央駅から車で約13分のところにある「鹿児島市立科学館」は、2026年3月に常設展示が大規模リニューアル。体験型展示やデジタル技術を活用した展示が充実し、子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめます。
展示ゾーンは3・4階。全面リニューアルした4階のテーマは「鹿児島と宇宙」。太陽の構造を立体的に観察できるコーナーや、ロケットエンジンの噴射を映像と音で体感できるコーナーなど、デジタル技術を活用した体験型展示がそろっています。同フロアには、私たちの生活を支える科学の技術や原理にフォーカスした「身の回りの科学」の展示コーナーもあります。3階は「地球の科学」がテーマで、強風や地震の疑似体験、桜島を上空から眺める展示など、鹿児島ならではの体験型展示が充実。プラネタリウムやドームシネマが楽しめる、5階「宇宙劇場」の上映スケジュールなどの詳細は、ホームページをチェックしてみてください。

INFORMATION

鹿児島市立科学館

住所
鹿児島県鹿児島市鴨池2丁目31-18
電話番号
099-250-8511
開館時間
9:30~18:00(入館は17:30まで)
休館日
火曜(祝日、1月2・3日の場合は、その後の平日)、年末年始(12月29日~翌年1月1日)
入館料
高校生以上:800(600)円
小・中学生:300(220)円
幼児:無料
※()内は、鹿児島市居住者の料金
※鹿児島市民料金で利用する場合は、住所確認ができる書類等の提示が必要です
※宇宙劇場は、入館料のほかに宇宙劇場観覧料が必要です
※幼児は入館料・観覧料無料です。ただし、宇宙劇場で座席を使用するときは観覧料が必要になります
※団体割引、年間パスポートについてはホームページで確認を
可能な支払い方法
現金・クレジットカード・電子マネー
駐車場
鴨池公園駐車場を利用してください
(市立科学館の専用駐車場はありません)
ホームぺージ
https://www.k-kagaku.jp/

※2026年6月の情報です

・体感できるスポット「鹿児島市立ふるさと考古歴史館」考古歴史を遊びながら学ぶ

/

鹿児島中央駅から車で約23分。慈眼寺公園に隣接する場所に「鹿児島市立ふるさと考古歴史館」があります。館内では、鹿児島市内を中心に遺跡で発掘された遺物(※)や、それらの関連資料が展示されています。先人たちが残した貴重な遺物を通して、鹿児島の歴史を学ぶことができます。
年代ごとにたどる暮らしと文化の移り変わりや出土品や、鹿児島市の遺跡を楽しく学べる「地形テーブル」と各遺跡をモチーフにしたキャラクター「いせキャラ」など。子どもたちに人気の「発掘体験」は、常設展の観覧料だけで参加できます。スコップ片手に掘っていく「発掘体験」は、遺物を見つけた瞬間のドキドキはまるで本物の考古学者。「発掘体験」の実施時間は、夏休み等は増えるので、お出かけ前にホームページや電話で確認を。

※遺物・・・遺跡から発掘される土器、石器、金属器、木製品、ガラス製品、骨角器など、人が作ったものや、自然から切り離されて使用された動産的な「モノ」のこと

▲地層をそのまま展示!3つの火山灰層の「剥ぎ取り地層」
INFORMATION

鹿児島市立ふるさと考古歴史館

住所
鹿児島県鹿児島市下福元町3763-1
電話番号
099-266-0696
営業時間
9:00~17:00
休館日
月曜 (休日のときはその翌平日)
年末年始(12月29日~1月1日)
常設観覧料金
大人(高校生以上):450円
小学生・中学生:220円
※団体割引、年間パスポートについては公式ホームページを
可能な支払い方法
現金のみ
駐車場
Instagram
@kouko.kan

※2025年11月の情報です

・世代を超えて、文学の世界に親しめる「かごしま近代文学館・メルヘン館」

▲「放浪記」の作者・林芙美子の展示

▲「向田邦子の世界」

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県立博物館や図書館、市立美術館など、文化的なスポットが点在するエリアの一角に、「かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館」。
館内に入って左手は、鹿児島ゆかりの作家や、鹿児島を舞台にした作品が紹介されている「近代文学館」。「鹿児島ゆかりの作家たち」のコーナーでは、海音寺潮五郎・林芙美子・椋鳩十・梅崎春生・島尾敏雄の5人に焦点を当て、ジオラマや資料、愛用品などを通して作品や生涯を紹介しています。
館内入って右手は、童話や民話の世界を五感で楽しむ体験型施設「かごしまメルヘン館」。「おはなしのまち」では、『ヘンゼルとグレーテル』に出てくるお菓子の家や、『ジャックと豆の木』をイメージしたアスレチックなど、遊びながら作品の世界が楽しめるコーナーになっています。
そのほか、絵本や紙芝居が親子で読める「親子読書コーナー」や、鹿児島ゆかりの文学雑誌・作品が読める「ライブラリー」と、無料で利用できるスペースもあります。

INFORMATION

かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館

住所
鹿児島県鹿児島市城山町5-1
電話番号
099-226-7771
開館時間
9:30~18:00(入館は17:30まで)
休館日
火曜(休日の場合は翌平日)
年末年始(12月29日~1月1日)
常設観覧料金
◆かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館
一般:600円(450円)
大学生・高校生:450円(370円)
中学生・小学生:300円(220円)

◆共通
一般:1,000円(750円)
大学生・高校生:750円(610円)
中学生・小学生:500円(360円)

※()内は、鹿児島市居住者の観覧料金です
※特別企画展の料金や、団体割引、年間パスポートについては公式ホームページをご確認ください
可能な支払い方法
現金・クレジットカード・電子マネー
Instagram
@kinmeru

※2025年12月の情報です

・「維新ふるさと館」西郷隆盛が生まれた加治屋町で、幕末から明治維新の歴史をたどる

▲集成館事業のコーナー

▲国産洋式軍艦「昇平丸」の模型

▲郷中教育ゾーン

▲維新体感ホール

▲「維新への道」※維新ふるさと館より提供画像

/

鹿児島中央駅から徒歩約8分。西郷隆盛や大久保利通など、多くの偉人が生まれた鹿児島市加治屋町に、幕末から明治維新の歴史を体感しながら学べるミュージアム「維新ふるさと館」があります。体を動かして楽しめるインタラクティブ映像や、わかりやすいジオラマ、等身大ロボットによるドラマ上映など、子どもから大人まで夢中になれる仕掛けがそろいます。
幕末の日本は、海外の文化や技術が一気に流れ込み、大きく変わろうとしていた時代。そうした中で、外国との関わりをいち早く意識しながら、新しい国づくりに挑んだのが薩摩藩です。その中心となった藩主・島津斉彬と、西郷隆盛や大久保利通。それぞれの人生や想いに触れながら時代の流れに思いをめぐらせると、館内の展示や体験も一層楽しめます。
また、大河ドラマで話題となった「篤姫」や「西郷どん」の衣装やセット、貴重な資料の展示もあり、見応えも十分。まずはここで学びを深めてから、鹿児島各地の歴史巡りへ出かけてみるのもおすすめです。

INFORMATION

鹿児島市 維新ふるさと館

住所
鹿児島県鹿児島市加治屋町23-1
電話番号
099-239-7700
入館料
大人:450円(鹿児島市民)、600円(市外)
小人:220円(鹿児島市民)、300円(市外)
※詳しくはホームページを
営業時間
9:00~17:00
休館日
年中無休
※臨時休業は、Instagramやホームページで確認を
可能な支払い方法
現金・クレジットカード・電子マネー
駐車場

※2026年4月の情報です

・「かごしま環境未来館」地球環境の今を知り、未来について考える施設

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鹿児島中央駅から車で約7分。芝生が植えられたアーチ状の屋根が特徴的な「かごしま環境未来館」があります。ここは、身近な暮らしから地球規模の環境問題まで、幅広いテーマを発信しており、楽しみながら環境のことを学べる施設です。
常設展示では、“見て、触れて、体験しながら”、地球で起きていることと自分の暮らしとの関わりを感じられる4つのゾーンがあります。難しく考えすぎず、気軽に覗いてみる感覚で楽しんでみて。宇宙から見た地球の様子や、気候変動のシミュレーションなどが映し出される「デジタル地球儀」は、南九州初導入です。200本以上のコンテンツを見ることができ、何度訪れても楽しめます。

INFORMATION

かごしま環境未来館

住所
鹿児島県鹿児島市城西2丁目1−5
電話番号
099-806-6666
開館時間
9:30~21:00(日曜日、祝日は~18:00)
定休日
月曜(祝日の場合はその後の最初の平日)、12月29日~1月3日
入館料
無料
駐車場
有(50台 うち、バス専用駐車場4台)、イベント時は臨時駐車場有、駐輪場有
その他
シェアサイクル「かごりん」ポート有

※2026年4月の情報です

南薩(指宿市・南九州市)

・薩摩の歴史と美を一度に楽しめる「薩摩伝承館」

▲入口はいってすぐ「本薩摩」「京薩摩」「横浜薩摩」の名品が出迎えてくれます

▲「和漢風俗図獅子乗大香炉」

▲「錦手籬牡丹図花瓶」

▲「金襴の間」

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指宿市の老舗温泉旅館・白水館の敷地内にある「薩摩伝承館」は、薩摩の歴史や文化、美術の魅力を伝える美術館です。2008年に開館し、白水館の創業家が60年以上かけて収集した約3,000点のコレクションの中から、約380点を展示しています。まず目を引くのは、その美しい建築。世界遺産である京都・平等院鳳凰堂を模して造られており、池を望む優雅な佇まいは、訪れる人を非日常の世界へ誘います。
館内では、「ここに来れば、薩摩がわかる」をコンセプトに、幕末から明治にかけての薩摩の歴史や文化を紹介。1階には、海外で高く評価された豪華絢爛な薩摩焼「薩摩金襴手」の名品が並びます。金彩や緻密な絵付けが施された花瓶や香炉は、職人の卓越した技術を感じさせるものばかり。約130点の薩摩金襴手を展示する「金襴の間」も見どころです。

2階では、西郷隆盛ゆかりの品々や薩摩藩に関する資料を展示。書簡や懐中時計などを通して、日本の近代化を支えた薩摩の歴史に触れることができます。また、中国陶磁器や薩摩切子など国内外の貴重な美術品も鑑賞できます。館内にはレストランやミュージアムショップも併設。美術鑑賞とともに、薩摩の工芸や食文化も楽しめます。

INFORMATION

薩摩伝承館

住所
鹿児島県指宿市東方12131−4
電話番号
0993-23-0211
開館時間
9:00~18:00(最終入場 17:00)
休館日
不定休
※主に水曜。指宿白水館の休館スケジュールに準ずる

【休館に伴う変則営業について】
連休(2〜3日間)となる場合、中日は終日休館となります。
● 休館の初日 9:00~13:00(午前のみ開館)
● 休館の中日 終日休館
● 休館の翌日 13:00~18:00(午後から開館)

※貸切などもあるため、公式ホームページにて確認か、事前に電話にてお問合せを
入館料
大人:1,500円
大学生:1,200円
高校生:600円
小中学生:300円
※企画展やイベントにより別途料金が発生する場合があります
可能な支払い方法
現金・クレジットカード・電子マネー
駐車場

※2026年6月の情報です

・「タツノオトシゴハウス」番所鼻自然公園で出会うタツノオトシゴと海の世界へ

鹿児島市街地から南へ車で約1時間。番所鼻自然公園(band park)内に、タツノオトシゴの観光養殖場「タツノオトシゴハウス」があります。館内では、世界に約50種類いるタツノオトシゴのうち4種類を展示しています。
漢字で「竜の落とし子」と書かれるため、龍の化身ともいわれるタツノオトシゴは、古くから幸せのシンボルとして親しまれてきました。また、オスが出産をするという珍しい特徴があります。メスから卵を受け取る際に2匹の体がハートの形になることから、「縁結び」や「安産」のご利益があるともいわれているそう。展示のほかに、館内ではタツノオトシゴをモチーフにしたグッズ販売や、親子で楽しめる「海」をテーマにしたワークショップができます。

INFORMATION

タツノオトシゴハウス

住所
鹿児島県南九州市頴娃町別府5202
電話番号
0993-38-1883
営業時間
10:00〜16:30
休館日
火曜日(祝日の場合は営業)
入館料
無料
可能な支払い方法
現金、電子マネー、クレジットカード
駐車場

※2024年7月の情報です

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本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。
内容は2026年07月時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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